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ストレスで肌荒れになるのはどうして?症状と理由をまとめ!

「キレイの先生」編集部  

ストレスで肌荒れになるのはどうして?症状と理由をまとめ!

「健康で潤いのある美しい肌を作るには何が大切ですか?」

エステサロンの先生方にそうお聞きしたとき、どんな答えが多いと思いますか?

スキンケア? いい化粧品?それとも フェイスマッサージ?

いいえ、それは「生活習慣」です。これはどの先生もおっしゃられることです。

ある先生の取材で印象的だった、こんな言葉があります。「サロンできれいになっても、生活習慣が乱れていると、すぐ元に戻ってしまうんですよ」

お肌にも、当たり前のことが大切です。睡眠時間をしっかり取る、栄養バランスのとれた食事をする。

そして、ストレスをためない。

私は先日、取材で先生から「ストレスたまっていませんか?」とご指摘いただきました。そこで今回は、これまでの先生方のお話を受けて、ストレスとお肌の関係についてまとめてみようと思います。

ストレスは肌荒れの原因になります。それはどうしてなのでしょうか?

目次

自律神経の乱れで肌荒れに
・自律神経とは
・出やすい症状

腸の不調で肌荒れに

血液・リンパの流れの悪化で肌荒れに
・血流の悪化で出やすい症状
・リンパの滞りで出やすい症状

バリア機能の低下で肌荒れに

ストレス解消法
・深い呼吸
・腸マッサージ
・ホットストーン
・プロのトリートメント

まとめ

自律神経の乱れで肌荒れに

ストレスで肌荒れになる理由1

ストレスと肌荒れの関係について、まず言えることは、「こうだからお肌に悪い」というような単純な理由ではありません。

ストレスは、あらゆる側面からお肌にも悪影響があるといえます。

まずは、自律神経の側面からみていきましょう。

自律神経とは

自律神経は、私たちの身体と心をコントロールしている神経です。このサイトでも、色々な記事の中で出てきました。

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、それぞれ下記のような特徴があります。

■ 交感神経
・「緊張」の神経
・昼に強く働く

■ 副交感神経
・「リラックス」の神経
・夜に強く働く

私たちの身体では、この2つの神経が交互に入れ替わって、バランスを取っています。

出やすい症状

自律神経の乱れで出やすい肌荒れの症状

ストレスがあると交感神経が強く働き、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

本来、夜は副交感神経が優位になり、身体はリラックスした状態です。それがストレスで交感神経が強くなって優位になったままでは、緊張した状態が続くことになります。

すると夜も眠れなかったり、眠りが浅くなったりします。

人の身体の代謝は、夜によく働くといわれています。お肌のターンオーバー*1も、代謝のひとつです(夜の22:00~02:00がお肌のゴールデンタイム*2ともいいますね)。

ターンオーバーが乱れれば、古い角質*3がお肌の表面に残りやすく、乾燥やくすみにつながります。シミやしわも出来やすくなります。

また、自律神経が乱れると、女性ホルモンのバランスも崩れてしまうため、それが原因でニキビが出来ることもあります。

ストレスによる自律神経の乱れだけでも、これだけのお肌の悩みにつながってしまう可能性があります。

*1 ターンオーバーとは:
お肌は内側で新しい肌細胞が生まれて、それが少しずつ表面に上がって、最終的には古くなったものが表面から垢になって剥がれ落ちていきます。このお肌の生まれ変わりを、「ターンオーバー」といいます。

*2 お肌のゴールデンタイムとは:
夜の22:00~02:00の間にお肌が再生されるため、その時間帯は睡眠を取るようにした方が良いといわれています。ただ最近では、眠り始めてから3時間が、美容には大切ともされています。

*3 角質とは:
お肌の表面の古い肌細胞のことを「角質」といいます。

腸の不調で肌荒れに

ストレスで肌荒れになる理由2

自律神経の乱れとも関係していますが、ストレスは内蔵の働きも悪化させます。

そして、お肌は内蔵の調子ともリンクしています。

例えば、当サイトでもなんどか取り上げたことがある「腸」。

腸は食べたものの栄養を吸収し、全身に不要なものを排出する働きがあります。身体に必要な栄養は、腸から血管を通じて届けられています。お肌のターンオーバーに必要な栄養もそうです。

ストレスで腸の働きが悪化すると、栄養の吸収も悪くなり、お肌も栄養不足になってしまいます。するとターンオーバーの乱れにもつながりますから、先程のようなお肌の悩みも出やすいです。

また、腸の不調は便秘にもなりやすいです。ある先生に言われて衝撃的だったのですが、それは、生ゴミで放置されているのと同じ状態だといいます。

そのままでは、腸の中でたまった老廃物が腐っていって、そこから毒素が発生します。その毒素が血管を通じて全身を巡り、お肌の毛穴から排出されると、ニキビや吹き出物の原因になります。

血液・リンパの流れの悪化で肌荒れに

ストレスで肌荒れになる理由3

血流の悪化で出やすい症状

ストレスは、血流も悪化させます(これも、自律神経の乱れが関係しています)。

血流が悪くなれば、顔色も悪くなりますし、くすみも出やすいです。

また、お肌に必要な栄養も血液から届けられていますから、お肌は栄養不足になり、ターンオーバーが乱れる原因にもなります。

リンパの滞りで出やすい症状

人の身体は、血管と並行するように、リンパ管が走っています。リンパ管には、リンパ液が流れていて、身体に不要な老廃物を運んでいます。

血流が悪化すると、そのリンパの流れも悪くなってしまいます。

すると老廃物がつまってしまい、顔や身体はむくみやすくなります。

バリア機能の低下で肌荒れに

ストレスで肌荒れになる理由4

ストレスは、身体の免疫機能を低下させるといわれています。

お肌にも、お肌を保護しているバリア機能があります。これによってお肌は、外部の刺激から守られています。

ストレスは、そのバリア機能も低下させます。

すると、お肌は乾燥もしやすくなりますし、シミなども出来やすくなります。肌荒れにもなりやすいです。

ストレス解消法

ストレスをため込まないようにするには、自分なりのストレス解消法を持つことです。

私はドラマが好きなので、休日は一日ドラマを流しっぱなしのこともあります。おいしい食べ物を食べたり、旅行したりするのもいいですね。

このサイトでもこれまで、色々な先生方に、ストレス解消におすすめの方法を教えていただきました。

そのいくつかをご紹介させていただきます。

深い呼吸

ストレス解消法1

アーユルヴェーダサロン ガネーシャ のブラフ ヤヨイ 先生に教えてもらったのが、「深い呼吸」です*。

呼吸がストレス解消になるというのは、ちょっと驚きじゃないですか?

呼吸は、息を吸うときに交感神経が優位に、息を吐くときに副交感神経が優位になるそうです。だから、呼吸でリラックスすることができるんです。

深い呼吸というと、大きく息を吸うことをイメージされるかもしれません。

ただ、ブラフ ヤヨイ 先生によると、より意識してほしいのは、しっかりと息を吐き切ることだそうです。そうすることで、その後にたくさんの息を吸うことができ、自然と深い呼吸ができるようになります。

* ブラフ ヤヨイ 先生の記事は「ヨガの自律神経を整える呼吸法!椅子に座り簡単ヨガの紹介付」からご覧ください。

腸マッサージ

腸セラピーサロン Andium の工藤 真己 先生によると、「セロトニン」というホルモンの90%は、腸で作られているそうです*1。これは、「幸せホルモン」といわれ、心のバランスを整える作用があるとされています。

腸の働きが悪化してしまうと、このホルモンの分泌も低下してしまいます。

そのため、腸を活性化させることは、ストレス解消にも効果的です。そこで、おすすめなのが「腸マッサージ」です。

方法は簡単で、お腹を触ってみて、少し痛みを感じたり固くなっていたりする場所があれば、そこを指先でクルクルと回してあげましょう。

腸マッサージサロン オプロミ の清水 絵美 先生に教えていただいたのは、下の写真のように、手をハート形にしてマッサージする方法です*2。

ストレス解消法2

お腹をほぐす腸マッサージの簡単やり方!便秘改善にも効果有
腸マッサージサロン オプロミ 清水 絵美 先生

お腹を触ったときに、少し痛みを感じたり固くなっていたりするのは、腸のその部分に老廃物がたまっていることが考えられます。そこに優しく刺激を与えることで、老廃物の排出を促すことができ、便秘の改善にもおすすめです。

*1 工藤 先生の記事は、「腸セラピーの効果と方法!固いお腹をほぐして根本から元気に」からご覧ください。

*2 清水 先生の記事は、「お腹をほぐす腸マッサージの簡単やり方!便秘改善にも効果有」からご覧ください。

ホットストーン

ストレス解消法3

これまで方法と少し違い、専用の道具が必要になってしまうのですが、個人的におすすめなのが「ホットストーン」です。

ホットストーンは上の写真のように、温めた石を使うセラピーです。

私は、Natural Happy Therapist School の関口 智子 先生の取材*で、体験させていただきました。

ホットストーンは玄武岩という石を使うのですが、ご自宅では55度前後のお湯(お風呂より10度くらい温かい)で温めてお使いいただくことができます。

顔にも身体にも使えて、ただ乗せておくだけでも身体がポカポカ温まりすし、それでマッサージもできます。

石の優しい温かさで、頭の中でごちゃごちゃ考えていたことがスッと抜けて、リラックスできます。

* 関口 先生の記事は、「ホットストーンの効果と使い方!自宅でも簡単な顔に使う方法」からご覧ください。

プロのトリートメント

ご自分でストレス解消するのが難しいときや、疲れがたまりきっているときは、サロンなどに足をお運びいただいて、プロの手のトリートメント(マッサージなど)をお受けになるのもいいですよ。

人は、他人の手で触ってもらうと、心が落ち着きます。

そして、私自身も取材でトリートメントを体験させていただくこともあるのですが、「やっぱりプロの技術は違うな」といつも感じています。なかなかご自分ではケアが難しいところも、しっかりケアしていただけます。

リフレッシュ・リセットしたいときには、プロの手を借りるのもおすすめです。

まとめ

こうしてまとめてみると、ストレスはあらゆる側面からお肌に悪いことが、改めてよく分かりました。

自律神経が乱れて、肌荒れに。

腸の不調で、肌荒れに。

血流・リンパの滞りで、肌荒れに。

バリア機能の低下で、肌荒れに。

お肌にいいことは、本当に何ひとつありませんね(それはお肌だけではなく、身体全体にもいえることです)。

取材中に先生方と、よく現代の時代性の話題になります。

現代は、ストレスを感じやすい環境にあります。女性の社会進出、ネット社会、家庭・育児、ストレスの種はそこかしこにあります。

ほとんどの方が、なんらかのストレスをお抱えなのではないでしょうか?

健康・美容のためにも、それをうまく解消しながら、ため込まないようにしていきたいですね。

本日のキレイの先生