「健太郎漢方針灸」では、「リバースセラピー」という独自のメソッドを行っています。これは、カウンセリングを取り入れながらのマッサージで、お顔のリフトアップを通じて心を癒すメソッドです。私は針灸師として鍼灸治療も行っているのですが、体やお顔だけのケアでは限界があることを感じており、「心を癒す」ことに行き着きました。
「右脳」・「左脳」とお顔の関係性
人のお顔は、脳の状態を表します。
当然ですが、楽しいと笑顔になります。一方で、気持ちが沈んでいると、お顔も下がり、表情も暗くなります。
私たちの脳は、「右脳」と「左脳」に分かれており、それぞれの役割や特徴は異なります。
右脳は芸術的な感性を、左脳は論理的な思考を司っていることは、お聞きになったことがあるかもしれません。
今回、さらにポイントとなるのは、下記のような特徴です。
■ 左脳
「男性性」・「父親」の影響を受ける
■ 右脳
「女性性」・「母親」の影響を受ける
右脳と左脳は逆側の半身を司る
そして、興味深いことに、右脳と左脳とでは、その状態が表れる場所が下記のように違います。
・右脳:「左」顔・半身
・左脳:「右」顔・半身
つまり、どちらの脳も、逆側の半身を司っているとお考えください。
お顔は左右の差がある
実は、私たちの顔は、左右で差があります。
ただ、ご自分の顔を鏡で見て、そのことをはっきり意識される方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。
下記の女性の写真を見てみてください。
なにも違和感はありませんね。
では、お顔の「左」半分だけを切り取り、もう反対側に反転させたものをくっつけて、ひとつの顔を作ってみましょう。
今度は、お顔の「右」半分で作ってみると、どうなるでしょうか?
いかがですか? 同じ女性なのにも関わらず、まったく違う印象を受けると思います。
これは、右脳と左脳の状態が異なり、それがお顔に表れているためです。
あなたは左右どちらのお顔が好き?
皆さんも、ご自分では気づかないだけで、お顔は左右で差があるはずです。
試しに、鏡の前に立って、左右どちらか半分だけを隠してみてください。
おそらく、「こちら側の顔の方が好き」「こちら側の顔は嫌い」といった感想があるでしょう。
そして、「嫌い」と感じた片側を司る脳にこそ、あなたのテーマが隠されていると考えられます。
例えば、「左」側の顔が好きではないと感じる方は、「右脳」にテーマがあると考えられます。では、右脳の特徴を思い出してみてください。 「女性性」・「母」ですね。その方のテーマは、女性性や母親にあるのかもしれません。
それが一体どういうことなのか、それはまた次の記事でご紹介させていただきます。
※編集部:健太郎漢方針灸 松浦 健太郎 院長 の次回の記事は、2015年10月27日に公開予定です。
(取材:「キレイの先生」編集部 文:健太郎漢方針灸 松浦 健太郎 院長、「キレイの先生」編集部)