流行りの眉を意識しすぎて書くと、自分のお顔に似合っていない眉になっているかもしれません。眉はその人の印象を大きく左右するパーツです。まずは、本当に自分に似合う眉の形を知り、書くことが大事だと思います。自然な眉を描いて、魅力的なお顔になりましょう。今回は、そんな自然な眉「ナチュラル眉毛」の書き方をご紹介します。
自然な眉毛の書き方のポイント
皆さまは、眉を書くとき、眉頭がどこから始まって、眉山がどこに位置して、眉尻がどこで終わるのか、考えたことがありますか?
どのあたりを目安にして書くと良いか、どのあたりにあると自然なのか、みていきましょう。
「眉頭」の位置は、小鼻と目頭を結んだ延長線上
眉頭は、眉の始まりの場所をいいます。自然に仕上げるために、眉頭は重要なポイントです。
眉頭は、小鼻の際の延長線上が目安です。
眉頭が内側に入りすぎてしまうと、気難しそうな印象が強くなってしまいます。
例えば、人はムッとしたとき、眉間にしわが寄ります。
そのとき、左右の眉毛も内側にグッと入っています。
つまり、眉頭を内側に入りすぎて書いてしまうと、眉間にしわを寄せたときのような、気難しそうな印象が出てしまうのです。
「眉山」の位置は、黒目の外側・目尻の延長線の間
眉山は、眉のいちばん高い場所をいいます。
鏡で自分の顔を正面から見て、黒目の外側の延長線と目尻の延長線を意識して、描くといいです。
そしてもうひとつ、大事なポイントがあります。
眉を上下に動かすと、筋肉が盛り上がったように見える「眉弓筋(びきゅうきん)」があります。
眉弓筋を目安に、眉山を描くと自然です。
「眉尻」の位置は、小鼻の際目尻を結んだ延長線上
眉尻は、眉の終わりの場所をいいます。
小鼻の際と、目尻の延長線上の位置を目安にし、眉頭よりも眉尻を下げないように描くと自然です。
まとめ
正しい位置に眉を書いていただければ、自然な眉毛になります。自然な眉は、表情も豊かに出て、魅力的です。
今回の内容は、おひとりおひとり、お肌やお化粧品が違いますので、「必ずこのように行ってください」というものではありません。
ご自身に合ったやり方を見つけるのが、いちばんだと思います。
ただ、ナチュラル眉毛を書きたいときに、ご紹介した眉毛の位置が、メイクの参考になって、少しでも皆さまのお役に立てると嬉しいです。
(取材:「キレイの先生」編集部 文:癒しの小部屋 salon de Charis(カリス) 知子 先生、「キレイの先生」編集部)
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