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ピラティスで痩せる!ダイエット効果あるハーフロールダウン

本日のキレイの先生

林 優希 先生

ピラティスで痩せる!ダイエット効果あるハーフロールダウン

私はピラティススタジオでインストラクターをしていますが、生徒さんの中には1時間のレッスンで、お腹周りが3~4cm締まった方もいます。ピラティスは、ダイエットにも効果的なボディワークです。その理由と、痩せるのにお勧めなエクササイズ「ハーフロールダウン」をご紹介します。

胸式呼吸がダイエットに良い理由

ピラティスの呼吸法については、以前の記事でもご紹介しましたが、呼吸によって腹横筋でお腹を引き締めることができます。

お腹の両脇には、「腹横筋」という筋肉があり、ベルトのようにお腹を覆っています。

呼吸の際にこの腹横筋を意識して使うと、ベルトを締めるように、お腹を引き締める効果があります。

このように、ピラティスはその呼吸法を行うだけでも、ダイエットにつながります。

編集部のコメント

ピラティスの呼吸は、お腹を凹ませた状態をキープして行います。このとき、お腹に力が入っている(筋肉が使われている)のが感じられます。皆さまも、息を吐いてお腹を凹ませて、その状態をキープして呼吸してみてください。胸式呼吸がダイエットにも効果的なことが実感いただけると思います。

*ピラティスの呼吸法については、「ピラティスの呼吸法!胸式呼吸の方法とマーメイドストレッチ」も合わせてご覧ください。

自宅で簡単!ハーフロールダウンの方法

ピラティスでダイエットにもお勧めのエクササイズが、「ハーフロールダウン」です。

ご自宅でも簡単に行えます。

1)
まずは、膝を立てて座り、腕を前に伸ばします。両足の間の幅は、拳ひとつが入るくらいです。

ハーフロールダウンの方法1

2)
息を吐きながら、骨盤を後ろに傾けていきます。骨盤が床についたら、そこで身体を止めます。

ハーフロールダウンの方法2

身体全体を倒していくのではなく、お腹を押すようなイメージで骨盤を傾けるのがポイントです。

ハーフロールダウンの方法3

その体勢が苦しい方は、補助のツールを使いましょう。

スタジオでは、写真のようにボールを使っていますが、ご自宅では枕やクッションなどでも大丈夫です。

ハーフロールダウンの方法4

ボールを使うときも、お腹でボールを押していく意識をすることが大切です。

3)
骨盤が床についた状態をしばらくキープしたら、ゆっくりと身体を戻します。

ハーフロールダウンは、椅子やベッドに座った状態でも行えます。

ハーフロールダウンの方法5

もちろん、枕やクッションで補助していただいて大丈夫です。

やはりこのときも、お腹で押すようなイメージで、骨盤を後ろに傾けていきましょう。

編集部のコメント

ハーフロールダウンを体験させていただきました。恥ずかしながら、身体を倒す途中で耐えられず、後ろにすってんころりん。ボールの補助を使わせてもらうことにしました。それでも、お腹の筋肉が頑張っているのがよく分かります。これは本当に痩せるのに良さそう…。座っていてもできるので、時間があるときにやるようになりました。

まとめ

ハーフロールダウンは、1日に最大10セットでも大丈夫です。

ピラティスは、使っている部位を意識しながら正しく動かすことで、少ない量(時間)でも高い質で行える、効果的なボディワークです。

次回は、もう少し動きのある「スタンディングロールダウン」というエクササイズをご紹介します。姿勢改善におすすめのピラティスです。

*編集部:次回の記事は2016年2月12日に更新予定です。同日以降は、林 優希 先生の記事一覧から、次の記事をご確認いただけます。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:ピラティスインストラクター 林 優希 先生、「キレイの先生」編集部)

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