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フェイスラインのたるみを引き締める!マッサージの手順7つ

ビューティー&ヒーリングサロン アンリュミエール  保戸塚 優美 先生

フェイスラインのたるみを引き締める!マッサージの手順7つ

「キレイの先生」編集部です。

ビューティー&ヒーリングサロン アンリュミエール の保戸塚 優美 先生の「フェイスラインのたるみ」についての取材の後編です。

前編では、咀嚼するときに使う咀嚼筋の「咬筋(こうきん)」をほぐす方法をご紹介しました*。こちらは、エラ張りや咬筋肥大症(片側だけエラが張るような状態)に良い方法です。

この後編は、「リンパ」を中心にまとめたいと思います。リンパが滞ると、二重顎の原因にもなるといいます。

ただ、フェイスラインのたるみを引き締めるには、「筋肉にだけ」「リンパにだけ」アプローチするのでは不十分といえます。総合的に対応することが大切です。

保戸塚 先生には、顔の筋肉をほぐして、リンパを流すフェイスマッサージを教えていただいたので、そちらもご紹介させていただきます。

* 保戸塚 先生の記事の前編は、「エラ張り解消!ニーディングマッサージ2段階で咬筋をほぐす」からご覧いただけます。

目次

リンパについて

顔のリンパが滞る原因
・顔の筋肉のコリ
・姿勢

フェイスラインを引き締める方法
・手順1 鎖骨のリンパ節を流す
・手順2 耳の下のリンパ節を流す
・手順3 フェイスラインのリンパを流す
・手順4 顔の筋肉のコリをほぐす
・手順5 顔のリンパを流す
・手順6 耳の下のリンパ節を流す
・手順7 鎖骨のリンパ節を流す

まとめ

リンパについて

リンパについて

リンパは、老廃物を流す「身体の下水道」といえます。

そしてリンパには、リンパの集まる「リンパ節」があります。

例えば、顎下には「顎下(がっか)リンパ節」があり、そこの流れが悪くなると、老廃物がたまって二重顎などの原因になって、フェイスラインのたるみにつながります。

編集部のコメント

リンパは、美容には欠かせないキーワードなのではないでしょうか。ご存知の方も多いとは思いますが、簡単に補足させていただきます。

リンパは、血管と同じように、全身に張り巡らされています。血液が酸素や栄養を全身に運ぶのに対して、リンパは体内の老廃物を回収する役割があります。

そのためリンパが滞ると、老廃物がたまってしまい、むくみやくすなります。

例えば、太もものむくみなども、リンパの滞りで老廃物がたまっているのが、ひとつの原因といえます。

そして、リンパには「リンパ節」という器官があります。これは、リンパがいったん集約される場所で、老廃物を濾過するフィルターの役割をしています。

その関係性は、リンパを「高速道路」、リンパ節を「料金所」に例えると分かりやすいかもしれません。

高速道路は、料金所が出口です。そこが混雑すると、高速道路も渋滞してしまいます。

リンパにも、同じことがいえます。リンパ節(リンパの出口)が滞ると、リンパの流れ自体も悪くなってしまうのです。

そのため、リンパの流れを良くするには、まずはリンパ節を流すことが大切です。

顔のリンパが滞る原因

顔のリンパが滞る原因

顔の筋肉のコリ

リンパは、筋肉が凝り固まると、流れが悪くなります。

そのため、顔の筋肉が凝り固まると、リンパの流れも悪くなって、老廃物がたまってフェイスラインのたるみにもつながります。

編集部のコメント

筋肉のコリが、リンパの流れにも影響する理由を、簡単に補足させていただきます。

リンパ(や血液)は、筋肉の合間を通っています。そのため、筋肉が凝り固まると、リンパを圧迫してしまい、流れが悪くなる原因になります。

顔の筋肉では、咀嚼筋の「咬筋(こうきん)」などが凝り固まりやすいといえます(そのことは、保戸塚 先生の前編の記事でまとめています)。

咬筋は、顎を動かす筋肉で、頬からフェイスラインあたりに位置しています。

咬筋の場所

食いしばりや歯ぎしりの癖で、凝り固まりやすいです。

それによって、直接的にはエラ張りなどにつながる他、顔のリンパが滞る原因にもなります。

* 保戸塚 先生の記事の前編は、「エラ張り解消!ニーディングマッサージ2段階で咬筋をほぐす」からご覧いただけます。

姿勢

姿勢の悪さも、顔のリンパの流れが悪くなる原因になります。

鎖骨にもリンパ節があり、スマホなどで肩が内に入った(内巻きの)姿勢では、そこが引き締められるようになって、リンパの流れが悪くなります。

それによって、顔のリンパの流れまで悪くなってしまいます。

編集部のコメント

先程お話したように、リンパ節は「リンパの出口」といえます。そして、高速道路の料金所のように、全身にいくつもあります。

そして、その最後の出口が、鎖骨のリンパになります。高速道路でいうと、最終出口の料金所というのでしょうか。

つまり、鎖骨のリンパ節は、全身のリンパのゴールです。

顔のリンパも、耳の下のリンパ(耳下腺リンパ節*)を通り、鎖骨のリンパ節へと流れていきます。

そのため、鎖骨のリンパ節が滞ると、全身のリンパの流れにも影響があります。顔のリンパの流れも滞り、フェイスラインのたるみにもつながります。

鎖骨のリンパ節については、「鎖骨のリンパの流し方!毎日5分マッサージでキレイになろう」でも取り上げています。合わせてご覧になってみてください。

* 耳下腺(じかせん)リンパ節については、「むくみに効く顔のリンパマッサージのやり方|耳の下のリンパ【まとめ】」でもご紹介しています。合わせてご覧になってみてください。

フェイスラインを引き締める方法

フェイスラインを引き締める方法

リンパは、筋肉と比べると、浅いところを流れています。そのため、リンパを流すには、さするくらいの力で大丈夫です。

ただ、リンパマッサージだけでは、(深いところの)筋肉をほぐすことはできません。

そこで、リンパを流しつつ筋肉をほぐして、フェイスラインを引き締めるマッサージの手順をご紹介します。

編集部のコメント

保戸塚 先生もおっしゃっていたことですが、フェイスラインのたるみを引き締めるには、リンパ「だけ」を流しても不十分といえます。

そもそも、筋肉のコリがリンパの滞りにつながりますから、筋肉をほぐさなければ、根本的な改善にはつながりません。

フェイスラインを引き締めるには、「リンパを流すこと」と「筋肉をほぐすこと」をセットでお考えになると良いかもしれません。

手順1 鎖骨のリンパ節を流す

まずは、鎖骨のリンパ節を流していきます。

鎖骨に手を置いて、ポンプを押し出すようなイメージで「ポンピング」します(優しく押したり、手を離したりします)。

フェイスラインを引き締める方法 手順1

これは、鎖骨のリンパを最初に開いてあげる「プレマッサージ」といえます。

手順2 耳の下のリンパ節を流す

顔のリンパは、耳下腺リンパ節から、首(胸鎖乳突筋・きょうさにゅうとつきん)を通って、鎖骨へと流れます。

そこ(耳の後ろから、鎖骨のくぼみまで)を、手の平でさするようにして流していきます。

フェイスラインを引き締める方法 手順2

これは、片方ずつ行っても大丈夫です。

編集部のコメント

まずは、リンパのゴール(鎖骨のリンパ節)から逆順に流していることが、お分かりになるでしょうか?

例えば、顔のリンパを流しても、ゴールが滞っていれば、リンパもまた滞ってしまいます(高速道路でいうと、料金所が詰まっている状態ですね)。

つまり、顔のリンパを流すのにも、まずはゴールから流すということです。

そのため、ここまでが「プレマッサージ」といえるのではないでしょうか。

手順3 フェイスラインのリンパを流す

フェイスラインのリンパは、手の平でさすって引き上げるようにして流します。

フェイスラインを引き締める方法 手順3

このさするようなマッサージを、「エフルラージュ(軽擦法・けいさつほう)」といいます。

手順4 顔の筋肉のコリをほぐす

そして、顔の筋肉の凝り固まった場所をほぐしていきます。

手をグーにして第2関節で、顔全体をニーディングします(こねるようにマッサージします)。

フェイスラインを引き締める方法 手順4

(顔全体を触って)筋肉が凝り固まっている場所があれば、そこを片手で持ち上げるようにして、もう片方の手でほぐしていきます。

フェイスラインを引き締める方法 手順4

筋肉はリンパよりも深い場所にあるため、リンパマッサージと比べると、圧を入れて筋肉をほぐしてあげましょう。

編集部のコメント

こちらのマッサージは、保戸塚 先生の前編の記事*でご紹介しました。

例えば、朝のスキンケアの前に、このニーディングマッサージだけを行うのも良いそうです。

* 保戸塚 先生の記事の前編は、「エラ張り解消!ニーディングマッサージ2段階で咬筋をほぐす」からご覧いただけます。

手順5 顔のリンパを流す

例えばバンテージは、きつめに巻いた後にゆるめると、リンパを流すことができます。

それと同じイメージで、「頬を両手で押さえ開く」ことを繰り返すのも、リンパを流す方法のひとつです。

フェイスラインを引き締める方法 手順5

手順6 耳の下のリンパ節を流す

顔のリンパを流し終えたら、耳の後ろから鎖骨のくぼみまでを、手の平でさすってもういちど流します。

フェイスラインを引き締める方法 手順6

手順7 鎖骨のリンパ節を流す

最後は、最初の手順に戻って、鎖骨をポンピングし、鎖骨のリンパ節を流して終わりです。

フェイスラインを引き締める方法 手順7

編集部のコメント

保戸塚 先生に教えていただいた方法では、最初と最後に、同じ場所(リンパ)の出口を流しています。

最初に出口を開いて、最後に出口へと流すのを促す、といったイメージですね。

下のような順番を押さえておくだけでも、フェイスラインを引き締めるのには良さそうです。

■ リンパの出口を流す
1. 鎖骨のリンパ節を流す
2. 耳の下のリンパ節を流す

■ 顔の筋肉をほぐしてリンパを流す
3. フェイスラインのリンパを流す
4. 顔の筋肉のコリをほぐす
5. 顔のリンパを流す

■ リンパの出口を流す
6. 耳の下のリンパ節を流す
7. 鎖骨のリンパ節を流す

まとめ

「キレイの先生」編集部です。

今回、フェイスラインのたるみを引き締めるマッサージを教えていただいて、私が感じたポイントがふたつあります。

まずは、マッサージの手順。顔のリンパの出口(鎖骨・耳の下)を、最初と最後に流す。

リンパを高速道路にも例えましたが、出口が詰まっては、リンパも滞ってしまいますね。

そして、リンパを流すときは優しく、筋肉をほぐすときは少し強めに圧をかける。

リンパと筋肉では、深さが違います。

保戸塚 先生は、セルフマッサージのワークショップも開催されていらっしゃいます。

今回のマッサージは、そのほんの一部の内容で、すぐ始められる簡単なものを選んでいただきました。

フェイスラインのたるみが気になっている方は、お試しになってみてはいかがでしょうか?

* 保戸塚 先生の前編の記事は、下からご覧ください。

(取材・文:「キレイの先生」編集部)

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