私は7~8年前に初めて化粧品を手作りしてみて、自分自身でも、それ以降はずっと手作り化粧品を使用しています。精油(アロマオイル)や植物油をシンプルに混ぜたものですが、市販の製品よりも本当に良いと実感しています。そのため、サロンでも、仕上げの化粧品には、手作りの化粧品を使用しています。今回は、手作りの化粧品のなにが良いのか、作るのにどんなものを使うのか、ご紹介させていただきます。
手作り化粧品の良いところ3点
1. 添加物を入れずに作れる安全性
市販されている化粧品には、品質保持のために、添加物が含まれています。
ただ、手作り化粧品では、添加物を入れずに、余分なものを含まずに作ることができます。添加物を入れるとしても、天然のものを少量にしたりするなど、安全性を高められます。
2. 肌に良いものだけを選べる
なにを入れるかご自分で決められるため、お肌に本当に良いものを選んで作ることができます。また、ご自分のお肌(肌質)に合わせてカスタマイズできるのも、魅力的です。
3. コストパフォーマンスの高さ
原料から組み合わせて作っていきますから、同じようなものが入っている市販の化粧品と比べて、安上がりになります。
手作り化粧品に必要な原料
私が作る化粧品の原料は「天然」のものにこだわっています。
例えば、下記のようなものを原料として使用していますが、これらはアロマテラピーの専門で簡単に取りそろえることができます。
精油(アロマオイル)
植物から抽出して、人工的な加工を行っていない「ピュアナチュラル」のものがお勧めです。
植物油
食用ではなく、アロマ用の植物油です。低温圧搾法という方法で抽出した植物油をお選びするようにしてください。
フローラルウォーター
簡単にいうと、精油を作る際に副産物としてできる「お水」です。植物の成分や香りが、精油だけではなく、フローラルウォーターにも含まれています。
まとめ
化粧品を手作りするのは、まったく難しいことではありません。サロンでも、仕上げの化粧品に、手作り化粧品を使用していますが、お客様にもファンがたくさんいらっしゃいます。
以前の記事で、本当に簡単に作れる「化粧水」と「美容液」のレシピをご紹介しています。もしよろしければ、そちらもご覧になってみてください。
(取材・文:「キレイの先生」編集部)