(こちらは、2016年5月13日に公開された『音叉ヒーリングとは?自分の周波数が変われば人生も変わる!』を再編集したものです)
「キレイの先生」編集部です。
今回のテーマは、「音叉セラピー(音叉ヒーリング)」です。
記事のタイトルは編集部でつけているのですが、今回の「人生が変わる」という表現は、誇張し過ぎかと迷いました。
ただ、その表現がぴったりだと思いました。
音叉の効果で、自分のことを知って自分自身を変えることで、生き方が変わり、世界の見え方が変わってくるといいます。
私の言葉で説明するのは難しいので、ヒーリングエステ feerique の小松 佳代子 先生とのインタビューをご覧になってみてください。
私も取材中、音叉ヒーリング(セラピー)を体験させていただいたのですが、人の身体の不思議さと面白さを深く感じました。
目次
音叉セラピー(音叉ピーリング)とは
― 小松 先生、本日はよろしくお願いします。私は今回、「ヒーリングエステ feerique」さんのメニューで見て、「音叉ヒーリング」というセラピーがあることを知りました。音叉にヒーリング効果があるというのに、驚きました。今日は、音叉ヒーリングについて教えていただきたいと思います。
音叉は元々、楽器を調整するためのものです。「オンサセラピー(音叉ヒーリング)」で使用する音叉(上写真)は、陰陽五行を元に作られていて、人の身体と心のバランスを整えることができます。
陰陽五行は、東洋医学から生まれた思想で、自然界には「木」・「火」・「土」・「金」・「水」の5つの要素があるとされています。これらは循環の関係にあります。
・水が木を育て
・木が火を燃やし
・火が燃えた後は土になり
・土から金属が取れ
・金属の表面に水滴がつく
人はこの循環の中で生きています。
そして、人の感情や臓器も、この5つの要素に当てはめることができます。オンサセラピーも、その人の悩みが五行陰陽ではどれに当てはまるかで、どの音叉を使うかが変わってきます。
― お客様の悩みをお聞きして、音叉を選ぶんですね。
はい。ただ、お客様に悩みをお話しいただくだけじゃありません。お客様の身体の声を聞くんです。
人の心と身体は、つながっています。心は身体に出ます。肩こりや腰痛の原因になりますし、肌ツヤも変わります。
例えば、「周りにいる人はみんな敵だ」と鎧をつけて自分を守ろうとしているようなときには、肩こりになりやすいです。すると、整骨院に行って一旦は肩が軽くなっても、根本にある原因の悩みを抱えたままでは、またすぐ元に戻ってしまいます。また、なにか納得できないことがあってモヤモヤしていることがあると、胃に来ることがありますよね。
悩みを改善するには、根本の問題から見ていくことも大切なんです。
カウンセリングでは、まず筋肉を触りながらその反応を見ることから始めます。それによって、その人がどんな感情を持っているのかを探ります。それを「キネシオロジー」といいます。海外では、お医者さんが使っていたりもするんですよ。
― 筋肉の反応で、感情が分かるんですか…?
筋肉は感情が記憶されているんですね。例えば、昔に怖い先生がいて、その人が顔は細長くてメガネをかけていたとします。すると、似たような人と出会ったとき、急に頭が痛くなったりすることがあります。
それは、無意識の内に、筋肉が感情を記憶しているからなんですね。
― そうなんですか…。
実際に試してみましょうか? そうしたら立ってもらって、左手を身体にぴったりとくっつけて、手の甲をひっくり返してください。私が手を引っ張りますので、身体から離れないように力を入れてくださいね。
(小松 先生が、その手を身体から離すように引っ張る。力を入れているつもりなのだが、手は身体から引き離されてしまう)
じゃあ、反対の手です。
(同じことを、右手でも行う。同じように力を入れているつもりなのだが、なぜか右手の方が身体から簡単に離れてしまう)
なるほど。うーん…。いま、お仕事でなにか恐れや不安があります?
― え…? どうしてですか…?
右手は男性性なんですね。お仕事のことだったりが表れやすいんですよ。
― 恐れはないつもりですが、仕事の悩みはあります…。分かるんですか?
筋肉の反応で、「そうなのかなぁ」というのは感じますね。あとはこうしてお客様とコミュニケーションを取って、悩みの原因を探っていきます。
そうしたら、音叉を試してみましょうか? 使うのは、これとこれがいいかな…(と2種類の音叉を選ぶ)。
じゃあ、私が音叉を鳴らしますので、仕事で「こうなったらいいな」ということを頭の中で思い浮かべてください。いきますよ(と2つの音叉を鳴らして、両耳の先で音を響かせる。それを何度か繰り返す)。
はい。そうしたら、右手をさっきと同じように身体にくっつけてください。手が身体から離れないようにしてくださいね。じゃあ、もういちどこの手を引っ張ってみますよ。
(すると…右手は身体からなかなか離れない! さっきは軽々と引っ張られていたのに)
― ???
力を入れられるようになっているのが分かりますか?
― はい。さっきよりも力を入れているつもりは全然ないんです。なのに…。
はい(笑)。簡単にいうと、これがオンサセラピーです。
音叉の効果
― まだ驚きが抜けません。音叉の音を聞いただけで、身体の反応が簡単に変わるなんて…。どうして、こんなことが起こるんでしょうか?
そうですね。それには、周波数の話をしましょう。
ここに、同じ周波数の音叉が2つあったとします。それを離したところに置いて、片方を鳴らすと、もうひとつも共鳴して鳴るんです。
人も同じです。人も周波数を発しています。だから私たちも、同じ周波数の人と引き合うんです。それは、「引き寄せの法則」とも言ったりしますね。
ですから、「うまくいかないなぁ」と思っているときは、その周波数が出て、そういうことを引き寄せてしまったりもするんです。
― それは、よく分かります。たしかに、落ち込んだりしているときほど、嫌なことが続いたり、うまくいかなったりしますよね。それも、自分でそういう周波数を出しているから、引き寄せてしまうんですね。
「いい人と出会いたい」と言っている方も、まずは自分を上げていこうとすることです。自分の周波数が変われば、それに合う人と引き寄せられます。
「人を変えるには自分が変わる」といいますが、その通りなんです。他人の周波数は変えることができません。でも、自分の周波数なら変えられます。そして自分が変われば、周りも変わるんです。
サロンには、男性のお客様もいらっしゃるのですが、それまでは異性とあまり話したことがないという方も、ご自分が変わることによって、女性の方からたくさん声をかけていただくようになって「どうしよう」とお悩みを受けたこともあります(笑)。
― たしかに自分の周波数が変われば、引き寄せる環境も変わります。自分の周波数を変えるのに、音叉が役立つということでしょうか?
そうですね。この動画を見てみてください。蛇口から水が流れている映像なんですが、水に向けて、ある周波数を当てるとどうなるでしょうか?
(蛇口から真っ直ぐに流れていた水が、らせん状になる)
― え!?
周波数を変えると、こんなふうにも変わります。
(らせん状の水が上がっていくように見える。もちろん実際は下に流れている)
― これ、水に周波数を当てているだけなんですよね。水って、こんな形になるんですか?
はい、水は周波数で共鳴して形が変わるんです。
人の身体は、70%が水で出来ています。ですから、身体は周波数で振動して共鳴します。
オンサセラピーでは、音叉の音を聞きながら、「自分が本当はどうしたいのか?」、「どうなりたいのか」ということをイメージして、新しい自分の周波数を作っていくんです。
― 先程、私の身体の反応が変わったのは、音叉の音を聞きながら「こうなりたいな」ということをイメージして、自分の周波数が少し変わったからだったんですね。自分自身を変えるというのは、「ポジティブになろう」ということなんですか?
うーん、そこはちょっと違います。例えば、「辛いけど頑張れ」というのは、うつ病にもなりやすいんです。
それよりも、「自分の気持ちと向き合う」ということでしょうか?
例えば、辛いことがあっても我慢して、その気持ちにふたをすると、それがかえってストレスになってしまいます。心とやっていることがバラバラなんですね。
むしろ、そのネガティブな感情を受け止めて、吐き出すことです。そうすることで、感情をニュートラル(中間)にすることができます。
それが、スタートです。
― 最初に先生から「仕事で恐れや不安がありませんか?」と聞かれたとき、正直ドキッとしました。表には出していないつもりだったんですが、筋肉の反応が正直に表れていたんですね。話をお聞きして、人の身体の不思議さを改めて感じました。
私は以前、エステティシャンの仕事をしていたのですが、パニック障害になってしまったんです。それによって急に過呼吸になったりして、家に引きこもりがちになっていました。そんなときに出会ったのが、「キネシオロジー」です。キネシオロジーのカウンセリングを受けると、一回でパニック障害が治り、素の自分でいられるようになりました。
そして自分が変わると今度は、お客様も変わってくるんですね。お客様がキラキラして、どんどんきれいになっていくんです。
サロンでキネシオロジー(オンセラピーもその方法のひとつ)を取り入れるようになったのは、それがきっかけです。
きれいになるには、心と身体はつながっていますから、内側から美しくを作ることも大切です。
― 私自身も音叉セラピーを体験させていただき、「たったこれだけでもこんな変化があるのか」と驚きました。これが身体や顔にも表れてくるんですね。小松 先生、今日はありがとうございました。
まとめ
「キレイの先生」編集部です。
小松 先生に謝罪したいことがあります。。
正直にいうと取材前は、ヒーリングというのが「よく分からないな」と思っていました。
ただ、音叉セラピー(音叉ヒーリング)を体験させていただき、本当に驚きました。
音叉の効果で、身体の反応の変化が、自分でもよく分かります。
これは実際に体験しないと、なかなか言葉だけでは、伝わりきらないかもしれません。
普段のセラピーは1時間以上をかけるそうですから、自分の知らない自分に気付くこともできそうです。
「ヒーリングエステ feerique」さんには、会社の経営者から画家、就活生まで、幅広い方がお越しになられるそうです。
私も精神的にピンチなときは、その扉を叩かせていただこうと思います。小松 先生、そのときはよろしくお願いします!
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(取材:「キレイの先生」編集部 文:「キレイの先生」編集部)