キレイの先生

ホーム > 美肌 > スキンケア > 

顔のたるみの原因は?小顔リンパマッサージになるスキンケア

アロマオイルマッサージサロン ソラノカガミ  メグリオリ 由紀子 先生

顔のたるみの原因は?小顔リンパマッサージになるスキンケア

「キレイの先生」編集部です。

今回は、アロマオイルマッサージサロン ソラノカガミ のメグリオリ 由紀 先生に取材させていただきました。

顔のたるみについてお聞きしたのですが、メグリオリ 先生は普段、サロンのお客様に化粧水や乳液の付け方でアドバイスしていることがあるそうです。

その方法は、小顔効果もあるといいます。

スキンケアが小顔リンパマッサージになれば、一石二鳥ですよね。

顔のたるみは、どこから来るのでしょうか?

そして、小顔リンパマッサージになる化粧水(や乳液など)の付け方とは、どんな方法なのでしょうか?

メグリオリ 由紀 先生に教えていただきました。

メグリオリ 先生の記事

こちらは、メグリオリ 先生の前編の記事です。後編では、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」について取り上げています。

目次

顔のたるみについて

顔のたるみの原因
・原因1. リンパの滞り
・原因2. 脂肪・コラーゲン・エラスチンの減少
・原因3. 筋肉の老化

小顔リンパマッサージになるスキンケア
・化粧水・乳液などの付け方

まとめ

本日のキレイの先生

アロマオイルマッサージサロン ソラノカガミ

メグリオリ 由紀 先生

「キレイの先生」編集部

顔のたるみについて

メグリオリ 先生、よろしくお願いします。

今回は、たるみについてお聞きしたいと思います。

顔は、どんな場所がたるみやすいですか

大きく3つあります。

ひとつめが、フェイスラインです。

ふたつめは、頬骨のあたりです。

頬骨のあたりがたるむと、ほうれい線や二重顎などにもつながりやすくなります。

そして、三つめは、目尻です。

目尻がたるんでしわになっていると、「カラスの足跡」と呼ばれたりもしますね。

目尻は、側頭筋(そくとうきん)が下がってくると、たるみやすいです。

編集部のコメント

側頭筋は、咀嚼(そしゃく)するときに使う「咀嚼筋」のひとつです。

下のような場所にあります。

側頭筋の場所のイメージ

私たちは固い食べ物を嚙み砕くことができるように、咀嚼筋はとても力の強い筋肉です。

そのため、食いしばりや噛みしめ癖などがあって、咀嚼筋を使い過ぎてばかりいると、凝り固まって弾力がなくなり、たるみなどの原因になります。

顔のたるみは、年齢によるところも大きいのですか?

はい。

25歳を過ぎると、コラーゲンやエラスチンの生産量が減少するため、お肌のハリがなくなってきます。

30歳を過ぎると、たるみを感じやすくなるのではないでしょうか?

顔がたるむと、どんな印象になるでしょうか?

顔は下がっているよりも、上がっていた方が、若々しく健康的にみえます。

顔が下がっていると、疲れた印象になって、年齢も上に見えがちです。

顔のたるみの原因

顔のたるみは、どうなっている状態なのでしょうか?

お肌に原因があるのですか?

筋肉ですか?

これも、大きく3つあります。

ひとつは、リンパの流れが悪くなること、そして、脂肪・コラーゲン・エラスチンの減少、最後が、筋肉の老化です。

それぞれ、どういったことか、教えていただけますか?

原因1. リンパの滞り

皮膚の真皮(しんぴ)には、コラーゲンやエラスチンがあり、毛細血管が通っています。

用語解説

皮膚は、「表皮(ひょうひ)」・「真皮」・「皮下組織(ひかそしき)」の3層構造になっています。

皮膚の断面図イメージ

真皮は、お肌の土台になっている場所で、弾力成分のコラーゲンやエラスチンなどで構成されています。

細胞は血液から栄養を与えられていて、「リンパ」でいらなくなった老廃物を回収しています。

血行不良などから、リンパの流れが悪くなると、老廃物が滞りやすくなり、むくみにつながります。

日常生活では、例えばお風呂に入らずシャワーで済ませてしまうことは、血行不良につながりやすく、むくみの原因にもなります。

原因2. 脂肪・コラーゲン・エラスチンの減少

脂肪・コラーゲン・エラスチンなどが減少して、お肌のハリがなくなってくると、顔がたるんだように見えてしまいます。

それは、どんなことが原因になりますか?

加齢ですか?

そうですね、食生活など原因は他にもありますが、加齢によるところも大きいです。

また、ストレスも原因になります。

ストレスや悩みが、少しの間であれば良いですが、長く続くと、副腎(ふくじん)から、「コルチゾール」というストレスホルモンの一種が出ます。

コルチゾールは、タンパク質を傷つけてしまう作用があり、コラーゲンやエラスチンもタンパク質で出来ているため、ダメージを受けやすいです。

特に、コラーゲンが減るスピードを10倍加速させるといわれています。

ストレスがお肌に良くないことは、よく言われますが、そんなところにも理由があったのですね…。

ちなみに、疲れた副腎の機能回復には、ビタミンCが良いといわれています。

そのため、お客様には、ビタミンCをしっかり摂ることをおすすめしたりしています。

例えば、レモン、ローズヒップ、ハイビスカス、グレープフルーツを、そのままでもハーブティーに取り入れたり、あとは日本ならではの緑茶だったりもオススメです。

原因3. 筋肉のたるみ

例えば、お尻は、筋肉を使えていないと垂れてくると思います。

顔の表情筋(ひょうじょうきん)も、色々な表情をして動かせていると、引き締まっていますが、あまり動かせていないと、たるんできます。

編集部のコメント

表情筋は、その名前の通り、表情を作るときに使う筋肉です。

身体の筋肉は、運動したりして鍛えていないと、衰えます。

表情筋も同じように、普段から使っていないと衰えて、たるみの原因になります。

特に、現代社会は、無表情でいることが少なくありません。

例えば、パソコンやスマホをみているときなども、無表情ですよね。

私自身もそうですが、普段、表情筋を使えておらず衰えてしまっている人は、意外に多いのではないでしょうか?

表情筋を動かせていないこと以外にも、たるみの原因になることはありますか?

酸化*」もたるみの原因になります。

それは、紫外線によるところが大きいです・

紫外線は、コラーゲンやエラスチンも破壊するといいますから、顔のたるみにも良くなさそうです。

* 酸化とは、細胞が錆びてしまうようなことをいいます。細胞の機能が低下し、老化につながります。酸化については、「活性酸素・過酸化脂質は美肌作りの大敵!活性酸素の原因とは」などでも取り上げています。

頬骨のあたりのたるみについて

取材の最初に、頬骨のあたりもたるみやすいとおっしゃっていました。

フェイスラインや、目尻のたるみ、よく言われる場所だと思います。

ただ、頬骨のキワは、あまり聞いたことがありませんでした。

どうしてたるみと関係があるのでしょうか?

原因としては、リンパの流れが悪くなることが大きいです。

人の顔は、フラットではありません。

老廃物は、骨が凹んでいたりするところにたまりやすいです。

頬骨は、丸みを帯びています。

そのため、そのキワの場所に老廃物がたまりやすく、その重みに引っ張られるようにして下がって、たるんだように見えてしまいます。

編集部のコメント

下は、頬骨の場所を表した画像です。

頬骨の場所

このキワの場所に、老廃物がたまって、たるみにつながるということですね。

小顔リンパマッサージになるスキンケア

先生は普段、お客様に、化粧水や乳液の付け方でアドバイスされているそうですね。

はい。

スキンケアで、リンパも一緒に流す方法です。

例えば、筋肉から来ているたるみは、改善するのに時間がかかります。

それは、イメージで分かります。

身体の筋肉も、筋トレしてすぐに筋肉が付くわけではありません。

それに対して、リンパの流れが悪くなっていることが原因のたるみは、リンパを流すことで、早くケアすることができます。

同窓会や結婚式の前に、エステサロンのフェイシャルを受けられる人も多いと思います。

ただ、毎日のケアでリンパを少しずつ流すことも、とてもおすすめです。

それによって、どんな効果が期待できるのですか?

いちばんは、小顔効果です。

また、顔がむくみにくくなり、たるみやくすみの予防になります。

化粧水・乳液などの付け方

スキンケアでリンパを一緒に流すには、化粧水や乳液をどのように付けるのですか?

まずは、化粧水や乳液を全体的に付けます。

その後に、内側から外側に向けて流していきます。

具体的な付け方があれば教えてください。

おでこや目元は、真ん中から、こめかみに向けて流していきます。

小顔リンパマッサージになるスキンケア1

眉尻とこめかみの間には、「太陽」というツボがあります。

「経絡(けいらく)」を線路とすると、ツボは駅に当たり、そこに流していきます。

編集部のコメント

「経絡」は、東洋医学の考え方です。

東洋医学では、人の身体には、「気(き)」・「血(けつ)・「水(すい)」が巡っているとされます。

その通り道が、経絡です。

ツボは経絡上にあるポイントで、ツボを押すことで経絡を刺激し、気・血・水の巡りを良くすることができます。

頬骨から下は、真ん中から、耳の方に流していきます。

耳の前には、「リンパ節(せつ)」があります。

リンパを「線路」とすると、リンパ節は「駅」に当たり、そこに持っていくようにします。

小顔リンパマッサージになるスキンケア2

その後に、耳を人差し指と中指で挟み、マッサージすることもおすすめです。

編集部のコメント

リンパ節は、リンパで回収された老廃物などを濾過(ろか)するフィルターの役割があります。

ある先生は、リンパを「高速道路」に、リンパ節を「料金所」に例えました。

料金所が混雑していると、高速道路の本線も渋滞してしまいます。

リンパにも同じことがいえ、リンパ節が詰まると、リンパの流れも滞ってしまいます。

そのため、リンパマッサージでは、リンパ節を流してあげることが大切です。

耳の下には、「耳下腺(じかせん)リンパ節」という、顔のリンパの出口があります。

耳を人差し指と中指で挟んでマッサージするのは、そこを流ししやすくすることが目的です。

そして、スキンケアの最後は、耳から首を通って、鎖骨の方まで流すようにしましょう。

小顔リンパマッサージになるスキンケア3

編集部のコメント

鎖骨には、身体全体のリンパの出口となるリンパ節があります。

顔のリンパも、最終的には、鎖骨へと流れていきます。

スキンケアの最後に鎖骨まで流すのは、顔の老廃物を集めて、出口まで持っていくイメージですね。

スキンケアでリンパを流すとき、力が強すぎると、かえってたるみの原因になります。

優しく、なでるくらいの力で行うことが大切です。

毎日のケアでできることと、プロに任せた方がいいことを分けて考えると、セルフケアで出来ることが明確になると思います。

あとは、色々な表情を意識的にするのもおすすめです。

例えば、口をへの字にいつもしていると、笑うときに使われる頬筋(きょうきん)などがあまり使われず、たるみの原因にもなります。

表情のバリエーションが多い方と一緒にいると、とても楽しく魅力的にも感じます。

よく言われることでもありますが、口角を上げて笑顔でいることも、すぐにでも出来るアンチエイジングだと思います。

まとめ

今回の取材で印象的だったのは、毎日のケアの積み重ねの大切さです。

たしかに、同窓会や結婚式などの特別なイベント前に、エステサロンに行ったりする方も少なくないと思います。

ただ、それ以上に、毎日のケアで少しずつ積み重ねることも、とても大切です。

むしろ、それがいちばん大切といえるかもしれません。

メグリオリ 先生に教えていただいたスキンケアの方法は、小顔リンパマッサージにもなります。

スキンケアは毎日のことですから、手間がかかることもありません。

今日からでも始められる内容なので、いつものスキンケアをちょっと変えてみてはいかがでしょうか?

メグリオリ 先生の記事

こちらは、メグリオリ 先生の前編の記事です。後編では、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」について取り上げています。

本日のキレイの先生