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宝石石鹸の作り方は?グリセリンソープを着色!手作り石鹸講師に聞く

Koko-Suke  安岡 由起枝 先生

今回のテーマは、「宝石石鹸の作り方」です。

手作り石鹸の講師などをされているKoko-Suke の安岡 由起枝 先生にインタビューさせていただきました。

宝石石鹸は、上の写真のように、まるで宝石のような石鹸のことをいいます。

ちなみに、これは安岡先生が手作りされたものです。

本当にきれいですよね。

宝石石鹸は、グリセリンソープを着色して手作りできるそうです。

安岡先生に、宝石石鹸の作り方を教えていただきました。

目次

宝石石鹸とは
・手作り石鹸について
・宝石石鹸について

手作り宝石石鹸の材料
・石鹸素地(グリセリンソープ・MPソープ)
・着色(リキッドカラー・マイカ)
・その他

宝石石鹸のレシピ

宝石石鹸の作り方
・グリセリンソープなどを着色する
・宝石石鹸を仕上げる

キレイの先生 バラに満ちるオールインワンもオススメ!

まとめ

本日のキレイの先生

Koko-Suke

安岡 由起枝 先生

「キレイの先生」編集部

宝石石鹸とは

手作り石鹸について

安岡先生、よろしくお願いします。

先生は、手作り石鹸のワークショップなどをお開きになっていますが、手作り石鹸の魅力は、どんなところにありますか?

使っている原材料が明確で、好きな香りやデザインで(石鹸を)手作りできることです。

また、手作り石鹸は、経験が少し必要かもしれませんが、例えば夏はさっぱりと、冬はしっとりと、といったように、自分の望む使い心地を調整することもできます。

先生は普段、ご自身でお作りになった手作り石鹸をお使いになっているのですか?

はい、全身に使っていますよ。

今回お話しする「宝石石鹸」や「アイスキャンディーソープ」は、見た目がかわいいので、洗面所に置いて手洗いなどに使うことが多いです。

手作り石鹸は、スキンケアの洗顔に使うこともできるのですか?

はい、お顔にも使うことはできます。

ただ、「宝石石鹸」などは、デザイン性を重視した石鹸で、キラキラするグリッターなどの材料も入っています。

ですので、お顔に使えないことはないですが、(顔に使うことは)あまりおすすめはしていません。

宝石石鹸について

宝石石鹸とは、どんな石鹸なのでしょうか?

見た目が、宝石っぽい・鉱石っぽい石鹸です。

宝石石鹸は、「サボンジェム」さんというお店が販売を始め、メディアでもたびたび取り上げられ、私も数年前から目にするようになりました。

市販されている宝石石鹸は、とてもきれいなのですが少々高価です。

そこで、手作り石鹸の講師の先生が作り方を研究し、手作りする人が出てきました。

先生のワークショップでも、宝石石鹸は人気が上がっているそうですね。

はい、幅広い年代の方にとても人気があって、男の子も喜びますよ。

宝石石鹸は石鹸にはみえないので、他のワークショップにお越しになった生徒さんから、置いてある宝石石鹸をみて、必ず「これは何?」と聞かれます。

そして、(それが)石鹸と知ると「作りたい!」とおっしゃっていただきます。

分かります(笑)。

(宝石石鹸は)見た目が本当にきれいですものね。

それと、(手作りした)宝石石鹸は同じ模様を出すことができないことも、魅力のひとつだと思います。

手作り宝石石鹸の材料

石鹸素地(グリセリンソープ・MPソープ)

宝石石鹸を手作りするには、どんな材料を使うのでしょうか?

まずは、「グリセリンソープ」や「MPソープ」と呼ばれる石鹸の素です。

これは、防腐剤などが含まれていない手作りの石鹸のベースになるものです。

保湿力を上げるグリセリンなどがあらかじめ入っていて、それらだけで固形石鹸を作ることもできます。

中には、使い心地にこだわった、アロエベラエキスやハチミツなどが入ったものもあります。

グリセリンソープなどは、手作り石鹸の材料を販売している通販サイトや、(アロマ専門店の)「生活の木」さんなどでも取り扱っていますよ。

着色(リキッドカラー・マイカ)

宝石石鹸は、宝石のように色が付いています。

(グリセリンソープなどの)石鹸素地に色を付けるのには、何を使うのですか?

マイカ」や「リキッドカラー」です。

マイカは、日本語でいう「雲母(うんも)」で、鉱石です。

水晶に含まれている「ケイ素」などの元素が主成分で、粉末になっています。

色は複数の種類があり、キラキラしたものもあります。

そして、リキッドカラーは「カラージェル」とも呼ばれ、マイカや酸化チタンなどを水に溶けやすいように液状化したもので発色が良いです。

グリセリンソープなどに着色するには、「マイカ」と「リキッドカラー」のどちらがおすすめですか?

私は、ミックスして使っています

マイカ単独では(着色の)色が薄いですし、リキッドカラーだけでは本物の宝石らしさを出すのが難しいので、そこにマイカを入れることで鉱石っぽさやキラキラ感が増します。

宝石石鹸には、他にも、アイシャドウなどにも入っているキラキラのパウダー(グリッター)を使うこともできます。

宝石石鹸で色を付ける材料

宝石石鹸を手作りするときは、発色の良い「リキッドカラー」をベースにして、「マイカ」などを加えることで、キラキラ感や宝石っぽさを出すことができるようです。

マイカ(粉末):鉱石。単独では、色が薄い。

リキッドカラー(液体):マイカなどを水に溶けやすいように液体化している。単独では、キラキラ感や、鉱石っぽさが出づらい。

他にも、ホワイト系のマイカパウダーを、クリアソープ(グリセリンソープ)に溶いて「パールソープ」を作ることもあるそうです。

その他

手作りの宝石石鹸には、アロマを入れることもできるのですよね?

はい、できますよ。

エッセンシャルオイルを加えることで、それに応じた効果を得られるようにもなりますね。

道具は、どんなもの用意が必要ですか?

例えば、プリンなどのお菓子作りに使うような、温めたり冷やしたりすることのできる耐熱容器です。

耐熱容器は、タッパーなどでも大丈夫ですよ。

宝石石鹸のレシピ

では、宝石石鹸の作り方を教えていただきたいと思います。

宝石石鹸は、石鹸素地を紙コップなどに小分けし、溶かして色を付けたものを、(プリンなどのお菓子作りに使う耐熱容器の)カップなどに層のように積み重ねていって作ります。

まずは、石鹸素地を50gずつくらい紙コップなどに入れ、電子レンジに数十秒かけて溶かします

石鹸素地を溶かすには、ホーロー鍋などに入れ、火にかけて熱を加えても良いです。

そして、(溶けた)石鹸素地にマイカやリキッドカラーを入れて色を付けたり、エッセンシャルオイルを入れて香りを付けたりします

マイカやリキッドカラーを入れる順番はありますか?

まずは、発色の良い液状のリキッドカラーから入れます

リキッドカラーを混ぜた後にマイカを入れることで、良い意味での「濁り」が出てきます。

先程、マイカを入れることで、鉱石っぽさやキラキラ感が出るとお話しされていました。

「濁り」というのは、鉱石っぽさのことですね。

(マイカやリキッドカラーは)どのくらいの量を入れると良いのでしょうか?

分量は、色によって発色が違うので、最初は少量を入れて自分の好みの色になるよう少しずつ調整していくのが良いと思います。

例えば、紫や青色は色がはっきり出やすいですが、オレンジは色が薄めです。

次は、エッセンシャルオイルを加えて香りを付けます

エッセンシャルオイルは、小分けした50gの石鹸素地に対して10滴くらい入れることができます。

トータルにすると、20滴以上のエッセンシャルオイルを入れられることになります。

次に、石鹸素地を少し冷まして固くなってきたら、(手作りお菓子で使う)カップに移します

一気に満量を注ぐのではなく、紙コップに小分けしたものを、40g、30g、と積み重ねていくようなイメージです。

また、石鹸素地を熱いまま入れると、色が混ざってしまい単色の石鹸になるので、(石鹸素地が)冷めて少し固くなってきた状態で入れるのがポイントです。

そして、割りばしやプラスチックのスプーンなどでザクザクとかき混ぜると、石鹸が層に分かれずに宝石っぽくなります。

最後に、石鹸素地が固まったら型から外し、包丁でカットして宝石石鹸の出来上がりです。

また、石鹸素地が少し冷えてきた段階で、(石鹸を型から)ラップなどに出して、素手でこねて形を整えても大丈夫です。

石鹸は、どのくらいで固まるのですか?

ワークショップでは、冷凍庫に15分~30分くらい入れて固めていますが、氷水に入れて冷やすこともできます。

石鹸の中身が固まりきらずにゆるいと、カットしづらいため、中身がきちんと固まってから、型から外すようにしましょう。

宝石石鹸の作り方

安岡 先生に教えていただいた、手作り宝石石鹸の作り方をまとめます。

宝石石鹸は、石鹸素地を小分けして、それぞれ色を付けたものを積み重ねるようにして作ります。

例えば、(プリンなどのお菓子作りに使う)カップが200gとすると、下のように、紙コップに小分けした石鹸素地を積み重ねて作ります。

a) 「キラキラ感のある」石鹸素地
b) 「白っぽい」石鹸素地
c) 「濃い青色」の石鹸素地
d) 「青色」の石鹸素地

こうして、色の違う石鹸素地を積み重ねることで、宝石っぽさや鉱石っぽさが出るようになります。

色の組み合わせ方は自由ですので、リキッドカラーやマイカなどで自分の好みの色味を調整します(例えば、小分けしたすべての石鹸素地に、マイカを入れても良いですし、どれかひとつにマイカを入れるような作り方でも良いです)。

また、各層の間に「パールソープ」を入れると、陰影を付けることもできるそうです。

グリセリンソープなどを着色する

まずは、グリセリンソープなどの石鹸素地を紙コップなどに小分けして溶かし、色や香りを付けていきます。

1) 紙コップに20~50gずつ石鹸素地を入れて、電子レンジに数十秒かけて溶かします

2) まずは、発色の良い液体のリキッドカラーを入れて着色します(色によって発色が違うため、最初は少量を入れて、少しずつ色を調整していくのがおすすめ)。

3) 粉末のマイカを入れて鉱石っぽさやキラキラ感を出します

4) エッセンシャルオイルを入れて香りを付けます。石鹸素地50gに対して、エッセンシャルオイルは10滴くらいが目安です

宝石石鹸を仕上げる

石鹸素地を小分けし、溶かしたものに色を付けたら、それを積み重ねるようにして、宝石石鹸を仕上げていきます。

5) 石鹸素地を溶かして色や香りを付けたものを冷まして、少し固まってきたら、(プリンなどのお菓子作りで使う耐熱容器の)カップに移します

6) 小分けした石鹸素地を積み重ねるようにして、カップに入れていきます(石鹸素地が熱いまま入れると、色が混ざって単色になってしまうので、少し冷まして固まってから入れるようにします)。

7) 割りばしやプラスチックのスプーンなどで、ざくざくとかき混ぜます(それによって、石鹸素地の層がなくなってきて、宝石っぽさが出るようになります)

8) それを、冷凍庫で15~30分くらい冷やします(氷水に入れて冷やしても大丈夫です)。

9) 石鹸が中まできちんと固まったら、(カップの)型から出して、包丁などでカットして出来上がりです

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まとめ

インタビューの際、安岡先生は宝石石鹸をいくつか持ってきていただけました。

見た目は石鹸にはとてもみえず、本当に宝石のようできれいです。

目で楽しむことができるのも、宝石石鹸の魅力です。

宝石石鹸の作り方は、材料がそろっていれば難しいことはなく、グリセリンソープなどの石鹸素地を着色して、それを層になるように積み重ねていくだけです。

世界にひとつしかない模様の宝石石鹸を手作りできるので、楽しいですしおすすめですよ。

* 2017年7月18日に公開した『手作り宝石石鹸の作り方!グリセリンソープ等での簡単レシピ』を再編集しました。

本日のキレイの先生

安岡 由起枝 先生