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女性の顔そりは美肌効果も!顔の産毛処理だけじゃない美容法

女性お顔そり専門店 東京すがお  高木 映理 先生

女性の顔そりは美肌効果も!顔の産毛処理だけじゃない美容法

「キレイの先生」編集部です。

お顔そり。これまで顔の産毛の処理くらいにしか考えていませんでした。

でも、その効果はそれだけじゃなかったんですね。

女性お顔そり専門店 東京すがお の高木 映理 先生 は、女性のお顔そりを「カミソリ技術を活用したお肌育てエステ」と例えられました。

お顔そりは美肌にも効果的で、女性にもおすすめのケアです。

ただ、ご自分で行うには注意が必要で、デリケートな技術といえそうです。

実際、他人にカミソリで顔そりをするには、理容師の国家資格が必要で、どなたでも簡単にできるものではありません。

今回話をお聞きした高木 先生は、お顔そり専門のサロンを運営されていらっしゃいます。

そんなお顔そりのプロでいらっしゃる高木 先生に、女性のお顔そりについてお聞きました。ご自分でお顔そりを行うときのアドバイスもいただいています。

目次

お顔そりの効果
・産毛の処理
・顔がワントーン明るくなる
・美肌

お顔そりの注意点
・角質の取りすぎ
・カミソリをあてる力
・頻度について

お顔そりの方法
・順番:クレンジング・洗顔の後
・道具:カミソリ
・アイテム:クリーム
・そり方:上から下に
・アフターケア:肌を冷やす

まとめ

お顔そりの効果

顔そりの効果

産毛の処理

お顔そりのいちばんの目的は、産毛の処理です。

私たちの産毛は黒に近い色をしています(色には個人差があり、透明に近い薄い色の方もいらっしゃいます)。

色が濃かったり、太かったり、密に生えていたりすると、産毛が目立つようになります。

お客様の中には、下記のような場所で産毛が濃くてお悩みの方が多いです。

・鼻周り
・口周り
・眉毛の下あたり
・もみあげのあたり
・おでこ
など

お顔そりは、それらの気になる産毛をプロ用専用カミソリで剃っていきます。

顔がワントーン明るくなる

産毛のほとんどが、黒に近い色をしています。

そのため産毛を剃るだけで顔がワントーン明るくなり、顔の印象が変わります。

また、産毛を剃ることでお肌はすっきりした状態になって、ファンデーションの付きなど、化粧乗りも良くなります。

美肌

顔そりの美肌効果

ほとんどの方がお顔そりは、産毛の処理だとお考えのようです。

もちろんそれも大きな目的ですが、「正しい方法」でお顔そりをすると、美肌にもつながるお肌育てともいえます。

表皮*は平均0.2㎜といわれている薄い膜です。その表皮にある、いらない角質*だけをカミソリで取り除いてあげると、肌内部が活性化し、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を健康な状態にするお手伝いができます。

その結果、下記のような美肌効果も期待できるのです。

・お肌の透明感が出る
・お肌に潤いがでる
・お肌が柔らかくなる
・お肌に弾力がでる
・キメの整ったお肌になる
・化粧品のなじみが良くなる
・シミの改善
・ニキビの改善
など

つまり、定期的にお顔そりをすることで健康で元気なお肌になります。お肌がどんどん育っていく感じです。

肌質改善にもつながりますので、乾燥肌や敏感肌、お肌が弱い方にもおすすめです。

お顔そりは、「カミソリ技術のお肌育てエステ」といえるのではないでしょうか?

ちなみに私は、リンパの流れや表情筋にも意識をし、お顔そりをしています。血行を良くすることで顔色も良くなり、リフトアップにもつながります。

* 編集部の補足:表皮と角質について
お肌は、表面から「表皮」・「真皮」・「皮下組織」の層が重なって出来ています。
そして、その表皮の表面にある古い肌細胞が「角質」です。
お肌は、中で新しく生まれた肌細胞が少しずつ上がって、古い肌細胞が垢になってはがれ落ちていく新陳代謝が働いています(それをターンオーバーといいます)。
角質がきちんとはがれ落ちないと、ターンオーバーの働きも悪くなってしまいます。

お顔そりの注意点

顔そりの注意点

このようにお顔そりは、女性の美肌にもとても効果的です。

ただ「正しい方法」で行わなければ、逆効果になってしまうこともあります。

そのため、お顔そりは自己処理することもできますが、できればプロの方にしていただくのをおすすめします。

角質の取りすぎ

お顔そりで剃れるのは、産毛だけではありません。角質も剃れてしまいます。

そのため、お顔そりは肌に刺激があるということを知っておきましょう。

いらない角質を取ると、たしかに美肌のお手伝いになります。ただ、この角質は「取れるだけ取れば良い」というものではありません。

角質にはお肌を守っている働きもあるため、取り過ぎると下記のような肌トラブルの原因につながります。

・お肌が固くなる
・お肌がテカる(皮脂の過剰分泌)
・敏感肌
・くすみ
・しみ
・産毛が濃くなる
など

角質を取りすぎると、お肌がお肌を守ろうと角質を厚くしてしまいますので、角質のすべてを取ってしまうのではなく、ある程度の角質を残してあげることが必要です。

そのためサロンでも、「これ以上カミソリをあてると、かえってお肌を傷つけてしまう」というときには、お客様の了承を得て、産毛を少し残すこともあります。

濃い部分を処理してあげれば、ほんの少し産毛が残っていても気にならず逆に顔色の透明度があがります。

カミソリをあてる力

顔そりでカミソリをあてる力

ご自分でお顔そりをするとき、カミソリのあて方には注意が必要です。

カミソリをそっと持ち、力は入れないようにしましょう。

私がお客様にお顔そりをしていると「カミソリはあたっていますか?」「これで剃れてるの?」と不安そうに尋ねられることがあります。

カミソリをあてるのは、それくらい軽い力で十分なのです。

お客様がそうお聞きになるということは、ご自分でお顔そりをするとき、どのくらい力がはいっているか想像がつきますね。

自分でお顔そりをすると痛みを感じにくく、あて方も強くなりがちです。

すると、目には見えていなくても「不見傷(ふけんしょう)*」が出来てしまうこともあります。

また自分で行うと、鏡では見えづらく、カミソリを入れる角度が難しい部分もあります。特に目の周りなどは角質が薄く、剃り過ぎてしまうと肌トラブルの原因にもなってしまいます。

このように、ご自分でお顔そりをするのは、実は簡単なことではありません。それは皆さまだけではなく、私自身にも当てはまります。

そのため、お顔そりをお受けになったお客様には、「もう自分では怖くてできない」という声を聞く事が多いです。

* 不見傷とは、目に見えない傷のことをいいます。

頻度について

サロンにお越しになられる方は、濃い産毛でお悩みの方が少なくありません。中には、3日に一度は産毛の自己処理をされている方もいらっしゃいます。

それがサロンでお顔そりをお受けになると、「一ヶ月間カミソリをあてなくても大丈夫だった」というように、産毛が気にならず薄くなるのを実感される方が多いです。

元々、毛は身体を守るための働きもありますから、お肌に負荷がかかると産毛は濃くなり、刺激が少なければ薄くなっていくのではないでしょうか? とても興味深い現象です。

お顔そりの方法

顔そりの方法

では最後に、ご自分でお顔そりをするときの方法を、ポイントに分けてご紹介させていただきます。

なによりも「お肌を傷つけない」ことが大切です。

順番:クレンジング・洗顔の後

お化粧やお肌の汚れを、クレンジング・洗顔でキレイに落とします。

その後にお顔そりをしましょう。

お肌が汚れたままお顔そりをすると、カミソリに汚れが引っかかりお肌を傷つけてしまいます。

道具:カミソリ

カミソリにも種類があります。

ご自分でお顔そりをする時のおすすめは一枚刃のセーフティワイヤー付きカミソリです。

これは産毛が絡まりにくく、ちょっと間違ってしまってもお肌が切れないようになっています。

電動シェーバーをお使いの方もカミソリと同じようにあて方が強くなり過ぎないように心がけましょう。

アイテム:クリーム

角質を剃り過ぎないように、お肌を守る膜を作りましょう。

おすすめはクリームです。普段のスキンケアでお使いのもので大丈夫です。

クリームをお肌の状態を隠さないように、薄く塗って膜を作ります。すべりが良くなりますから、かみそりを強く当てなくても剃りやすくなります。

泡立てた洗顔料を膜にしても良いですが、泡で産毛が見えづらく乾燥もしてしまうため、クリームを薄く塗った方が良いでしょう。

そり方:上から下に

産毛を剃るときは、毛の流れに沿うのがポイントです。産毛は基本的に上から下に生えています。かみそりも、上から下に当てるようにしましょう。

毛の流れに逆らって下から上にそると、角質を傷つける原因になります。

ちなみに、これは男性の髭そりなどにも当てはまります。男性と比べると女性の方が、角質が薄くお肌が傷つきやすいため、より注意が必要です。

アフターケア:肌を冷やす

お顔そりを終えた後のお肌は、代謝が上がりお肌の中が熱を持っている状態です。

お肌にとても負担がかかっていますから、そのまま放っておくと赤みやかゆみなどにつながってしまいます。

お顔そりを終えた後は、お肌内部を冷やして落ち着かせましょう。サロンでも、専用の泥パックでお肌を沈静させています。

ご自宅では、コットンに化粧水をつけ、顔に3分くらいのせておくのが良いでしょう。

その後に、クリームなどでお肌をしっかりと保湿してあげます。

スキンケアの順番をまとめると、下記のイメージですね。

1) クレンジング・洗顔
2) 【クリーム(お肌に保護膜を作る)】
3) 【お顔そり】
4) 【化粧水(お肌を冷やす)】
5) クリーム(保湿)

まとめ

「キレイの先生」編集部です。

「きれいになろう」と顔の産毛を処理するためにお顔そりをしても、それがお肌を傷つけてしまうこともあるんですね。

たしかにちょっと考えれば、当たり前のことです。お肌にかみそりの刃を当てているのですから、刺激はあります。

お顔そりがデリケートな技術であることが、皆さまにもお分かりいただけたのではないでしょうか?

高木 先生は「自己流でお顔そりをされるよりも、プロにしてもらってほしい」と仰っていました。

たしかに何事も、正しい方法で行うことが大切ですね。お顔そりも間違った自己流よりも、プロにしてもらった方が効果的で安心です。

もしご自分でお顔そりをするときは、お肌を傷つけてしまわないよう、高木 先生のアドバイスをご参考にしてみてください。

(編集部:「キレイの先生」編集部 取材:女性お顔そり専門店 東京すがお 高木 映理 先生、「キレイの先生」編集部)

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