「最高の状態で結婚式を迎えたい! でも、忙しくてなかなかキレイへの時間が取れない!」そんなお悩みを持つお客様に、日常の中で無理なく実践できることをアドバイスしております。そのひとつが「食事」。「自炊できる時間なんて…」という方でも大丈夫。まずはお昼の外食を控えてみましょう。
「作る」のでは無く、「持ってゆくだけ」のお弁当いろいろ
ブライダルのお客様へ、食事面でアドバイスをしていること。
それは「お昼の外食をやめよう、お弁当を持参しよう」ということです。
目的は、野菜の摂取と食べすぎ防止。
「お弁当?出し巻き卵とか、鳥のから揚げ…?」
そんなむつかしいお弁当ではありません。
握らないおむすび、野菜を切っただけのサラダ、そしてインスタントのお味噌汁、これに充填豆腐やカップのメカブを持参すれば、立派に一食分の栄養を摂取できます。
外食は高カロリー、だからお弁当に!
パスタや炒め物など、自宅で外食の味を再現しようとすると、オイルや調味料の量に驚くことがあります。
たっぷりオイルに塩分、そして多めの麺やご飯…。
少しでもボディラインを絞りたい。
毎日のカロリー摂取をセーブするなら、お昼の外食はお弁当に切り替えましょう。
食べ物でカロリーを抑える
成人女性の基礎代謝(安静状態でも消費されるエネルギー代謝量)は、30代女性で1200kcal(カロリー)弱といわれています。
基礎代謝分に行動で消費されるエネルギーを足して、1日に消費されるカロリーが算出されますが、
1 kgの脂肪を消費させるには、7200kcalを燃焼しなければならず、運動だけで消費するには13時間以上のジョギングなど、かなりの量をこなさなくてはなりません。
だからこそ、カロリーを抑えた食事が大切です。
ファミリーレストランのメニュー表や加工品の裏面、インターネットなどでカロリーをチェックする習慣をつけましょう。
ハンバーグ+サラダ+スープ+パンなど、洋食の定食で、ほぼ700kcal。けっこうな量ですね。
こうしたカロリーをこつこつと減らしながら、基本の栄養素を摂取していくことがポイントなのです。
超簡単お弁当のメニュー
「お弁当」に雑誌の写真を思い浮かべる必要はありません。
朝あまり時間がなくても、自炊が得意でなくても、気軽に用意できるお弁当を楽しんでみましょう!
冷凍ご飯をチンしてそのまま「おむすび」
皆さんは、「おにぎらず」をご存知ですか?
ご飯を海苔で包む、握らなくても良いおむすびです。
「おにぎらず」のさらに簡易版は、冷凍ご飯を作るときに梅干や佃煮などをのせてラップで四角く包んで保存するだけ。
朝、レンジで2分半解凍してから持参し、おむすびのようにいただきましょう。
海苔を一緒に持ってゆけば、摂取しにくい海草も摂ることができます。
ラップで包んでありますので、手が汚れることもありません。
雑穀やゴマやひじき、小豆を混ぜて炊いても良いでしょう。
お米が炊き上がった時にまとめて作っておけば便利です。
会社に置いておく「インスタントお味噌汁」
最近のインスタントお味噌汁は、生のお味噌が使われているものが多く、風味の良いものが増えています。
何種類か揃えて、会社にストックしておきましょう。
温かい汁物はお腹も落ち着きます。
乾燥わかめを加えれば、ミネラルもたっぷり摂取できます。
野菜を適当にカットして「サラダ」
キャベツ、レタス、ニンジン、キュウリ、プチトマト…。
野菜を適当にカットしてタッパーに入れ、持参します。
会社の冷蔵庫にオリーブオイルやごま油、お塩、醤油を置けるなら、それをかけていただきましょう。
ドレッシングでも良いですが、できればポン酢、オリーブオイルやごま油がお勧めです。
前日に、ブロッコリーやジャガイモ、インゲン、厚揚げなどを電子レンジで加熱しておけば、サラダのメニューが広がります。
ツナやゆで卵を入れても良いですね。
そのまま持っていけるもの
茶碗蒸し、お豆腐、めかぶ、もずく
ミニサイズのお豆腐や茶碗蒸しで、たんぱく質を摂取できます。
めかぶ、もずくもパックのまま持っていけるので、お手軽ですね。
果物
バナナやミカンは、そのままデザートにできます。
リンゴもイラストのように、よく洗って皮のまま縦にカットし、半分をラップに包めば、そのまま手で食べられて、便利です。
まとめ
外食で「ああ、お腹いっぱい…」と感じた経験は、どなたにもあると思います。
外食は女性には多めの量であることが多く、つい食べすぎてしまいがちです。
お昼の外食をお弁当に替えると、少しずつ食べる量を減らしてゆくことができます。
挙式前に無理は禁物、できるところから変えてゆく、その積み重ねは必ずお肌やボディラインに現われてきます。
日ごろ運動をしていない方、野菜を摂っていない方もご一緒に、簡単なレシピを考えてゆきましょう!
(取材:「キレイの先生」編集部 文:スウェディッシュマッサージ iki 秋山 妙子 先生、「キレイの先生」編集部)
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