美容のスペシャリストが教えるキレイ

努力なし知識なしでOK! 手を組んで伸ばせば全身の健康法

本日のキレイの先生

井口 幸子 先生

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健康法・美容法というと、知識も必要で、努力しなければならないイメージがないでしょうか? 私はリフレクソロジーを行っているのですが、リフレクソロジーについても、「どこに何の反射区があるのか知らなければならない」とお思いになるかもしれません。たしかに、知識はあった方がご自分の体をよりご理解できるでしょうが、知識がなくても、努力しなくても、リフレクソロジーは行えます。今回は、そんな日常生活で簡単に取り入れられるリフレクソロジーをご紹介します。

(リフレクソロジーについては、「「リフレクソロジー」という健康を知らない人むけ簡単解説」をご覧ください)

リフレクソロジーは全身のケアが簡単

「Taro Taro リフレ」では、例えば、肩こりのお悩みでお越しになったお客様にも、肩へ直接刺激するだけではなく、足裏の反射区から刺激することもお勧めしています。肩を直接触るだけではなく、足裏もケアすることを不思議に思う方もいらっしゃいますが、施術を終えるころには「肩が軽くなった」と仰っていただけます。

なぜ、肩こりでも足裏の反射区からの刺激を与えていくかというと、肩こりも、肩だけに問題があるとは限らないためです。他の部位や内臓の不調が、肩こりにつながっている場合もあります。

そのため、足裏を触って、どこに不調があり、どこから肩こりが来ているのか探って、総合的にケアを行っていきます。

もし、不調の部位を直接触って刺激を与えようとすると、例えば、肩に首に、次は目のあたりに、と時間もかかってしまいます。

しかし、足裏のリフレクソロジーであれば、足裏を刺激してあげるだけで、体の全身や内臓に働きかけることできます。

身体の一部分を見るだけではなく、総合的なケアをしやすいのは、リフレクソロジーの良さのひとつだと思います。

頑張らなくてもできるリフレクソロジー

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これは、先日の記事でご紹介した、足裏の反射区の図です(詳細は「「美肌」に良いリフレクソロジーは4つの手順で足裏を刺激!」をご覧ください)。

リフレクソロジーを行うのに、この図のひとつひとつの反射区を覚える必要はありません。

少し乱暴にいってしまうと、このすべての反射区を刺激してあげれば、全身をケアしていることになるのです。

例えば、下記のようなことを行うと、足裏の反射区をまんべんなく刺激することになります。

足裏でゴルフボールをごろごろする

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足裏で青竹を踏む

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現在は、青竹は簡単に入手できるものではありませんが、お客様の中で、健康のために青竹を用意し、毎日踏むようにした方がいらっしゃいました。その方は、青竹を踏むようになって、がちがちだった足裏が柔らかくなって、体調も崩しやすかったのが元気になり、顔色も良くなりました。

また、ゴルフボールや青竹ではありませんが、健康サンダルも足裏の全面を刺激できるため、理にかなっています。

手を組んで伸ばす

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そして、足裏だけではなく、手の平にも、全身の部位や内臓とつながった反射区があります。

例えば、手を組んで伸ばすだけで、目や耳の全体の反射区を刺激できます。お仕事の間などでもできるので、お勧めです。

まとめ

このように、リフレクソロジーはまったく特別なものではなく、身近にあるもので、日常生活で簡単に取り入れることができます。

今回ご紹介したのは、頑張らなくても、初心者でもできるリフレクソロジーです。全身のケアが楽に行えますので、お家やお仕事場でお試しになってほしいと思います。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:Taro Taro リフレ 井口 幸子 先生、「キレイの先生」編集部)