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クレイの使い方!肌が明るくなるクレイパックの簡単なやり方

クレイセラピー教室 lippuru(リップル)  有川 俊子 先生

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「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「クレイの使い方」です。

クレイは、「粘土」のことをいいます。

その使い方といっても、もちろん粘土遊びではありませんよ。

ヨーロッパでは、クレイが自然療法に用いられ、「クレイセラピー」として体系化もされています。

クレイセラピー教室 lippuru(リップル) の有川 俊子 先生に、話をお聞きしました。

こちらは、有川 先生の後編の記事です。

前編では、クレイの効果や種類についてまとめました。

この後編では、クレイの代表的な使い方「クレイパック」について取り上げます。

* 有川 先生の前編の記事は、「クレイの効果とは!ホワイト?レッド?グリーン?どう選ぶ?」からご覧いただけます。

目次

クレイパックの効果
・クレイとは
・作用
・種類
・選び方

クレイパックの方法
・ペースト状の作り方
・手順
・方法
・頻度
・注意点

身体のクレイパック

まとめ

本日のキレイの先生

クレイセラピー教室 lippuru(リップル)

有川 俊子 先生

「キレイの先生」編集部

クレイパックの効果

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有川 先生のインタビューの内容に入る前に、前回の記事のおさらいです。

前回の記事では、クレイの種類や効果について、まとめました。

私の方で、その内容を、ここで簡単にまとめさせていただきます。

クレイとは

クレイセラピーは、「粘土・クレイ」を用いた自然療法です。

特にヨーロッパでは、古くから、クレイが生活に取り入れられてきました。

「粘土」といっても、子ども時代に遊んでいた「あの粘土」ではありません。

汚染されていない環境から採掘して、パウダーになっているものを使用します。

クレイは、パックにして使う「クレイパック」が、代表的な使い方です。

作用

有川 先生は、クレイの効果を「土と水」で例えられていました。

乾いた土に水をやると、どんどん吸収していきます。

それと同じように、クレイにも、「吸い取る力」があります。

お肌にクレイを乗せることで、余分な皮脂*や老廃物を吸い取ることができます。

デトックスの効果です。

そのため、顔にクレイパックをすることで、お肌がワントーン明るくなったり、むくみが取れて引き締まったりする効果が期待できます。

そして、クレイの種類によって、この吸い取る力(吸着力)が違います。

* 皮脂は、毛穴から分泌されている油分です。

種類

クレイは、メーカーによって、種類の名称が違います。

有川 先生は「国際クレイセラピー協会」のクレイをお使いになっていて、そちらの分類でご紹介いただきました。

1. ホワイトクレイ

[吸着力]
マイルド

[特徴]
粒子の細かなクレイで、顔のパックなどにおすすめです。

2. レッドクレイ

[吸着力]
やや強め

[特徴]
なめらかな質感でしっとりとしていて、血流を良くする作用が高いです。

3. ピンククレイ

[吸着力]
マイルド

[特徴]
メーカーが「ホワイトクレイ」と「レッドクレイ」をブレンドして作ったもので、肌触りが良いです。
有川 先生は「クレイパックが初めて」という方には、こちらをおすすめされるそうです。

4. イエロークレイ

[吸着力]
ホワイトクレイやピンククレイと比べると少し強め

[特徴]
日焼後のお肌のケアに良いです。

5. グリーンクレイ

[吸着力]
強め

[特徴]
ヨーロッパでは医療でも用いられることがあるそうで、脂性肌やニキビで皮脂の分泌が多い方には向いていますが、敏感肌の方には少し強すぎるかもしれません。

6. ブラウンクレイ

[吸着力]
非常に強い

[特徴]
主に、身体のデトックスに使用します。

選び方

「クレイパックが初めて」という方は、吸着力のマイルドなものから始めるのが良いでしょう。

クレイはメーカーによって名称は違いますが、下の2つが、作用がマイルドなものを選ぶときの目安になります。

・「カオリン」や「カオリナイト」という名称が付いている

・色が白い*

* 色が白くても、中には、作用の強いものもあります。

クレイパックの方法

先生にはここまで、クレイの作用や種類についてお話しいただきました。

クレイの使い方としては、「クレイパック」が代表的です。

先程のお話では、お肌がワントーン明るくなったり、顔のむくみを取ったりする効果も期待できるといいます。

ここからは、クレイパックの方法について、お話しいただきたいと思います。

ペースト状の作り方

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クレイは、パウダーのままでは、パックに使えません。

これをどのようにして、パックとして使えるようにするのでしょうか?

クレイパックは、クレイと水を混ぜて、ペースト状にしていきます。

クレイの分量は、商品によって違いますが、顔全体に使うときは、大さじ2~3杯くらいが目安です。

それに対して、水は大さじ1~2杯で、クレイよりもやや少なめの量です。

ご自宅でクレイパックを行うときは、先にクレイを量り、そこに水をちょっとずつ入れて混ぜ合わせ、滑らかなペーストにしていく方法が、簡単かと思います。

ペーストは、どのくらいの固さにしますか?

マヨネーズくらいの固さが、目安です。

ちょっとやわらかめのペーストですね。

手順

クレイパックは、どのタイミングで行うのが良いでしょうか?

クレイパックは、お肌に乗せて、乾いてきたら取り外します。

クレイが完全に乾くと、吸い取る力もなくなります。

また、そのまま乗せておくと、最終的には、クレイがお肌にパリパリに引っ付いてしまいます。

そのため、クレイパックは、お風呂で行うことがおすすめです。

湯船につかりながら行うと、蒸気で温まってクレイが乾きにくく、長時間パックを行えます。

たしかに、お風呂場では、クレイも乾きづらいです。

すると、クレンジング・洗顔をした後に、クレイパックを行うのが良いのでしょうか?

メイクをきれいに落とした後ですね。

ただ、その後の洗顔は必要ありません。

洗顔してからクレイパックを行うと、かえって皮脂を落とし過ぎてしまいます。

クレイパックは、洗顔の代わりにもなります。

クレイパックを行うときは、洗顔はしないようにしましょう。

また、クレイパックを落とした後も、洗顔は不要です。

編集部のコメント

クレイパックを行うときの手順をまとめると、下のようになります。

1) クレンジング

2) 【クレイパック】

3) 化粧水

4) 乳液・クリーム

そして、クレイパックは「吸い取る力」がありますから、余分な皮脂も吸い取ってくれますから、洗顔を行う必要はありません。

方法

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クレイパックは、何を使って、顔に付けるのでしょうか?

スパチュラなどが便利ですが、手で塗っても大丈夫です。

クレイをどのくらいの厚さで塗りますか?

パックが薄ければクレイの乾く時間が早く、厚ければ厚いほど遅くなります。

そのため、最低でも、皮膚が完全にみえなくなるくらいの厚さで塗るようにしましょう。

そして、気になる場所には、厚めに塗ることがおすすめです。

クレイパックはどのくらいの時間、顔に乗せておくと良いのでしょうか?

大体の目安は、10~15です。

ただ、クレイパックは、環境によって乾く時間が変わります。

乾き切る前に、ぬるま湯で洗い流すことが大切です。

クレイパックが乾ききってしまうと、取るのも大変になりますし、肌の乾燥の原因にもなります。

クレイパックをした後は、何か特別なアフターケアが必要ですか?

しっかり保湿することを心がけてほしいと思います。

また、キャリアオイル*を顔全体になじませることもおすすめです。

それによって、皮膚に残っていたクレイを落とすことができて、乾燥を防ぐことにもつながります。

その後は、いつものケアで大丈夫です。

* キャリアオイルは、植物油のことをいいます。

頻度

クレイパックは、毎日行って大丈夫なのでしょうか?

はい、大丈夫です。

ただ、毎日クレイパックを続けると、お肌が乾燥してしまう場合もあります。

そのため、週に1~2が理想でしょうか。

クレイパックを行って、お肌が乾燥したり、刺激になったりしたときは、間隔を空けるか、クレイの種類をマイルドなものに変えるようにしましょう。

また、クレイパックにキャリアオイルを少し入れて、クレイの吸い取る力を弱めることもできます。

注意点

クレイパックを行う上での注意点はありますか?

クレイは、金属を錆びさせる作用があります。

私は、クレイパック中にメガネをしてテレビを観ていたら、メガネにクレイが付いて、錆びてしまったことがあります。

クレイパックを行うときは、ピアスなどの貴金属にクレイが付かないように気を付け、クレイが付いたら、きれいに洗い流すようにしましょう。

また、道具も金属製のものは避けた方が良いです。

クレイを保管する容器も、ピクルスを入れておくような密閉できるガラス瓶が、理想です。

クレイをペースト状にするときに混ぜる道具も、出来れば、プラスチックや木製のものが良いです。

また、身体にクレイパックを行う場合、体内にペースメーカーなどの異物が入っていると、それを吸い出そうとする作用が、わずかですがあります。

そういった方は、クレイパックを続けることで影響がないとはいえないので、念のため異物のある箇所へのパックは避けた方が良いと思います。

身体のクレイパック

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「クレイパックは身体にも使える」というお話がありましたが、どんな場所に使えるのでしょうか?

例えば、ふくらはぎにクレイパックを行うことで、足のむくみ取りにつながります。

足裏も、老廃物などがたまりやすいので、デトックスにおすすめです。

手荒れの解消にもなります。

ご自分では難しいかもしれませんが、肩や背中に塗ると、コリが楽になります。

また、上級者向けですが、頭皮にも使えます。

地肌のクレンジングになって、健康的な髪の毛が生えてくるのを助けてくれます。

* 効果には個人差があります。

こうしてお聞きしただけでも、クレイはたくさんの使い方ができるのですね。

クレイには、いくつかの種類があって、吸い取る力が違います。

顔のクレイパックでは、「初めての方は、作用のマイルドなものから始めるのがおすすめ」というお話がありました。

それは、身体でも同じでしょうか?

クレイパックを身体に使うときは、作用の強いものをお使いになっても良いと思います。

例えば、足裏には、吸着力の強い「ブラウンクレイ」なども良いです。

足の冷えには、「レッド」がおすすめです。

もちろん、顔と同じように、作用の弱いものをお使いいただいても大丈夫です。

クレイは、赤ちゃんから高齢者の方まで使うことができ、利用しやすいものです。

男性にも人気があって、講座の生徒さんがパートナーにクレイパックを行って喜ばれた話もお聞きします。

私の主人も、クレイで作った歯みがき粉を使って、「歯ぐきの腫れが引いた」と喜んでいました。

クレイで、歯みがき粉も作れてしまうのですか!

本当にたくさんの使い方ができるのですね。

私も今日、先生の話をお聞きて、クレイの魅力がよく分かりました。

今回は、クレイの面白いお話をありがとうございました。

まとめ

取材後、有川 先生はこんな話をされていらっしゃいました。

「クレイは、まだまだ知られていないと思います。もっとたくさんの方に知っていただきたいです」

たしかに、クレイセラピーは一般的とはいえないかもしれません。

ただ、例えば「泥洗顔」なども、クレイセラピーの一種といえます。

クレイは、ヨーロッパでは、古くから自然療法として取り入れられています。

美容や健康の効果も高いです。

少量から手に入れることもできるので、いちどクレイパックをお試しになってみてはいかがでしょうか?

* 有川 先生の前編の記事は、下からご覧ください。

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