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シアバターの効果とは?顔などでのおすすめの使い方12個!

Active Relaxation SPACE  桑田 文子 先生

シアバターの効果と使い方!顔にはスキンケア等用途たくさん

Erik (HASH) Hersman(flickr)

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「シアバター」です。

Active Relaxation SPACE の桑田 文子 先生に、取材させていただきました。

先生のサロンでは、フェイシャルのトリートメント(マッサージ)に、シアバターをお使いになっているといいます。

シアバターは他にも、顔のスキンケアや、ボディケアに使うことができるといいます。

シアバターは、どんな効果・効能を期待できるのでしょうか?

そして、どんな使い方ができるのでしょうか?

桑田 先生に教えていただきました。

私は、先生の話をお聞きして、すっかりシアバターのファンになってしまいました。

皆さまも、この記事をお読みいただくと、きっとシアバターのファンになると思いますよ。

目次

シアバターとは
・アフリカにおけるシアバター
・精製と未精製

シアバターの効果・効能
・美容
・安全性

シアバターの使い方
・アロマとブレンドする

顔での使い方
・1. スキンケア
・2. オイリー肌のスキンケア
・3. ディープクレンジング
・4~7.リップケアなど

髪などでの使い方
・8. 髪(ヘアケア)
・9~12. その他

シアバターの魅力

【編集部チョイス】おすすめの「シアバター」

まとめ

シアバターとは

シアバターとは

「バター」というと、乳製品のイメージが強いかもしれません。

ただ本来は、常温で固形化する油脂のことを「バター」といいます。

お菓子作りをする方はココアバター、化粧品作りをする方はアボガドバターなどをご存知なのではないでしょうか。

シアバターは、シア(カリテ)の木の種から抽出される油脂のことをいいます。

上の写真のように、常温では固形化してバーム状になっています。

ナッツのような独特な香りが、ほのかにします。

アフリカにおけるシアバター

シアは、アフリカのサバンナで自生している樹木です。

その種から抽出される油脂(シアバター)は、現地では食料品や薬品、燃料などに使われています。

薬品としては、傷や火傷の治療目的、筋肉痛、リュウマチ、白髪、脱毛予防などに、万能薬として利用されています。

ヨーロッパの人々がアフリカに入ってきたとき、アフリカ女性の肌の美しさに気づき、そのシアの効能が注目され、高級化粧品の原料や石鹸の素地として製品化され、広く知られるようになりました。

ちなみにシアの木は、現地では神聖な木として崇められており、シアの種を収穫したり、そこから油脂を抽出したりする仕事に従事できるのは、女性だけだそうです。

現在でも、その仕事には女性が従事しており、アフリカの女性たちを支える産業のひとつになっています。

そのため、シアバターに関わる産業を通して、現地女性たちの地位や生活水準の向上を目的とした取り組みや、フェアトレードを行うことが世界でも重要視されています。

精製と未精製

シアバターには、精製されたものと未精製のものがあります。

大量に流通しているものは、製品を安定させるために精製されていることが多く白色で、香りも未精製のものとは異なります。

精製したものは、不純物を取り除くときに石油系の溶剤(ヘキサン等)がよく使われ、製品化したときもそれが微量に残ってしまうことがあります。

そのため、おすすめなのは未精製のシアバターです。化学薬品を使わず、肌に良い微量成分も残したままで、お肌への浸透性や美肌効果に優れているといわれています。

サロンでも、伝統的な方法で自然採取された100%ナチュラルの未精製シアバターを使用しています。

シアバターの効果・効能

シアバターの効果

美容

植物オイルは色々ありますが、その中でもシアバターは保湿力がとても高いです。

また、お肌に良い栄養をたくさん含んでいます。下記は、シアバターに含まれている、主な脂肪酸の組成です。

・オレイン酸
・ステアリン酸
・パルチミン酸
・リノール酸
・リノレイン酸
など

例えばこの中のオレイン酸は、皮脂(毛穴から分泌されている油分で、皮膚の水分を保持する働きなどがある)を構成する脂肪酸の中でもっとも多く含まれている成分です。

お肌(角質)を柔らかくする作用があり、しわやエイジングケアにおすすめです。

また、お肌の構成成分に近いため、お肌に吸収されやすいという特徴もあります。

その他、トリテルペンアルコールやトコフェロール(天然ビタミンE)をはじめとした微量成分が多く含まれています。

これらは、保湿効果に優れ、お肌を保護・再生する力があるといわれています。

このように、シアバターは、その高い保湿力と豊富な栄養で、ふっくらっとツヤのある健康的なお肌作りに効果が期待できます。

安全性

シアバターは、天然100%の植物性オイルです。

アフリカでは、赤ちゃんの日焼け止めに使われるなど、お肌にとても優しいものです。

口に入っても安全です。

そのため、赤ちゃんのベビーマッサージの他、妊娠中のママにもお使いいただけます。

また、保存状態にもよりますが、シアバターは酸化しづらく、安定剤が入っていなくても長期に安定しています。

シアバターの使い方

シアバターは、常温では固形化して、バーム状になっています。

使うときは、温めて液状に溶かしてあげます。

その方法は、とても簡単です。

まずシアバターを少量、手に取ります。

例えば、顔に使うときは、下の写真くらいの量で大丈夫です。

シアバターの使い方1

それを、手でこすり合わせるようにしてなじませると、手の温度と摩擦熱で、シアバターは溶けて液状に戻っていきます。

シアバターの使い方2

冬場で手が冷たいときは、お湯で手を温めてから行うと溶けやすくなります。

おすすめなのは、シアバターをお風呂で使うことです。

シアバターも溶けやすいですし、保湿効果がさらに高まります。

アロマとブレンドする

シアバターは、「キャリアオイル」として使うこともできます。

キャリアオイルについて

「キレイの先生」編集部です。精油は、皮膚に直接塗布するには刺激が強いため、精油の成分を経皮吸収(皮膚から吸収すること)するためには、希釈する(濃度を薄める)必要があります。そのときに、精油を希釈するオイルを、「キャリアオイル」といいます。キャリアオイルには、ホホバオイルやアルガンオイルなどの植物オイルがあります。

サロンでは、お客様にお好みの香りの精油をお選びいただき、それをシアバターとブレンドして、トリートメントに使用しています。

そのときは、シアバターを別の小さな容器に取り分けて、タオルウォーマー(ホットタオルを作る機械)で温めて液状に戻し、そこに精油を加えて、トリートメント用のオイルを作っています。

シアバターと精油をブレンドするときは、1%程度の希釈率を目安に、お肌の弱い方は0.5%位から始めてみてください。

精油を1%に希釈する場合は、それぞれの分量は下の通りです。

・シアバター 30g

・精油 6滴

シアバターに精油をブレンドして、小分けのオリジナルクリームを作っても良いですね。

精油は、香りに加え、それぞれ効能もあります。

クリームの用途に合わせて、精油を選んでも良いでしょう。

例えば、顔に使うクリームでしたら、ゼラニウムやローズなどはおすすめです。

顔での使い方

シアバターの顔での使い方

1. スキンケア

シアバターは、保湿効果が高いため、乾燥肌のケアにも良いです。

スキンケアで使うときは、下記のような順番がおすすめです。

1) 化粧水

2) 【シアバター】

3) 乳液

使い方は、シアバターを手で温めて液状に戻してから、手の平でお肌全体になじませていきます。

使う量は、先程の写真くらいの少量で大丈夫です。

また、シアバターを乳液の代わりに、スキンケアの仕上げで使うこともできます。

2. オイリー肌のスキンケア

オイリー肌が気になる方におすすめなのは、次のような使い方です。

スキンケアでの順番は、上と同じ、化粧水の後です。

まずは、シアバターをお肌全体になじませます。

その後に、タオルや化粧水をひたしたコットンで押さえるようにして、シアバターを拭き取ってあげます。

すると、顔の余分なオイルを取ることができます。

ちなみに、サロンでは、シアバターを拭き取るコットンには、化粧水の代わりにローズウォーターを使用しています。

3. ディープクレンジング

シアバターは、毛穴の黒ずみやお肌のざらつきが気になるとき、ディープクレンジング(毛穴の汚れなどを落とすこと)に使うこともできます。

まずは、気になる部分にシアバターをなじませます。

そして、ラップをかけて、5~10分くらい蒸らします。

ラップを外したら、そこを優しくマッサージします。

例えば、小鼻でディープクレンジングを行うときは、下の画像のようにクルクル回して、マッサージしてあげましょう。

シアバターでディープクレンジング

それから、シアバターを洗い流します。

シアバターを使ったディープクレンジングは、お風呂で行うのがおすすめです。

お風呂では、(身体が温まって)毛穴が開くので、シアバターをなじませてしばらく置いてから、優しくマッサージして洗い流してあげましょう。

そのときは、顔にラップをかける必要はありません。

4~7. リップケアなど

シアバターはその他にも、顔には下記のような使い方ができます。

4. リップケア
シアバターはリップクリームとして、そのまま唇につけられます。
はちみつを練り込み、それを唇につけて上からラップをかければ、リップパック(唇パック)にもなります。

5. まつげ美容液
シアバターは、まつげ美容液にもなります。長いまつげを作るためのケアになります。方法は、指先にシアバターを少量取って、まつげに優しくすり込みます。このとき、シアバターが目に入らないように注意しましょう。

6. 日焼け止め
シアバターには、UVをカットする効果もあります。SPFの数値でいうと、紫外線防止の効果は6~8*です。外出前にシアバターを顔や身体に塗っておけば、日焼け止めになります。

7. 化粧下地
シアバターは、化粧下地としても使うことができます。手の平でお肌全体になじませたら、きれいなスポンジでお肌を軽く押さえてあげて、余分なオイルを吸い取ります。

髪などの使い方

シアバターのその他の使い方

8. 髪(ヘアケア)

シアバターを髪につけると、髪の保湿やツヤ出しになります。

方法は簡単で、髪の乾燥が気になるときや、ドライヤーをかける前などに、シアバターを髪になじませるだけです。

また、頭皮が固かったり薄かったりする方におすすめなのが、頭皮マッサージです。

お風呂でシャンプーの前に、先程のディープクレンジングと同じようなことを、頭皮で行います。

それによって毛根の汚れが取れ、育毛やフケの予防に効果的です。

9~12. その他

シアバターはその他にも、下のような使い方ができます。

9. ハンド・ネイルケア
シアバターを手全体になじませてあげれば、ハンドケアになります。そのまま食器や食材に触れても、香りは残りません。手先の乾燥や、あかぎれなどが気になるときにおすすめです。また、爪母(ツメの付け根)につけてあげれば、ネイルケアにも効果的です。

10. ネックケア
首は、身体の他の部分と比べて、皮脂腺(皮脂を分泌する組織)が少ないため、しわが出来やすく、年齢の出やすい場所です。化粧水をつけ、その後にシアバターをつけてあげると、ネックケアになります。

11. 授乳中のおっぱいケア
シアバターを授乳後のおっぱいや乳頭につけてあげれば、乳腺炎の予防になり、授乳時の痛みを和らげることができます。もし赤ちゃんがそのまま口にしてしまっても、シアバターなら安全です。

12. 妊娠線の予防に
一日2回、お腹周りや胸の下など、妊娠線が出来やすいところにシアバターをつけてあげれば、妊娠線の予防になります。妊娠の初期から、使用が可能です。

シアバターの魅力

シアバターの魅力

このように、シアバターはたくさんの使い方ができます。

ご自身のケアだけではなく、赤ちゃんにも安全に使うことができ、家族みんなで使えるのも魅力なのではないでしょうか。

そして、スキンケアで使うときの量を写真でご紹介したように、少量で大丈夫で、経済的です

それも、テクスチャーの柔らかいクリームとは、違うところかもしれません。

小さな容器に小分けして、「これは子供用に」、「これは外出用にポーチに」としておくのも良いですね。

シアバターは一家に1個持っておくと、本当に便利だと思いますよ。

【編集部チョイス】おすすめの「シアバター」

「キレイの先生」編集部です。

編集部の選んだおすすめのシアバターを、ご紹介させていただきます。

オーガニック シアバター 75g spa hinoki

東京都 赤坂のヘッドスパ専門店「桧 spa hinoki」さんから出されているシアバターです。癖のない手作りフェイスクリームを手作りすることができるため、手作り化粧品の初心者にはおすすめです。spa hinoki さんは、私もよく知っていて古民家の隠れ家のような雰囲気が素敵なサロンです。こちらのシアバターは、オーガニックでいちばん絞りのものだけが使われていて品質が高く、スキンケアやボディケアにそのままお使いいただいても良いです。

(通常価格 税別1,481円 * 2017年8月18日時点)

シアバター 30g 生活の木

アロマやハーブの専門店の「生活の木」にも、「シアバター」のお取り扱いがあります。こちらは、手作り化粧品の材料用のため、アロマハンドクリームを手作りするには良いですが、スキンケアやボディケアにお使いになる場合は、少し使いづらいかもしれません。

(通常価格 税別800円 * 2017年8月18日時点)

シアバター(プレーン) 40g GAIA NP

アロマブランドの「GAIA NP」のシアバターです。無香料のシアバターで、スキンケアやボディケアにお使いいただける他、エッセンシャルオイルをブレンドして、ご自身の好きな香りにアレンジすることもできます。

(通常価格 税別778円 * 2017年8月18日時点)

まとめ

「キレイの先生」編集部のまとめです。

取材を終えて、「すごい…」ただその一言です。

シアバターがこんなに万能な使い方ができるとは、知りませんでした。

赤ちゃんにも使えるくらい、お肌にも優しいのも嬉しいですよね。

取材中、私もシアバターを手に取らせていただきました。

本当にちょっとの量で十分なんです。

それを手で温めて溶かすだけで、手がしっとりするのをとても感じます。

一回に使う量を考えると、コストパフォーマンスも高いですね。

シアバターは、保湿やエイジングの効果が高く、顔のスキンケアからボディケアまで、たくさんの使い方ができます。

ご自分のケアだけではなく、家族全員に使えるので、お家にひとつ置いておくだけで便利そうですね。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:Active Relaxation SPACE 桑田 文子 先生、「キレイの先生」編集部)

* 2016年4月27日に公開された『シアバターの効果!とにかく便利で顔だけでも使い方たくさん』を再編集しました。

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