キレイの先生

ホーム > 美肌 > 美容法 > 

クレイの効果とは!ホワイト?レッド?グリーン?どう選ぶ?

クレイセラピー教室 lippuru(リップル)  有川 俊子 先生

1100136_a01

「キレイの先生」編集部です。

植物は、美容に取り入れられています。

オーガニックの化粧品も人気があります。

例えば、アロマテラピーなどもそうですね。

そして、自然のものでは、土も美容に取り入れることができます。

厳密には、土ではなく、「粘土(クレイ)」です。

ヨーロッパでは昔から、自然療法として粘土が取り入られてきました。

それを、「クレイセラピー」といいます。

美容では、クレイパックなどで使うことができます。

今回は、クレイセラピー教室 lippuru(リップル) の有川 俊子 先生に、クレイについて話をお聞きしました。

こちらは、その前編となります。

前編では、クレイの効果や種類について、まとめさせていただきます。

そして後編では、クレイパックの方法を取り上げます。

目次

クレイとは

クレイの効果
・クレイパック

クレイの種類
・1. ホワイトクレイ
・2. レッドクレイ
・3. ピンククレイ
・4. イエロークレイ
・5. グリーンクレイ
・6. ブラウンクレイ
・選び方

まとめ


本日のキレイの先生

クレイセラピー教室 lippuru(リップル)

有川 俊子 先生

「キレイの先生」編集部

クレイとは

1100136_a02

有川 先生、よろしくお願いします。

先生は、クレイセラピーの講師でいらっしゃいます。

まずは、「クレイセラピー」について教えていただけますか?

クレイセラピーとは、日本語でいう「粘土」、「クレイ」を用いた自然療法のことをいいます。

ヨーロッパでは、クレイが日常的に取り入れられています。

フランス在住の方とお話をしたときも、クレイをパックに使ったりするなど、「クレイが特別なものとは感じない」とおっしゃっていました。

クレイは、ヨーロッパ以外でも伝統的に使われています。

例えば、アメリカでは先住民のインディアンが薬代わりとして使ったり、オーストラリアではアボリジニーが儀式で身体のペイントに使ったりしてきました。

古代エジプトのクレオパトラも、ナイル川の底のクレイを使ってパックしていたという逸話も残っています。

また、象が泥浴びをしているところを、テレビでご覧になったことのある方も多いのではないかと思います。

それは、クレイを身体に付けることで、皮膚を守ったり、傷を治したりしているそうです。

野生動物がそうしてクレイを使用しているのをみて、人間もクレイを生活に取り入れるようになったといわれています。

動物も、クレイを利用しているのですか。

生きる知恵ですね。

クレイは、「一般的な粘土」と考えて良いのでしょうか?

たしかに、「粘土」というと、子どもの遊びのものや、粘土細工などが、イメージにあると思います。

ただ、クレイセラピーでは通常、パウダーになっているものを使用します。

そして、もっとも大事なのは、「汚染されていない」場所から採掘されているということです。

また、鉱物上の分類や、ミネラルなどの分析がしっかりしてあるクレイを使うことも大切です。

クレイは、鉱物学でいう「粘土鉱物」という分類になります。

その中でも、「カオリナイト」や「イライト」、「スメクタイト」などといった種類のものが、顔や身体にも使いやすいです。

ただ、市販されているクレイの商品に、これらの名前が前に出ることは、あまりありません。

商品では、「ホワイトクレイ」のように色の入った名前や、「カオリン」や「モンモリオナイト」といった名前で表示されることが多いです。

クレイの効果

1100136_a03

クレイには、いくつかの種類があるとのことですが、それは何が違うのですか?

クレイには、「吸い取る力・吸着力」があります。

例えば、乾いた土に水をやると、水を吸い取りますね。

お肌にクレイを乗せておくと、皮脂(ひし)*1や老廃物を吸い取ってくれます。

長時間乗せておけば、お肌の表面だけではなく、体内の老廃物も吸い取るといわれています。

クレイは、種類によって、吸着力の強さが違います。

吸着力の強いクレイは、皮脂を取り過ぎてしまって、敏感肌や乾燥肌につながる場合もあります*2。

そのため、クレイパックを初めて行う方などは、吸着力のおだやかなものから始められるのが良いと思います。

つまり、クレイには、老廃物を吸い取って排出する「デトックス」効果があるということですね。

クレイセラピーが、クレイの「セラピー・療法」というように、健康にも良い理由が分かります。

*1 皮脂は、毛穴から分泌されている油分のことをいいます。

*2 毛穴から分泌された皮脂は、汗などの水分と混ざり合って、お肌を覆う天然の保護膜「皮脂膜(ひしまく)」を作ります。皮脂膜は、お肌の水分が蒸発しないように防いだり、外部の刺激からお肌を守ったりする役割があります。そのため、皮脂を取り過ぎてしまうと、皮脂膜が不十分になって、敏感肌や乾燥肌に傾く原因になります。

クレイパック

クレイの使い方としては、顔にパックする「クレイパック」などがあると思います。

クレイパックをすることで、どんな効果が期待できるでしょうか?

クレイパックをすると、お肌がワントーン明るくなって、ツルツルになります。

それは、1回のクレイパックでも、変化を感じていただけると思います。

また、顔のむくみが取れて、引き締まります。

私自身、クレイパックをすると、小顔になるような感じがあります。

他にも、目がパッチリしたり、ほうれい線の場所に重点的に塗っておくと、ほうれい線が薄くなったりする効果も期待できます。

* 効果には個人差があります。

クレイの種類

1100136_a05

クレイは、種類によって、吸い取る力が違うとのことでした。

具体的に、クレイにはどんな種類のものがあるのでしょうか?

クレイの種類は、メーカーによって名称が異なります。

私自身は、国際クレイセラピー協会に所属し、協会が扱うクレイを主に使用しているので、今回は、そちらの名称でご紹介させていただきます。

国際クレイセラピー協会で扱うクレイでは、クレイを「色」で6種類に分類しています。

1. ホワイトクレイ

「ホワイトクレイ」は、白い粉末のクレイで、もっとも粒子が細かいです。

吸い取る力の強さは、マイルドです。

そのため、顔のパックなどにおすすめです。

ベビーパウダーやボディパウダーの代わりにも使うことができます。

2. レッドクレイ

「レッドクレイ」は、吸着力が比較的強めのクレイです。

他のクレイがサラサラとしているのに対して、なめらかな質感でしっとりとしています。

クレイは天然のミネラルが豊富に含まれますが、レッドクレイはその中でも、「鉄分」が豊富です。

血流を良くする作用が高いため、冷え性の方におすすめです。

足や手の冷えに塗っても良いですし、足湯などにクレイをそのまま入れていただくこともできます。

3. ピンククレイ

「ピンククレイ」は、メーカーが「ホワイトクレイ」と「レッドクレイ」をブレンドして作ったものです。

マイルドな「ホワイトクレイ」に、しっとり感のある「レッドクレイ」を加えることで、肌触りが良くなっています。

私は、クレイパックが初めての方には、こちらの「ピンククレイ」をおすすめしています。

4. イエロークレイ

「イエロークレイ」は、吸い取る力は、ホワイトクレイやピンククレイと比べると、少し強めです。

カリウムや鉄分などの天然ミネラルを豊富に含んでいます。

日焼けした後の、栄養不足で疲れたお肌のケアにおすすめです。

5. グリーンクレイ

「グリーンクレイ」は、吸着力が強く、ヨーロッパでは医療用として使われることがあります。

天然のミネラルも、イエロークレイと同様に豊富です。

脂性肌や皮脂の出過ぎによるニキビケアに良いですが、敏感肌の方には少し強すぎるかもしれません。

初めてのクレイパックを行う方も、いきなりグリーンクレイから始めるのは避けた方が確実だと思います。

6. ブラウンクレイ

「ブラウンクレイ」は、吸い取る力が他のクレイと比べて、非常に強いです。

初心者の方が、顔のパックにブラウンクレイをお使いになると、かえって乾燥してしまう可能性もあります。

主には、身体のデトックスに使用するのに向いています。

マグネシウムが豊富に含まれています。

選び方

「クレイが初めて」という方は、吸着力がマイルドなものから始めるのが良さそうです。

ただ、メーカーによって、種類の名称が違うとのことでした。

選び方のポイントはありますか?

出来れば、メーカーに直接、吸着力の強さをご確認いただくのがいちばんです。

目安としては、商品名に「カオリン」と付くものは、作用は割と穏やかです。

また、白色のクレイも、吸着力が弱い傾向にあります。

ただ、白色のクレイでも、作用の強いものもあるため、すべてに当てはまるわけではありません。

クレイは、ネットでも簡単に購入できます。

上でご紹介したクレイは、「国際クレイセラピー協会」のクレイのショッピングサイトで購入できます。

また、「ナチュラスコスメティクスバー」で取り扱われているクレイも、品質が良く、成分分析が公表されているので、おすすめできます。

マイルドなクレイを選ぶには、「カオリン」という名称が付いているか、色が白いか、といったことがひとつの目安にできそうですね。

この後は、クレイの代表的な使い方「クレイパック」の方法を教えていただきたいと思います。

まずはここまで、ありがとうございました。

まとめ

私は、クレイにいくつかの種類があるのは知っていましたが、具体的に何が違うのかは、よく分かっていませんでした。

「吸い取る力」が違っていたのですね。

クレイは、力が強い種類が良いわけではありません。

肌質や体質、使う場所によって、向いているものが分かれます。

有川 先生の後編の記事では、クレイの代表的な使い方「クレイパック」について、まとめます。

クレイパックは、とても簡単に行えて、効果が高いので、是非合わせてご覧いただきたい内容です。

今回取材した有川 俊子 先生に「キレイの先生 バラに満ちるオールインワン」をお試しいただきました!

市販品の化粧品では、刺激が出たりすることもあるのですが、この商品は刺激もなく香りも良いので嬉しかったです。しっとり感もありつつ、さっぱり感があって、洗顔後に気持ち良く付けることができました。

バラに満ちるオールインワンとは

エステオーナー100人以上の教えを詰め込み、水を一滴も加えずバラ水に置き換え、バラのチカラで年齢肌をうるおわせます。

※個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。


本日のキレイの先生