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ワインを使った薬膳酒の作り方!美容にも良い薬膳サングリア

Oriental Therapy Natawi  絵美 先生

ワインを使った薬膳酒の作り方!美容にも良い薬膳サングリア

「キレイの先生」編集部です。

苦い。漢方薬の香り。お酒だけど、お酒じゃない。

私はこれまで、「薬膳酒」にそんなイメージを抱いていました。同じような方も多いのではないでしょうか?

ただ、イチゴを浸けたワインも、薬膳酒といえるそうです。それは、サングリアと同じですよね。おいしくないはずがありません。

今回、Oriental Therapy Natawi の絵美 先生に、薬膳酒について教えていただきました。

絵美 先生には前回の記事で、「美白に良い食べ物」を漢方の視点からお話しいただき*、その中で薬膳酒のお話が出ました。

それがとても面白かったので、こうして別にまとめさせていただくことにしました。

絵美 先生に教えていただいた薬膳酒は、果実酒みたいで、作り方も簡単です。

私たちが抱いている薬膳酒のイメージが変わると思いますよ。

* 絵美 先生の前回の記事は、「シミ等におすすめ美白に良い食べ物!漢方の視点で選ぶ12個」をご覧ください。

目次

薬膳酒について

薬膳酒の材料になる素材や食べ物

薬膳酒の作り方
・1. 素材をお酒に浸ける
・2. 保存して出来上がり
・飲み方

まとめ

薬膳酒について

薬膳酒について

薬膳酒は、お酒に素材を浸けて、「血(けつ)」や「気」の流れを良くしたり補ったりすることのできる飲み物のことをいいます。

編集部のコメント

「キレイの先生」編集部です。

漢方の考え方のひとつに、「気・血・水」があります。これは、全身をめぐっている要素のことをいいます。これらのどれかが不足したり、めぐりが悪くなったりしてバランスが崩れると、身体の不調につながります。

例えば、「養命酒」も薬膳酒です。養命酒は、血や気を補うパワーチャージ系の素材がベースになっています。

ちなみに、薬膳酒に使えるのは、ハーブや薬剤だけではありません。

イチゴなどの果物を浸けたものや、梅酒なども、薬膳酒と考えることができます。

編集部のコメント

「キレイの先生」編集部です。

絵美 先生には前回の記事で、漢方の考え方についてお話しいただきました*ので、それを簡単にご紹介させていただきます。

薬膳酒の作り方をすぐにご覧になりたい方は、こちらは読み飛ばしてください。

漢方では、「気・血・水」や「五行」などから、表面に出ている症状の原因を読み解いていきます。

例えば、シミやくすみは、「血(けつ)」のめぐりが滞っていることから来る場合が多いそうです。そのため、美白には「血の流れを良くする食べ物」が良いといえ、例えば野菜ではニラなどが挙げられるそうです。

その食べ物は、血が滞っている人には「(身体に)良い」もので、「薬膳」と考えることができるといいます。

つまり、一般的な食べ物でも、人によっては薬膳になるのです。

そのため、お酒に「その人にとって良い素材(や食べ物)」を浸ければ、薬膳酒になります。

ワインにイチゴをつけたものを、薬膳酒と考えることができるのは、そういった理由があったんですね。

* 絵美 先生の前回の記事は、「シミ等におすすめ美白に良い食べ物!漢方の視点で選ぶ12個」をご覧ください。

薬膳酒の材料になる素材や食べ物

薬膳酒の材料になる素材や食べ物

私が講座などでお伝えしている薬膳酒は、赤ワインに素材(や食べ物)を浸けて作ります。

そのため、この薬膳酒のことを「薬膳サングリア」と呼ばれる方もいらっしゃいます。

薬膳酒を手作りするときは、ご自分に合った素材をみつけることが、いちばん大切です。

ここでは、美容効果が高く薬膳酒に使われることの多い素材を、いくつかご紹介したいと思います。

これらは、お酒に一緒に浸けても、別々に浸けても良いです。

■ クコの実
スーパーフード*のひとつで、ヨーロッパでは「アンチエイジングの実」として、よく知られています。パックでも人気があるそうです。
クコの実は、漢方的には血と水を補い、「腎(じん)*2」の働きを助けると考えられています。
薬膳酒でお酒に浸けるときは、乾燥したものを使います。

■ 紅花
血の流れを良くするため、血のめぐりの滞りから来るシミやくすみに良いです。
薬膳酒には、乾燥したものを使います。

■ マイカイカ
ハマナス科の花で、ローズと似ています。
紅花と同じように、血の流れを良くし、美肌にも良いです。
薬膳酒には、乾燥したものを使います。

■ サンザシ
血の流れを良くするため、美白にも良いです。
薬膳酒には、乾燥したものを使います。

■ イチゴ
うるおいを補う食べ物です。
ワインに浸けると、おいしい薬膳酒になります。

■ ナツメ
気や血を補います。パワーチャージ系の素材です。

*1 編集部:スーパーフードは、特定の栄養が突出して多く含まれている食べ物のことをいいます。

*2 編集部:漢方における「腎」は、西洋医学でいう「腎臓」の役割にとどまらず、様々な働きがあるとされています。

薬膳酒の作り方

では、薬膳酒の作り方をご紹介します。

お酒に素材を浸けるだけで作ることができ、とても簡単です。

1. 素材をお酒に浸ける

薬膳酒の作り方1

まずは、密封できるビンに赤ワインを入れ、選んだ素材を浸けます。

素材とお酒の量は、下を目安にしてください。

■ 果実系の素材の場合
素材:お酒 = 1:10

■ お花や葉の素材の場合
素材:お酒 = 3:10

お酒は、白ワインやホワイトリカーでも作ることができます。

2. 保存して出来上がり

薬膳酒の作り方2

薬膳酒をワインで作るときは、ビンを密封して、冷蔵庫で保存します。

保存期間は、固い素材の場合には2週間程、クコやナツメカットでの場合は2~3日でもおいしく飲むことができます。

お好みの味に合わせて、量や期間を調整してみてください。

おいしい飲み頃になったら、素材を取り出して細口のビンに移して出来上がりです。

飲み方

手作りした薬膳酒は、養命酒のように、就寝前の一杯に飲んだり、お酒の代わりに飲んだりすることができます。

出来上がってから一ヶ月くらいで、飲み終えるようにすると良いと思います。

まとめ

「キレイの先生」編集部のまとめです。

いかがだったでしょうか? 薬膳酒のイメージが変わりませんでしたか?

赤ワインに「(その人にとって)身体に良い素材」を浸けるだけで、薬膳酒になるんです。

絵美 先生が「薬膳サングリア」とおっしゃっていましたが、その呼び方がとてもしっくりきますね。

作り方も簡単で、ワインに素材を浸けておくだけで出来上がっちゃいます。

おいしくて、美容と健康にも良い。そんな「薬膳サングリア」をお試しになられてはいかがでしょうか?

* 絵美 先生の前編の記事は、下からご覧ください。

(取材・文:「キレイの先生」編集部)

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