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たるみ毛穴の原因とは?頬などのたるみ毛穴を改善する方法!

プライベートサロン Anelan Spa [東京都]  富田 恵 先生

たるみ毛穴とは!頬の毛穴がたるみやすい理由から改善法まで

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「たるみ毛穴」です。

プライベートサロン Anelan Spa の富田 恵 先生に、取材させていただきました。

毛穴が縦に伸びる「たるみ毛穴」は、毛穴に原因があるというよりも、お肌に原因があると考えられ、頬などに症状が出やすいそうです。

たるみ毛穴は、毛穴がどうなっている状態なのでしょうか?

そして、たるみ毛穴を引き締めて改善するには、どんな方法が良いのでしょうか?

冨田 先生に教えていただきました。

目次

毛穴について
・毛穴の働き1.
・毛穴の働き2.

たるみ毛穴とは
・頬の毛穴がたるみやすい理由

たるみ毛穴の原因

たるみ毛穴の改善方法
・温冷洗顔(冷水で交互に顔をすすぐ)
・温冷洗顔(ぬるま湯と冷水で交互に顔をすすぐ)
・美ストーンフェイシャル

まとめ

毛穴について

毛穴について

「たるみ毛穴」がどんな毛穴トラブルなのかをお話しする前に、まずは毛穴の構造から話を始めようと思います。

毛穴は、皮脂を分泌するところで、そこから毛も生えています。深さは真皮まであり、その中に皮脂を分泌する「皮脂腺」という器官があります。

真皮について

「キレイの先生」編集部です。皮膚は下の画像のように、「表皮」・「真皮」・「皮下組織」の3層で出来ています。

皮膚の3層構造

表皮は、皮膚の表面にある層で、厚さは0.2mmくらいしかありません。その下の真皮には、繊維芽細胞(コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作っている細胞)があり、お肌の弾力の土台になっています。そして、もっとも奥の皮下組織には、脂肪や筋肉があります。

毛穴の働き1.

毛穴は、お肌にとっても、とても大切な働きをしています。

お肌の状態は、「スキンコンディション」と「スキンタイプ」で出来ています。

スキンコンディションとは、環境によるもので、例えば冬で湿度が低い、紫外線を浴びてしまった、お肌の水分量が不足している、といったようなことが当てはまります。

それに対して、スキンタイプは遺伝的なものです。これは変えることができず、改善するのは難しいです。

そのスキンタイプのベースになるのが、皮脂腺の大きさです。

これはあまり知られていないようですが、毛穴の中にある皮脂腺は、人によって大きさが違います。それによって、皮脂の出方も変わってきます。

お肌の油分の状態を「オイリー」・「ノーマルオイリー」・「ノーマルドライ」・「オイルドライ」で分けたとき、その皮脂腺の大きさをブドウで例えると、下記のような違いがあります。

・オイリー:巨峰

・オイルドライ:デラウェア(小粒の種なしブドウ)

これは遺伝によるもので、基本的に皮脂腺の大きさは変わりません。

そのため、自分のスキンタイプに合っていないスキンケアをすると(例えば、皮脂腺の大きいオイリー肌で、美容オイルを使うなど)、逆効果になってしまう場合もあります。

* ちなみに日本人の80%は、ノーマルオイリー・ノーマルドライのタイプといわれています。

毛穴の働き2.

毛穴の皮脂腺から分泌された脂(皮脂)は、汗腺から出た水分(汗)と混ざり合って膜を作り、それがお肌の保護膜(皮脂膜)になります。

この保護膜は、天然の保湿クリームです。

これによって、お肌の中の水分が蒸発するのを防いだり、外部の刺激(紫外線やほこり、排気ガス、花粉、PM2.5など)からお肌を守ったりして、お肌のバリア機能は保たれます。

保護膜をいかに作れるお肌にするかというが、がスキンケアの根本になります。

そして、その働きをしているのが、毛穴なのです。

たるみ毛穴とは

たるみ毛穴とは

毛穴は本来、丸い形をしていますが、縦に長く伸びてしまった状態を、「たるみ毛穴」といいます。

お肌の弾力の土台は、真皮の下記の成分にあります。

・コラーゲン

・エラスチン

・ヒアルロン酸

真皮は、コラーゲンが網目状になっていて、その交差部分にエラスチンがあります。

そして、網目の中にあるヒアルロン酸が水分を保持しています。

これらの成分は、年齢とともに減少していきます。

すると、それまでピンッと張っていた網目(コラーゲン)が、たるんだり崩れたりします。

エラスチンも、網目の交差部分から外れやすくなります。

それによって、お肌の弾力は低下し、たるんでしまいます

それが、毛穴の周りで起こると、毛穴が縦に伸びたような状態になってしまい、「たるみ毛穴」になるのです。

つまり、たるみ毛穴は、お肌のたるみが原因で、それは老化現象といえます。

頬の毛穴がたるみやすい理由

頬の毛穴がたるみやすい理由

毛穴は、身体の真ん中のライン上に集まっています。

顔には、鼻や顎などに多いです。

ただ、鼻などに、たるみ毛穴が出るイメージは、あまりないと思います。

それよりも、頬の毛穴の方がたるみやすいです。

それは、どうしてなのでしょうか?

例えば、鼻を触っていただくと、皮膚のすぐ下に骨があるのが感じられると思います。

それは、鼻の皮膚の皮下組織が薄いためです。

つまり、鼻にたるみ毛穴が出づらいのは、そもそも、そこのお肌にたるむ部分があまりないからです。

それに対して、頬は、皮膚の皮下組織が厚く、お肌にたるむ部分が多いです。

そのため、(特に顔の中心に近い)頬のあたりには、毛穴がたるみやすいです。

頬の毛穴がたるみやすいのは…

「キレイの先生」編集部です。頬の毛穴がたるやすいのは、下のように、皮膚の厚さによるところが大きいようです。

・鼻:皮膚の皮下組織が薄くて、お肌のたるむ部分が少ない

・頬:皮膚の皮下組織が厚くて、お肌のたるむ部分が多い

たるみ毛穴の原因

たるみ毛穴の原因

たるみ毛穴は、お肌の老化現象です。

そのため、その原因としては、まずは加齢が挙げられます。

たるみ毛穴は、20代の方にはほとんど見られませんが、30代以降でその悩みをお持ちの方が出てきて、特に40代で増える印象です。

その他にも、下のようなことは、お肌の老化につながりますので、たるみ毛穴の原因になります。

■ 紫外線
お肌の老化現象の80%は、紫外線が原因とされています。
そのため、外出するときにはしっかり日焼け止めをすることも、たるみ毛穴の予防になります。

■ 顔のこすりすぎ
ゴム風船を膨らませてから空気を抜くと、ゴムはたるんでしまいます。
お肌にも同じことが当てはまります。顔をこすりすぎると、皮膚が引っ張られて伸びて、たるみやすくなります。

■ 洗顔のしすぎ
洗顔の目的は、皮脂の汚れを取ることで、とても大事です。
ただ、洗顔をしすぎると、お肌に必要な皮脂まで取りすぎてしまい、保護膜が壊れて、バリア機能も低下します。
それによって、紫外線などの刺激にも弱くなりますから、お肌の老化現象は進んでしまいます。
そして、お肌の老化現象が進むことでさらにバリア機能も低下し…、といったような負のスパイラルに陥りがちです。

■ 無理な角栓の除去
鼻にテープのようなものを貼って、それをピッと剥がすと、角栓を取れるようなアイテムがあります。
ただ、それはお肌への負担が大きいです。無駄に皮膚を引っ張ってしまうので、たるみにもつながりやすいです。

■ 過度のフェイスマッサージ
フェイスマッサージは大事ですが、皮膚を引っ張りすぎないように、オイルやクリームなどの潤滑油が必要です。
マッサージのしすぎで潤滑油が渇いたことに気付かず、そのまま続けてしまうと、皮膚を引っ張ってしまいますから、それもたるみの原因になります。

その他、タバコや睡眠不足、不規則な食事などの生活習慣も、お肌の老化につながり、毛穴がたるむ原因になります(タバコの有害成分は、エラスチンを破壊する作用があるといわれています)。

たるみ毛穴の改善方法

たるみ毛穴の改善法

たるみ毛穴は、お肌のたるみが原因にあります。

そのため、毛穴のケアを行うだけでは、毛穴の汚れを取ることはできても、たるみ毛穴を改善することはできません。

たるみ毛穴を改善するには、洗顔の後、冷水で顔をすすぐことがおすすめです。

温冷洗顔(冷水で顔をすすぐ)

洗顔は基本的に、34度前後のぬるま湯で行います。

そして、その後に、冷水で顔をすすぐことで、毛穴を引き締めることができます。

たるみ毛穴を改善するには

「キレイの先生」編集部です。下のように、顔をすすぐときは、冷水で行うことがおすすめとのことです。

1. 洗顔:「ぬるま湯」を使う

2. 顔のすすぎ:「冷水」を使う

冷水で顔をすすぐことで、たるみ毛穴の改善につながりますが、その前に、正しいクレンジング・洗顔をすることが、とても大切になります。

クレンジングで化学的な汚れ(メイクの汚れ、排気ガスなど)を、洗顔で脂の汚れ(酸化した皮脂)を落とし、お肌の表面をきれいにします。

もしお肌が汚れたままでは、冷水で毛穴を引き締めたときに、その汚れまで閉じ込めてしまい、肌トラブルの原因になります。

温冷洗顔(ぬるま湯と冷水で交互に顔をすすぐ)

温冷洗顔

洗顔で顔をすすぐときに、ぬるま湯、冷水、ぬるま湯、冷水…、といったように、ぬるま湯と冷水を交互に繰り返すのも、おすすめです。

ぬるま湯と冷水で、交互に1回ずつ、バシャッと顔をすすぎます。

それによって、下記のような効果があります。

■ ぬるま湯で洗う
・毛穴が開く
・血管が開く

■ 冷水で洗う
・毛穴が引き締まる
・血管が引き締まる

このように、ぬるま湯と冷水で交互に顔をすすぐことで、血管は「開く → 締まる → 開く…」を繰り返し、ポンプのような働きをして、血行促進になります。

お肌に必要な酸素や栄養は、血液から届けられています。

そのため血流が良くなると、肌代謝(ターンオーバー)の活性化につながり、美肌にも良いです。

ターンオーバーとは

「キレイの先生」編集部です。皮膚は、内側で新しい肌細胞が生まれて、それが少しずつ表面に上がって、最後は古くなったもの(角質)が垢になって剥がれ落ちていきます。下の記事でも紹介していますが、そのサイクルを「ターンオーバー」といいます。

尚、(洗顔で)ぬるま湯と冷水で交互に顔をすすぐときも、最後は、冷水で締めるようにしましょう。

美ストーンフェイシャル

サロンには、「美ストーンフェイシャル」という技術があり、たるみ毛穴にはとてもおすすめです。

まずは、洗顔で、お客様の毛穴の大きさに合わせて洗顔料を選び、お肌の水分と油分のバランスを整えます。

その後、フェイスマッピング(肌分析)で顔のパーツごとに状況を見て、マッサージ剤を選びます。

そして、トリートメント(マッサージ)に使うのが、ホットストーン(玄武岩を温めたもの)とコールドストーン(ひすい・大理石を冷やしたもの)です。

そして、その後にコールドストーンを当て、(開いた)毛穴と血管を引き締めます。

それを交互に繰り返すことによって、血行が促進され、肌代謝も上がります。

この「美ストーンフェイシャル」を行っていただくと、お肌の仕上がりの違いを、ご実感いただけると思います。

ホットストーンとは

「キレイの先生」編集部です。下の記事でも紹介していますが、ホットストーンは、温めた石を使ってトリートメント(マッサージ)する手技のことをいいます。私も体験したことがありますが、本当に気持ちが良いトリートメントですよ。

まとめ

「キレイの先生」編集部です。

たるみ毛穴は、毛穴に起きているトラブルというよりも、お肌のたるみが大きな原因なのですね。

頬の毛穴がたるみやすいのも、そのためです。

冨田 先生の取材中にも話が出たのですが、「何事もバランスが大切」です。

例えば、「洗顔が良い」と聞くと、ついつい、洗顔を頑張り過ぎたりしませんか?

「フェイスマッサージが良い」と聞くと、やり過ぎてしまいませんか?

洗顔もフェイスマッサージも効果のあることですが、「し過ぎ」では、逆効果になってしまいます。

何事も、適度なバランスが大切ですね。

洗顔で顔をすすぐときに、冷水を使うのは、今日からでも始められると思います。

それが、たるみ毛穴の改善にもつながりますから、頬の毛穴のたるみが気になっている人は、早速お試しになってみてはいかがでしょうか?

今回取材した富田 恵 先生に「キレイの先生 バラに満ちるオールインワン」をお試しいただきました!

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※個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。


(取材:「キレイの先生」編集部 文:プライベートサロン Anelan Spa 富田 恵 先生、「キレイの先生」編集部)

* 2016年5月20日に公開した『たるみ毛穴とは!頬の毛穴がたるみやすい理由から改善法まで』を再編集しました。

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