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触ってモチモチのもち肌になるには?作り方の2つのポイント

「キレイの先生」編集部  

触ってモチモチのもち肌になるには?作り方の2つのポイント

「キレイの先生」編集部です。

「思わず触りたくなるような肌」

そんなコピーを見かけて、まず思い浮かんだのが、触るともちもちしたお肌でした。

そんなこともあり、「よしっ、今回はもち肌についてまとめてみよう」と思い立ちました。

普段は、エステサロンの先生方に話をお聞きして、それを皆さまにご紹介しています。今回、編集部で記事をまとめながら、「すらすらと解説される先生方はさすがだな」と、そんな当たり前のことを改めて感じています。

思わず触りたくなるような、もち肌になるには、どうすればいいんでしょうか?

調べる内にみえてきたのは、もちもちのお肌を作るのに大切な2つのポイントでした。

これまでの先生方の話を思い出しながら、もち肌について、頑張ってまとめてみます。

目次

もち肌とは
・1. お肌に弾力がある
・2. お肌に潤いがある(皮脂膜について)
・2. お肌に潤いがある(角質層について)

もち肌になるには、肌に潤いを与える
・生活習慣の改善
・ビタミンCの摂取

もち肌になるには、肌の潤いを保つ
・保湿
・肌に優しいクレンジング

まとめ

もち肌とは

もち肌とは

まずは、「もち肌」とはどんなお肌なのか、ということから始めたいと思います。

もち肌は、触るともちもちしたお肌のことをいいますよね。

それには、下記の要素が必要です。

1. お肌に弾力がある

2. お肌に潤いがある

では、それぞれの要素について、もう少し詳しくみていきましょう。

1. お肌に弾力がある

皮膚は約1.5mmの厚さの中に、(表面から)「表皮」・「真皮」・「皮下組織」の3つの層があります。

そして、この中でお肌の弾力になっているのが、「真皮」の部分です。

皆さまも、コラーゲンやエラスチンが、お肌の弾力成分であることはご存知だと思います。

これらの成分は、真皮の中にあります。

真皮は、コラーゲンが縦横に編まれたような、ネット状になっています。そして、その結合部にあるのが、エラスチンです。エラスチンは弾力性に富み、ネット状のコラーゲンをサポートしています。

このコラーゲンとエラスチンの組み合わせが、お肌の弾力の元になっています。

(ちなみに、このネット状の中にはヒアルロン酸が入っていて、お肌の水分を保持しています)

コラーゲン・エラスチンは、私たちの体内で生成されています。生成しているのが、「繊維芽細胞」という細胞です。

人の細胞は、年と共にその働きが衰えていきます。繊維芽細胞も例外ではありません。

繊維芽細胞の働きが衰えると、コラーゲン・エラスチンの生成量は減少します。

それが、年をとるとお肌の弾力がなくなっていく理由のひとつです。

つまり、もち肌を作るには、コラーゲン・エラスチンをしっかり作り出せるようにしなければなりません。

2. お肌に潤いがある(皮脂膜について)

もち肌とは、お肌に潤いがある(皮脂膜について)

もち肌のもうひとつの要素は、お肌が潤っていることです。それはつまり、お肌が水分を保持できているということです。

そして、それに大切な働きをしているのが「皮脂膜」と「角質層」です。

皮脂膜については、このサイトでも何回か話題に出ました。例えば、プライベートサロン サロンドエミ の小原 聖子 先生には、肌の乾燥と皮脂の関係性について、お話しいただきました*。

皮脂は、毛穴から分泌されている油分です。シンプルに「脂」と言った方が、分かりやすいでしょうか。

そう言うと、あまりいいイメージはないかもしれませんが、これはお肌の潤いには欠かせないものです。

毛穴から分泌された皮脂は、汗などの水分と混ざり合い、「皮脂膜」を作ってお肌を覆います。その膜が、お肌の水分が蒸発を防ぐ「ふた」になります(ちなみに、皮脂膜にはその他、ほこりなどの外部の刺激からお肌を守る働きがあります)。

皮脂膜が不十分な状態では、お肌の水分は蒸発しやすく、乾燥肌の原因にもなります。

つまり、お肌が潤っているというのは、お肌に水分があるだけではなく、その蒸発を防ぐ油分とのバランスが整っていることも、大切な要素です。

* 小原 先生の記事は、「顔のテカリの原因は肌の乾燥でも?乾燥性脂性肌のスキンケア」をご覧ください。

2. お肌に潤いがある(角質層について)

そして皮脂膜ともうひとつ、お肌の水分保持の役割があるのが「角質層」です。

先程、皮膚が「表皮」・「真皮」・「皮下組織」の3つの層から出来ていることはお話ししました。その中で、表皮はわずか約0.2mmの厚さしかありません。ただ、これはさらに4つの層に分かれています*1。

そのもっとも表面にあるのが、「角質層」です。

角質層は、「角質細胞(肌細胞)」が積み重なって出来ています。そして、その間をくっつけているのが、「細胞間脂質*2」です。

この構成は、レンガを積み上げた壁によく例えられます。レンガとレンガは、セメントなどでくっつけられていますよね。

角質層について

これを角質層に当てはめると、下記のようになります。

・レンガ → 角質細胞

・セメント → 細胞間脂質

そして、このレンガのような組み合わせが、お肌の水分が蒸発しないように防いでいるんです(ちなみに、角質層にはその他に、外部の刺激から守っている働きもあります)。

つまり、角質層が整っていることも、お肌の潤いには欠かせません。

*1 表皮は、(内側から)「基底層」・「有棘層(ゆうきょくそう)」・「顆粒層(かりゅうそう)」・「角質層」の4つの層から出来ています。

*2 細胞間脂質の主成分が「セラミド」です。

もち肌になるには、肌の弾力を取り戻す

生活習慣の改善

もち肌になるには、生活習慣を改善し、肌の弾力を取り戻す

もち肌を作るには、お肌の弾力を取り戻すことがひとつです。

お肌の弾力の元になっているのは、コラーゲンやエラスチンでしたね。

それらを外から補給するのは、実はちょっと難しいです。例えば化粧品は、基本的に真皮まで浸透しません。

コラーゲンやエラスチンを増やすには、体内での生成量を増やすのが、もっとも効果的です。

では、そのためにはどうしたらいいのでしょうか?

コラーゲン・エラスチンの生成も、身体の「代謝」のひとつです。つまり代謝を上げることが、お肌の弾力を取り戻すことにもつながります。

それには下記のような、健康的な生活を送ることです。一般的に「いい」と言われるような生活習慣ですね。

・睡眠時間はしっかりとる
・ストレスはためない
・適度な運動をする
・バランスの良い食事をする
・身体を冷やさない
など

どれも、今更ここでご説明する必要もないくらい、本当に基本的なことかもしれません。

ただ、お肌について取材をしていて、どの先生もおっしゃるのが、この生活習慣の大切さです。

きれいなお肌は、身体の健康なくしてありえません。そして、健康を作るのが、日々の生活習慣です。

ある先生は、「エステで一回きれいになっても、生活習慣が乱れていると、お肌の調子はすぐ悪くなって、エステの意味がなくなってしまう」とおっしゃっていました。また、睡眠時間をしっかり取るようになって、ただそれだけでお肌に潤いが戻ったというお客様の話も、お聞きしたことがあります。

生活習慣の改善も、スキンケアのひとつなんです。私はエステサロンの先生方に取材するようになって、そう考えるようになりました。

それは、お肌の弾力を取り戻すのにも、当てはまることです。

ビタミンCの摂取

もち肌になるには、ビタミンCを摂取し、肌の弾力を取り戻す

コラーゲン・エラスチンを増やすのに、生活習慣の改善のお話だけでは、お叱りの言葉をいただいてしまいそうですから、もうひとつご紹介します。

それは、ビタミンCをしっかり摂取することです。

ビタミンCは、美容的には美白のイメージがあるのではないかと思います。ただ、それだけではなく、コラーゲンの生成にもビタミンCが必要です。

先程お話したように、化粧品は真皮まで浸透しませんから、コラーゲンの生成を促したいときは、食べ物からビタミンCを摂ることをおすすめします。

ビタミンCは、野菜や果物に多く含まれていますね。

■ ビタミンCの含有量が多い代表的な野菜・果物
・パプリカ
・パセリ
・芽キャベツ
・ピーマン
・にがうり
・ゆず
・レモン
など

ちなみに、ビタミンCは熱に弱く、水で流れやすい性質があります。そのため、野菜はサラダで食べるようにすると、ビタミンCを効率的に摂取することができます。

もち肌になるには、肌に潤いを与える

保湿

もち肌になるには保湿し、肌に潤いを与える

お肌が潤っていなければモチモチしませんから、もち肌を作るには、スキンケアでしっかり保湿することが大切です。

このサイトでもたくさんの先生方に、保湿におすすめの方法を教えていただきました。

その中でも多かったのが、「ローションパック」です。

ローションパックは、手で化粧水をつけるよりも、たっぷりの量を使うことができます。パックが「ふた」になって、化粧水を閉じ込める効果もあります。

IL SALONE の伊東 晃 先生には、ローションパックの応用方法をご紹介いただきました*1。パックの上からラップをかければ、「ふた」の効果がさらに高まります。他にも、100円ショップで取り扱っているシリコンマスクを使う方法もおすすめだそうです。

リラクゼーションエステ Soin の行木 亮子 先生には、パックで穴が空いている場所に、コットンパックを乗せるアドバイスをいただきました*2。行木 先生のご指摘で「なるほど」と思ったのですが、穴の空いている場所(例えば、目など)ほど、乾燥しやすい場所なんですよね。そこをコットンパックで、しっかりカバーしてあげます。

他にも、ボディ&スキンケアルーム ルージュ 恵比寿 の小谷 悦子・加藤 アヤ子 先生には、リフトアップにもなるパックの使い方を教えていただきました。しっかり保湿できるだけではなく、顔のたるみの改善になるのも嬉しい内容です*3。

下記に、これらの記事へのリンクを掲載しておきますので、是非合わせてご覧になってみてください。

*1 伊東 先生の記事は、「化粧水は手よりもローションパック!5段階レベルアップ術」をご覧ください。

*2 行木 先生の記事は、「乾燥肌の保湿におすすめシートパックの使い方!簡単な工夫も」をご覧ください。

*3 小谷・加藤 先生の記事は、「顔のたるみをとる!リフトアップにもなるパックの使い方とは」をご覧ください。

肌に優しいクレンジング

もち肌になるには、肌に優しいクレンジングで、肌に潤いを与える

エステサロンの先生方に取材していると、クレンジングの話題がよく出ます。

クレンジングは、メイクの汚れを落とす大切な工程です。ただその一方で、お肌への負担も少なくありません。

長時間クレンジングをしすぎたり、洗浄力の強いものを使っていたりすると、メイクの汚れだけではなく、皮脂や角質まで取りすぎてしまいます。

それらは、お肌の水分を保持する役割もありましたね。

それによって、お肌の中の水分は蒸発しやすくなり、乾燥やトラブルの原因にもなります。

クレンジングは、お肌に負担をかけないことです。

30度前後のぬるま湯で、長時間しすぎないようにしましょう。クレンジングをしながら、マッサージをするのもおすすめしません。出来るだけお肌に優しいクレンジングを選ぶことも、大切です。

クレンジングについては、Natural Forest organic beauty salon の山村 真紀 先生にもお話しいただきましたので、そちらの記事も是非ご覧になってみてください*。

* 山村 先生の記事は、「クレンジングの種類と選び方!合成界面活性剤には注意しよう」をご覧ください。

まとめ

お肌に弾力がある、お肌が潤っている。

もち肌に必要な要素は、こうしてまとめてみると基本的なことです(それは、どんなお肌にも言えることなのかもしれません)。

お肌が健康であれば、自然とモチモチします。

もち肌になるには、「健康的なお肌を作る」というスキンケアの基本に立ち返ってみてはいかがでしょうか?

本日のキレイの先生