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頑固な汚れ落としから学ぶ、毛穴の詰まり・汚れは潤いが大切

ポアレスラボ 表参道店  大橋 千鶴子 先生

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お肌は手で触れることができますが、毛穴の中は触れることができません。当然のことですが、毛穴に指は入りません。毛穴のお手入れは

難しいともいえますが、トラブルの特徴や原因を知ることで適切なお手入れをすることができます。きれいなお肌はきれいな毛穴から始まりますから、毛穴もきれいでいたいものです(詳細は「【ミニコラム】「きれいな毛穴 = 美肌」となる理由」をご覧ください)。今回は、毛穴に詰まった汚れを落として、毛穴をきれいにする洗顔のヒントをご紹介しようと思います。

「洗顔」の前に「保湿」する

きれいなお肌でいるには、洗顔がとても大切になります。ただ、厄介になるのが、毛穴に詰まった汚れです。

特に、毛穴周りや毛穴の詰まりが固くなってしまっていると、中の汚れはなかなか取れなくなってしまいます。

そこでヒントになるのが、お皿にこびりついた汚れです。

お皿の汚れがカピカピに乾燥していると、なかなか汚れを落とせませんよね。そんなしつこい汚れを洗い落とすときのことを想像してみてください。多くの人は、水にお皿をしばらくつけて、汚れを浮き上がらせてから、洗い落とすのではないでしょうか? それは水によって汚れが柔らかくなるためです。

つまり、汚れを取るのにも、「水分」が必要なのです。

毛穴の汚れも同じです。水分を与えて毛穴の周りを柔らかくすることが大切です。

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毛穴の汚れを落とすときは、まずは毛穴に水分をしっかりと与えてあげましょう。そして、毛穴の周りが柔らかくなったら、吸着力のある洗顔料で毛穴の汚れを取り除いてください。

■ 毛穴の詰まりを取り除くときの洗顔
1. クレンジング
2. プレ洗顔(水で洗う)
3. 洗顔

水分は、お肌に潤いを与えるためだけではなく、汚れを取り除くためにも大切であるということですね。

毛穴の詰まりを取り除く「ひと手間」

では、毛穴の詰まりを取り除きやすくする方法をいくつかご紹介します。

化粧水をコットンで

化粧水をたっぷりと含ませたコットンを薄く裂いて、毛穴の汚れが気になる部分(鼻など)にしばらく置き、毛穴に水分を与えてから洗顔をしましょう。

お鼻の頑固な詰まりは軽くつまんで毛穴をストレッチ

お風呂場で、美容液など滑りの良いものを使って、軽くお鼻をつまんだり、ひねったりしてみましょう。「こびりつく」ような頑固な詰まりが取り除くやすくなります。

毛穴トラブルによって化粧品を使い分ける

毛穴の状態に合わせて化粧品を使い分けることも効果的です。

酸化することで起こる「黒角栓毛穴」や「メラニン毛穴」には抗酸化作用のあるビタミンCやフラーレン配合の化粧品を使用し、「乾燥毛穴」には保湿効果の高い成分配合のものを使用するなど、化粧品もいくつかのタイプを用意しておいて、そのときのお肌や毛穴の状態によって、お使いになるアイテムをお選びできるようにしておくと、とても便利です。

(それぞれの毛穴の状態については、「毛穴の汚れ・詰まり・開きは8種の毛穴トラブルに分類できる」をご覧ください)

毛穴の詰まりは洗顔で取る

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毛穴の周りが柔らかくなったら、洗顔で汚れを落としていきます。

洗顔料は、毛穴の詰まりをしっかりと取れるように、吸着力のあるアイテムを使うようにしてください。泡のしっかりした洗顔料がお勧めです。

毛穴の詰まりは無理に取らない

毛穴の詰まりが気になるあまり、指やピンセットなどで取りたくなりますが、毛穴の周りの皮膚はとても薄いため、力ずくで詰まりを取ろうとすると、周りの皮膚を傷つけてしまい、かえって肌トラブルの原因になってしまいます。

お肌は過度にさわりすぎてしまうと、固くなってしまいます。例えば、肘や膝、足の裏は日頃の生活で摩擦が大きく、角質が固くなっています。

同じように、毛穴の周りも触りすぎなどで刺激が多くなると、固くなります。

固くなれば、毛穴の詰まりは、余計に取りづらくなってしまいます。

毛穴の詰まりは力ずくに取るのではなく、水分を与えて毛穴の周りを柔らかくして、洗顔で無理なく取るようにしましょう。

体を冷やさない

また、これは毛穴だけではなく、お肌全体にも良いことですが、冷えに気をつけて、できるだけ体を温めるようにしましょう。

お肌も血液から栄養が運ばれて生まれ変わっています。体が冷えていると、血流も悪くなり、栄養が細胞に行き届かなくなってしまい、新しい健康な細胞が生まれにくくなります。

毛穴の周りがドーナツ型のように黒ずんだり、弾力やハリの低下によって毛穴が開いたりしたときは、新しい健康なお肌に生まれ変わらせることが重要です。

そのためには、体を冷やさず、血流を良くして、肌の生まれ変わりを促進させることが大切です。

また、これもよくいわれていることですが、質の良い睡眠を十分にとって、バランスの良い食事を心がけてください。

まとめ

お肌は、日によっても状態が異なりますが、部位によっても状態がことなります。良いお手入れの理想は、それぞれの部位に合わせて、ケアを行うことですが、手間もかかるため、そこまで行うのは大変です。

洗顔の前に水で洗う、コットンパックで柔らかくするなど、洗顔前に「ひと手間」かけるだけでキレイな毛穴、美しい肌を作ることができます。

まずは洗う前の「ひと手間」から始めていきましょう。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:ポアレスラボ 表参道店 大橋 千鶴子 先生、「キレイの先生」編集部)

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