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ローションパックの効果は?4つの手順で簡単に出来るやり方

自然療法セラピーとエステのサロン Le Cadeau  土生 美保 先生

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「キレイの先生」編集部です。

皆さまは、化粧水をどうやって付けていますか?

手で付けていますか?

エステサロンの先生方に取材していると、「化粧水はローションパックで付けるのがおすすめ」というアドバイスをいただくことがあります。

今回のテーマは、そんな「ローションパック」についてです。

自然療法セラピーとエステのサロン Le Cadeau の土生 美保 先生に取材させていただきました。

土生 先生は、佐伯式(美容家の佐伯 チズ 先生の技術)の認定ビューティシャンで、セミナーインストラクターの資格もお持ちです。

佐伯式には、おすすめのローションパックの付け方があるとのことで、土生 先生に方法などをお聞きしてきました。

化粧水を付けるときは、どうしてローションパックが良いのでしょうか?

そして、どんな付け方がおすすめなのでしょうか?

土井 先生の後編の記事はこちら

こちらは、土井 先生の前編の記事です。後編では、目元の乾燥についてお話しいただきました。

目次

ローションパックとは

ローションパックの効果

ローションパックのやり方
・手順

まとめ

本日のキレイの先生

自然療法セラピーとエステのサロン Le Cadeau

土生 美保 先生

「キレイの先生」編集部

ローションパックとは

土生 先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「ローションパック」です。

ローションパックは、化粧水をコットンでパックして付けることをいいます。

まずは、スキンケアの中で、化粧水がどんな役割があるのか教えていただけますか?

洗顔で、ツッパリ感のある方が好きな人がいます。

ただそれは、必要な油分まで落としがちで、乾燥を起こしてしまう原因にもなります。

編集部のコメント

皮膚は、毛穴から「皮脂(ひし)」という油分を分泌しています。

皮脂は、皮膚の表面で、汗などの水分と混ざり合い、天然の保護膜である「皮脂膜(ひしまく)」を作ります。

皮脂膜は、皮膚の水分が蒸発しないように防ぐ役割があります(他にも、外部の刺激から皮膚を守ったりする役割もあります)。

そのため、皮脂を取り過ぎてしまうと、皮膚の水分が蒸発しやすくなり、乾燥の原因になります。

洗顔で必要な油分まで落とし過ぎたままにしておくと、お肌は水分が失われていきます。

化粧水は、その洗顔後の水分を補う役割があります。

お肌に水分が足りていて保湿されていれば、肌荒れや日焼けなどもしにくくなります。

化粧水の付け方は、いくつか考えられると思います。

手で付けるのか、ローションパックで付けるのか、先生はどちらがおすすめですか?

化粧水は、ローションパックでお付けいただくことが、いちばんです。

ただ、化粧水を手で付けるのと、コットンで付けるのとでは、手で付けた方が良いと思います。

…どういうことでしょうか?

化粧水はローションパックで付けるのが、いちばんおすすめなのですよね?

はい、化粧水をコットンで「パック」にしてお付けするのが、いちばんのおすすめです。

コットンで化粧水を付けることもできますが、それでしたら、手で付けた方が良いと思います。

手の温かさで、化粧水の浸透も良くなるためです。

編集部のコメント

土生 先生のお話をまとめさせていただきます。

化粧水は、下のような付け方があります。

・手で付ける

・コットンで「パック」にして付ける

・コットンに化粧水を浸して優しくつける

それを、土生 先生のおすすめ順に並び直すと、下のようになるということですね。

1) コットンを「パック」にして付ける

2) 手で付ける

3)  コットンに化粧水を浸して優しくつける

ローションパックの効果

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ローションパックは、どんな効果が期待できるのでしょうか?

お肌の表面が水分で満たされてなめらかに整えられることで、その後に使う美容液などの浸透が良くなります。

これをご覧ください。

(ここで、土生 先生が2種類のスポンジを出される。ひとつは乾燥していてカチコチのもの、もうひとつは湿っていてやわらかい)

(乾燥しているスポンジを)こちらは、乾燥して固くて、例えばここに美容液を付けても入っていきづらいと思います。

たしかに、入りが悪そうな感じがします。

それに対して、(湿っているスポンジを)こちらのように、水分があると、なめらかでやわらかく、しわもありません。

美容液も入っていきやすいです。

なるほど!

お肌もそれと同じで、潤っていた方が、その後の化粧品の浸透も良いということですね。

とても分かりやすいです!

例えば、植物も、土が乾燥していると栄養剤が入っていきづらいです。

お肌も、同じようなイメージです。

つまり、ローションパックには、「整肌」の効果があるということですね。

トラブルを自分で防げるようなお肌に整えてくれます。

また、お肌のハリを増して、毛穴を引き締めるような効果も期待できます。 

お肌のハリが増すのは、(湿ったスポンジ)これをみれば、分かるような気がします。

水分があるとやわらかくて、ハリがあります。

お肌も、このスポンジと同じように、水分がしっかりあると、ハリが出て毛穴も目立ちにくくなるのですね。

ちなみに、ローションパックは、どんな方におすすめですか?

どんな方にもおすすめです。

すべての肌トラブルに対応します。

むしろ、肌トラブルは水分が足りていないことから起こっている場合もあるため、トラブルでお悩みの方にこそおすすめです。

また、日焼けしたお肌の鎮静にも良いです。

吹き出物が落ち着いたりするなど、簡単にできるセルフケアのため、皆さまにもマスターしていただきたいと思います。

ローションパックのやり方

では、具体的なローションパックのやり方を教えていただきたいと思います。

コットンは、どんなものを用意すれば良いでしょうか?

佐伯式では、7×16cmのコットンを使用します。

これは、佐伯式のオフィシャルのコットンです。

これを、5枚に裂いて使います。

最近では、佐伯式のオフィシャルで、それよりも大きく8×20cmのサイズのものが、去年の12月に出ました。

そちらでしたら、2枚に顔全体をカバーすることができます。

ローションパックを行うには、7×16cm以外のサイズのものでも大丈夫なのでしょうか?

はい、もちろんです。

もし、小さめのサイズのコットンでしたら、細かく顔全体に乗せて行うこともできます。

ただやはり、おすすめは、7×16cmのコットンです。

ローションパックの方法を教えてください。

まずは、コットン全体を水で濡らします。

それを両手で挟んで、水気を軽く切ります。

水がポタポタと落ちるくらいが、目安です。

その上から、500円玉大の分量の化粧水を、コットン全体になじませていきます。

コットンは、化粧水だけで湿らせるのではないのですか…。

どうして最初に、コットンを水で濡らすのですか?

化粧水だけで湿らせようとすると、化粧水をたくさん使うことが必要で、ローションパックには、少し濃すぎてお肌に負担がかかってしまいます。

そのため、最初に水でコットンを濡らし、化粧水は500円玉大の分量で十分です。

経済的にも、そちらの方が優しいですね。

化粧水を手で付けると、化粧水は手にも浸透します。

ただ、ローションパックの場合は、化粧水のすべてがお肌に入っていくイメージです。

その分、コットンを最初に水で濡らして、化粧水を薄めてあげる感じですね。

そして、ローションパックに使う化粧水は、出来れば、アルコール分の入っていないものでお願いしたいです。

アルコール分の入っている化粧水は、夏場などはスッとして気持ちが良いですが、かえって乾燥につながる場合もあります。

手順

化粧水をコットンになじませる方法は分かりました。

佐伯式のローションパックは、付け方に特徴があるそうですね。

はい。

コットンに化粧水をなじませたら、それを5枚に裂きます。

1枚目のコットンは、目元から口元のあたりに乗せて、上1/3の鼻の部分に、下1/3の口の部分に、空気穴を開けます。

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2枚目のコットンは、目元からおでこに乗せて、下1/3の両目の部分に、穴を開けます。

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3枚目は右頬に、4枚目は左頬に乗せます。

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そして、最後の5枚目は、顎から首に乗せます。

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この付け方は、どんなところがポイントですか?

目元は、女性がいちばん気になる場所です。

そこの部分にコットンが三重になるようにして、たっぷりと保湿できるようにします。

そして、首も顔の一部です。

このローションパックの付け方では、そこまでケアすることができます。

ローションパックは、どのくらいの時間を行うと良いですか?

3です。

それ以上・以下で行うと、お肌の水分がコットンに戻っていってしまいますので、気を付けてほしいと思います。

ローションパックを長く行いたい場合は、コットンの上からラップをかぶせれば、5~10分くらい行うことができます。

スチーム効果で、化粧水の浸透をより良くすることができ、お肌がさらにプルプルになります。

ホテルにあるようなシャワーキャップに、目・鼻・口の穴を開けて、ローションパックの上からかぶせるのも良いですね。 

また、お風呂の湯船の中でローションパックを行っても、スチーム効果があるため、5~10分くらい行うことができます。

編集部のコメント

土生 先生のお話から、ローションパックのやり方をまとめさせていただきます。

1) 
コットンを水に濡らして、両手ではさんで水気を切る。
目安は、水がポタポタと落ちるくらい。

2)
500円玉大の分量の化粧水を、コットン全体になじませる。

3)
コットンを5枚に裂いて、下のように付ける。

[1枚目] 目元から口元のあたりに乗せる(鼻と口の場所に穴を開ける)

[2枚目] 目元からおでこに乗せる(両目の場所に穴を開ける)

[3枚目] 右頬に乗せる

[4枚目] 左頬に乗せる

[5枚目] 顎から首に乗せる

4)
3分くらいしたら、コットンを外す。
ローションパックを5~10分くらい行う場合は、下のようにする。

[a] ラップをかぶせる

[b] シャワーキャップに目・鼻・口の穴を開けてかぶせる

[c] お風呂の湯船の中で行う

ローションパックの後は、何を付ければ良いでしょうか?

お肌の栄養剤である「美容液」を付けて、目元や口元には、専用のクリームをお付けになることをおすすめします。

そして最後に、ふたの役目である「クリーム」や「乳液」を付けます。

美容液・クリーム・乳液を付けるときは、下から上に付けるようにしましょう。

上から下に付けると、顔が下がってしまう原因になります。

まとめ

教えていただいたローションパックのやり方は、乾燥しやすい目元などは、パックを重ねてケアすることができます。

コットンを化粧水だけで浸すのではなく、まずは水で濡らすというお話も面白かったです。

化粧水をたくさん使うわけではないのも、経済的に嬉しいです。

土生 先生の話をお聞きして、「こうした毎日のちょっとしたひと手間の積み重ねが、お肌を変えていくのだろうな」と私自身も反省しました。

土生 先生の後編の記事では、「目元の乾燥」について取り上げます。

乾燥しやすい場所のため、ローションパックでも、三重になるようにしていましたね。

こちらも面白いお話ですので、合わせてご覧ください。

土井 先生の後編の記事はこちら

こちらは、土井 先生の前編の記事です。後編では、目元の乾燥についてお話しいただきました。

本日のキレイの先生

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