美容のスペシャリストが教えるキレイ

乾燥肌の改善!夜の入浴からスキンケアでどんな方法がある?

本日のキレイの先生

針谷 幸亜 先生

乾燥肌の改善!夜の入浴からスキンケアでどんな方法がある?

冬は、お肌が乾燥しやすいシーズンです。一日の終わりの夜、お風呂(入浴)からお肌のお手入れ(スキンケア)まで、毎夜のローテーションの中で、乾燥ケアになるちょっとした工夫があります。

お顔をゆすぐお湯は高くても34度で

寒い冬、お風呂・シャワーは、高い温度で設定していると思います。

ただ、お顔をゆすぐときのお湯の温度には、気をつけてください。

お顔をゆすぐお湯は、高くても32~34度にしましょう。

冬のお風呂(やシャワー)の温度を考えると、かなりぬるく感じるかもしれません。

ただ、お肌の温度は、34度がベストといわれています。

お肌の温度は、34度がベスト

それ以上の温度のお湯でお顔をゆすぐと、お肌の温度は上がってしまいます。

すると、お肌の中の水分も、蒸発が早くなります。

その結果、ただでさえ乾燥しやすいシーズンに、さらに乾燥しやくなってしまいます。

シャワーも、身体に当てる温度で設定されたお湯を、お顔にはかけないように注意してください。

お顔をタオルに持っていって拭く

お風呂を上がったとき後にも、気をつけたいポイントがあります。

お顔を拭くときです。

これは、洗顔の後もそうですね。

お顔をタオルでごしごしと拭かないようにしてください。

力を入れてお顔を拭けば、お肌がダメージを受けてしまいます。

すると、乾燥や肌荒れの原因になってしまいます。

おそらく皆さまもお顔を拭くときは、タオルで「トン、トン」と軽く叩くようにしている方が多いのではないでしょうか?

このとき、「タオルをお顔に」持っていっていると思います。

タオルをお顔に持っていっている

もっと良いのは、「お顔をタオルに」持っていくことです。

お顔をタオルに持っていく

こうすると、お顔にはほとんど力がかかりません。

お顔をとても優しく拭くことができます。

タオルで軽く叩いてお顔を拭かれている方は、もうひとつ階段を上がって、「お顔をタオルに」持っていってみてください。

化粧水とオイル・美容液・乳液を交互に重ねづけ

そして、冬の乾燥には、お肌のお手入れで、たっぷりと保湿してあげることです。

その名も、「ミルフィーユ大作戦」です。

ミルフィーユ大作戦とは

化粧水の後に薄くオイルをつけ、また化粧水に戻り、その後に薄くオイルを、そしてまた化粧水に戻り…、と繰り返します。

化粧水とオイルの層を積み重ねて、まるでミルフィーユですね。

ミルフィーユ大作戦
Bin im Garten

私はオイルには、ココナッツオイルにエッセンシャルオイルを合わせたものを使っています(ココナッツオイルには保湿力があります)。

オイルは、美容液や乳液でもOKです。

ポイントは、化粧水と交互に積み重ねるようにして、つけてあげることです。

そして、最後はクリームでふたをしてあげましょう。

■ スキンケアの手順:

・通常
化粧水 → オイル → クリーム

・ミルフィーユ大作戦
化粧水 → オイル → 化粧水 → オイル → 化粧水 … → クリーム

※オイルは、美容液か乳液でも大丈夫です。

まとめ

今回ご紹介したものは、何かを準備する必要もありません。

今晩からでも始められると思います。

特に、乾燥が気になる冬のシーズン、毎夜のローテーションの中で、ちょっとした工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか?

(取材:「キレイの先生」編集部 文:メディカルアロマサロン Angelease 針谷 幸亜 先生、「キレイの先生」編集部)

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