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しわのスキンケアはこう変える! お勧めの美容成分の解説付

プライベートサロン YOI  中村 翠 先生

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しわが表れてしまったときに、まずできるのは、普段のスキンケアでお使いの化粧品を少し変えることです。お肌に必要な美容成分を与えてあげることで、しわの改善を図ってください。どんな美容成分がお勧めかも、合わせてご紹介させていただきます。

まずは「保湿」をする

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しわが出てしまったときに、まず行うべきスキンケアは、「保湿」です。

しわには種類があり、大まかに「表皮」のしわ、「真皮」のしわに分けることができます。

それぞれの原因は、下記の通りです(詳細は「そのしわの深さは? しわにも種類があること知っている?」をご覧ください)。

・表皮のしわ:保湿不足で乾燥が原因

・真皮のしわ:弾力の低下が原因

表皮のしわは、乾燥が原因ですから、保湿が良いのはお分かりになるかと思います。一方、真皮のしわの原因は、弾力の低下です。それでも、やはり、まずは保湿から始めていただければと思います。

しわを保湿で目立たなくさせる

真皮のしわの場合、たしかに保湿では、根本的な改善にはなりません。しかし、お肌の表面が潤ってなめらかになれば、しわが目立なくなります。

真皮のしわであっても、まずはしっかり保湿してあげて、しわを目立たなくさせてから、必要な成分を与えてあげてください。

「セラミド」・「天然保湿因子」がお勧め

では、保湿の美容成分には、いったいどんなものがあるでしょうか? 私がお勧めしたいのは「セラミド」と「天然保湿因子」です。

セラミド

まずは、「セラミド」です。

お肌の表皮は、さらにいくつかの層に分かれています。そのいちばん外側(表面側)にあるのが、「角層」という層です。角層は、角質細胞が重なってできており、その細胞と細胞の間を埋めているのが「セラミド」です(厳密には、角質細胞と角質細胞の間を埋めている部分の約80%の成分がセラミド)。

セラミドはターンオーバー(お肌の生まれ変わり)の最中に、生成されるのですが、加齢とともに生産量は減っていきます。

では、セラミドが減少すると、どうなるでしょうか? 角質細胞を密閉しておくことができず、イメージとしては、お肌の表面がめくれてしまうと想像してください。

すると、外部からの刺激も受けやすくなりますし、お肌の中の水分も蒸発しやすくなってしまいます。

そして、セラミドは食事から補給することは難しいため、化粧品で補給してあげることが大切になります。化粧品では、美容液やクリームに配合されていることが多いです。

天然保湿因子

「天然保湿因子」も角層に存在している成分です。化粧品では、化粧水などに配合されていることが多いです。お値段もお手頃な印象があります。ただ、保湿力でいうと、セラミドの方に軍配が上がるように感じます。

ヒアルロン酸よりも「セラミド・天然保湿因子」

「保湿」というとヒアルロン酸をイメージされる方も多いと思います。

ただ、私は保湿の美容成分としては、ご紹介したセラミドや天然保湿因子の方がお勧めです。

それは、セラミドや天然保湿因子が、お肌の表面の表皮に存在しているのに対し、ヒアルロン酸は表皮にはあまり存在していないためです。表皮のさらに奥の真皮に、ヒアルロン酸はたくさん存在しています。

化粧品はお肌の表面を潤わすものですから、保湿を第一に考えると、セラミドや天然保湿因子が良いと思います。

「レチノール誘導体」・「ビタミンC誘導体」もお勧め

しわでお悩みの方は、ほとんどが真皮のしわでお悩みかと思います。真皮のしわの原因は、弾力の低下です。

弾力が低下しているということは、真皮にある弾力成分の「コラーゲン」や「エラスチン」が減少しているともいえます。

レチノール誘導体

コラーゲンやエラスチンを生成しているのは、「線維芽細胞」という細胞です。線維芽細胞は、加齢にともなって、コラーゲンやエラスチンの生成量が減少していきます。

このコラーゲン・エラスチンの生成に働きかけるのが、「レチノール誘導体」です。

コラーゲンやエラスチンを化粧品で補給するのではなく、それらの生成をしっかり働かせるために、レチノール誘導体が配合された化粧品をお使いになるのも良いでしょう。

ビタミンC誘導体

また、お肌の中で活性酸素が発生して酸化してしまっても、線維芽細胞のコラーゲン・エラスチンの生産量は減少します。

そのためには、抗酸化作用のある美容成分も、しわに良いです。抗酸化成分として有名なのは、「ビタミンC誘導体」でしょう。シミに良い美容成分のイメージをお持ちの方が多いかとは思いますが、しわも含めた、全般的なお肌のお悩みに良い美容成分だと思います。

生活習慣で行いたいこと

また、しわが表れてしまったときに、スキンケア以外で、日常生活で行えることを、最後にご紹介します。

食事で抗酸化作用のある栄養素を食べる

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先程もご説明したように、活性酸素が発生して酸化が進むと、しわの原因にもなります。

そこで、食事でも、抗酸化作用のある栄養素をとることを心がけてみてください。

抗酸化作用のある栄養素、そして、代表的な食材は、下記の通りです。

・ビタミンA:人参、かぼちゃ
・ビタミンE:アーモンド、ナッツ
・ビタミンC:ブロッコリー、パプリカ、すっぱいフルーツ
・ポリフェノール:緑茶、ブドウ、大豆

例えば、ビタミンCは熱に弱い、ビタミンAは油で炒めるのと相性が良い、など栄養素や食材によって、適した料理方法は異なります。

どんな料理方法が適しているのか、調べてから調理すると、さらに効果的でしょう。

睡眠時間をしっかりとる

これは、しわだけではなく、どんなお肌のお悩みにもいえることですが、睡眠時間はしっかりとるようにしてください。

日中、栄養は生命維持のために使われ、お肌にそれほど栄養を回すことができません。そして、皮膚が再生されるのは、夜に寝ている間です。

しっかりと睡眠時間を取って、栄養をお肌に回すようにして、お肌の再生を働かせてください。

まとめ

しわが出てしまったときは、普段のスキンケアを変えるというのが、ひとつの方法です。

まずはしっかりと「保湿」をして、しわが目立たないようにしましょう。お勧めの美容成分は、セラミドと天然保湿因子です。

そして、必要に応じて、レチノール誘導体やビタミンC誘導体などを付け加えてみてください。

(取材・文:「キレイの先生」編集部)

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