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スマホは美容的に要注意?「正しい姿勢」が美肌に大切な理由

ASヒカレ [東京都]  角 敦子 先生

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「ASヒカレ」では、姿勢矯正のレッスンも行っています。「エステティックサロンで姿勢矯正?」と意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「正しい姿勢」は美肌にも大切なことです。今回は、スマホを見るときの姿勢を例にして、姿勢とお肌の関係性について、考えてみたいと思います。

スマホを見るときに「頭」が下がる

前回の記事でご紹介しましたが、「正しい姿勢」とは、身体にしっかりと軸があることです。そして、その軸は、インナーマッスル(骨を動かす筋肉)で作られます。

私たちの身体は、「ここはこう動かすべき」という、構造のセオリーのようなものがあります。

そのセオリーから外れた動かし方をすると、ある部分のインナーマッスル(深くにある骨を動かす筋肉)ばかり使い、ある部分のインナーマッスルはほとんど使わない、といったことが起こります。

すると、軸がなくなってしまい、「正しくない姿勢」につながってしまいます。

(詳細は「きれいな姿勢が理想だが、人の体が簡単に悪い姿勢になる理由」をご覧ください)

目線の動かし方

例えば、「目線」にも、動かし方のセオリーがあります。

皆さんは、右を見るとき、どうしますか? 身体の構造からすると、本来は下記のような動かし方をするべきです。

1. 「目」だけで右を見る
2. それでも足りなければ、「顔」の向きを変える
3. それでも足りなければ、「体」の向きを変える

つまり、動かし方にも順番があり、目線の場合は、まずは目を動かすのがセオリーです。

では、スマホを見るときのことを思い出してみてください。

電車内を見ていてもそうですが、ほとんどの方が、顔を下に向けています。

すると、重い頭を支えようと、首と肩に負荷がかかります。まさに、一部分のインナーマッスル(ここでは首と肩)ばかりが使われて、他の部分のインナーマッスルはほとんど使われていない状態です。

「正しい姿勢」とはいえませんね。

肌荒れや不健康の原因に

では、頭が下を向いていると、お顔や身体には、どんな影響が表れるのでしょうか?

シミやむくみなどの肌トラブルに

首には、血管やリンパが流れています。

首に負荷がかかれば、血流やリンパの流れが悪くなってしまいます。

お肌に必要な栄養は、血液から運ばれていますから、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)の悪化につながります。その結果、「シミ」や「しわ」などの肌トラブルが出てしまうかもしれません。

また、リンパが詰まれば老廃物を流せませんから、「むくみ」や「たるみ」などの原因にもなります。

(編集部:リンパについては、「肌トラブル予防に顔のリンパを流す簡単な10の手順【前編】」も合わせてご覧ください)

呼吸が浅くなる

突然ですが、大きく息を吸ってみてください。

顔はどう動きましたか? おそらく息を吸ったときに、顔が上に向いたのではないかと思います。

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顔が上に向いているときは、たくさんの息が吸えます。

逆に、顔が下を向いていると、息が吸いづらく、呼吸が浅くなってしまいます。

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呼吸が浅ければ、全身に運べる酸素量も減ってしまいますから、健康には良くありませんね。もちろん、お肌にもマイナスです。

食事をしづらい

今度は、顔を下に向けたまま、あごを動かしてみてください。次に、顔を起こし、同じようにあごを動かしてください。

どちらが動かしやすいですか?

おそらく、顔を起こした方が、あごも動かしやすかったはずです。食事をするときも、かみやすいでしょう。

また、顔が下に向いていては、「食道」も窮屈に感じ、食事を飲み込みづらいです。

このように、姿勢は、(広い意味で)味覚にも関わっています。

リラックスできない

最後に、これは首だけに限りませんが、身体をセオリーから外れた動かし方をすると、ある部分のインナーマッスルばかりが使われます。筋肉は使われていれば、固くなります。

リラクゼーションサロンで、マッサージを行うのは、人は筋肉が緩むとリラックスするためです。

しかし、「正しくない姿勢」で筋肉が固くなっていると、なかなかリラックスもできません。

姿勢は、お肌や身体だけではなく、心ともつながっているのです。

まとめ

スマホを見るときの姿勢を例にしましたが、「正しくない姿勢」が肌トラブルの原因になるかもしれません。

美肌には、毎日のスキンケアと同じように、「正しい姿勢」を心がけたいものです。

もちろん、「正しい姿勢」は、健康的な生活を送る上でも大切なことです。

私たちの身体は連動していますから、ある部分の軸が崩れてしまうと、全身の軸も崩れて、「正しくない姿勢」になってしまいます。

顔を下に向けてスマホを見ることが、肩こりや腰痛につながる場合もあるので、注意してください。

(取材・文:「キレイの先生」編集部)

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