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白湯で健康に?アーユルヴェーダで見るあなたにお勧め健康法

スタジオ For me  AYANO 先生

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私は「スタジオ For me」でアーユルヴェーダアドバイザーをしています。本場のインドにも、ヨガの学習も兼ねて3ヶ月間滞在し、アーユルヴェーダのパンチャカルマという体質改善のプログラムを受けた経験もあります。アーユルヴェーダは以前の記事でご紹介したように、「命や人生を輝かせる智慧」です。(詳細は「アーユルヴェーダって何? 美容法? いいえ、もっと広く…」をご覧ください)今回は、美容のために、日常生活に取り入れられるアーユルヴェーダの智慧をご紹介させていただきます。

アーユルヴェーダの基本概念

まず、アーユルヴェーダを日常生活に取り入れるのに、知っておきたいアーユルヴェーダの基本概念があります。

カパ・ピッタ・ヴァータ

アーユルヴェーダでは、さまざまなものの性質を下記のように、3つに分類することができることです。

・カパ:「水」の性質
・ピッタ:「火」の性質
・ヴァータ:「風」の性質

例えば、私たちの性格や体質もこの3つのどれか(正確には、だれもが3つの性質を持っているが、どれが強いか)に分類することができ、季節、時間帯も同様に分類することができます。

それぞれの性質に、どんなものが分類されるのか、簡単にみてみましょう。

■ カパ(水の性質)
[性格]落ち着いていて、のんびりしている
[強まる季節]春
[時間帯]6:00~10:00、18:00~22:00

■ ピッタ(火の性質)
[性格]しっかりしていて責任感が強い
[強まる季節]夏
[時間帯]10:00~14:00、22:00~2:00

■ ヴァータ(風の性質)
[性格]あまり落ち着きがなく、常に動いているイメージ
[強まる季節]秋・冬
[時間帯]2:00~6:00、14:00~18:00

みなさんも、ご自分のどの性質に当てはまるか、思い浮かぶのではないでしょうか。

では、上記の概念を踏まえた上で、どんなことを日常生活に取り入れることができるのか、みていきましょう。

白湯を飲む

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まず、だれにでもできる、いちばん簡単なことは、「白湯(水を沸かしただけのお湯)を飲む」ことです。

ただし、ただお湯を飲むだけではいけません。お湯を沸かすときには、下記のことを注意してください。

・電気ポッドではなく、火にかけてお湯を沸かす
・お湯を沸かすときには、ふたを開けて、換気扇を回す
・10分間は火にかけてお湯を沸かす

火にかけた白湯を飲むと美容に良い、といわれて、ピンとくる方は少ないと思います。その理由を、アーユルヴェーダの基本概念に沿って説明させていただきます。

水・火・風のバランスをとる

先程、アーユルヴェーダでは、3つの性質に分類できることをご紹介しました。「カパ = 水」、「ピッタ = 火」、「ヴァータ = 風」ですね。

例えば、やかんでふたを開けてお湯を沸かしたときのことを考えてみてください。まず、やかんの中には「水」があります。そして、やかんを熱する「火」があります。そして、熱せられて空気が循環して「風」があります。

つまり、白湯には、3つの性質をすべて含んでいるのです。白湯を飲むことで、3つの性質のバランスをとることができます。

白湯で内臓を温める

また、内臓の冷えは、身体の不調につながってしまいます。特に、腸が冷えていると、便秘の原因にもなります。白湯は内臓を温めますので、冷えの改善も期待できます。

朝の一杯を白湯に変えると、お腹にしみ渡っていく感覚があり、身体の中から温められることを実感できると思います。

体調によって味が変わる

水筒に白湯を入れて持ち歩いたりして、毎日の飲み物を白湯に変えるだけでも、身体の調子の変化が期待できます。

白湯はただのお水を沸かしただけですから、味は感じないものですが、体調によって、甘く感じたり、味が分からなかったりするので、ご自分の体調を知るのにも良いかもしれません。

体質ごとにお勧めの運動と食事

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運動や食事は、アーユルヴェーダに関わらず、健康でいる(美しくいる)ためには、大切なことです。

ただ、アーユルヴェーダは、個人の体質(カパ・ピッタ・ヴァータ)に合わせた智慧があり、それぞれの性質によってお勧めしたいものは異なります。

今回は、それぞれの性質に合った「運動」、そして「ドリンク」をご紹介したいと思います。

カパは「激しめの運動」・「ホットレモン」

[性格]落ち着いていて、のんびりしている
 ↓
[お勧めの運動]少し激しめの運動

※「水」の性質のため、たくさん汗をかくような運動をする。

[お勧めの食事]辛いもの、渋みがあるもの、苦みがあるもの

[お勧めのドリンク]ホットレモン

ピッタは「登山」・「スムージー」

[性格]しっかりしていて責任感が強い
 ↓
[お勧めの運動]登山

※達成感のある運動がお勧め。ただし、競い合うスポーツ(例:テニス、など)は、うまくいかなかったり、負けたりすると、腹を立てやすいので避けた方が良い。また、運動とは違うかもしれませんが、「月光浴」も心を鎮めるため、お勧めです。

[お勧めの食事]甘いもの、渋みがあるもの、苦みがあるもの

[お勧めのドリンク]スムージー、など

ヴァータは「ヨガ」・「甘酒」

[性格]あまり落ち着きがなく、常に動いているイメージ
 ↓
[お勧めの運動]ヨガ

※落ち着きがないのが特徴のため、心を静められるような運動が好ましい。

[お勧めの食事]甘いもの、酸っぱいもの、しょっぱいもの

[お勧めのドリンク]甘酒、など

すべての体質に「早朝の散歩」

尚、運動の中では、早朝の散歩は、どの体質の方にも良いので、お勧めです。

まとめ

アーユルヴェーダは、日本では美容法として、広く知られています。サロンなどで行われている、額にオイルを垂らし続ける「シロダーラ」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、アーユルヴェーダの智慧は、サロンでしか受けられないような、なにも特別なものではありません。ご自宅でも十分に実践できるものです。

ご興味があれば、是非お試しになってほしいと思います。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:スタジオ For me AYANO 先生)

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