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女性ホルモンに悪い生活習慣【女性ホルモンを学ぶ 後編】

イディア  島田 有子 先生

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これまで、女性ホルモンは減少したり、バランスが崩れたりしてしまうと、お肌の老化といわれる現象が表れやすいことをみてきました。では、なにが女性ホルモンを減少させるのでしょうか? あるいは、女性ホルモンのバランスを乱してしまうのでしょうか? 最後に、その原因をご紹介しますので、みなさんも日々の生活の中で気をつけてみてください。

過去の記事はこちら

女性ホルモンの基本のき【女性ホルモンを学ぶ 前編】

乾燥やハリ不足など肌老化も【女性ホルモンを学ぶ 中編】

女性ホルモンは加齢とともに減少する

女性ホルモンは年をとるにつれ、分泌量も少しずつ減少していき、更年期に入ると急激に減少します。

更年期は、閉経(月経がなくなること)の前後10年間を指します。

閉経の時期は個人差がありますが、平均は約50歳といわれています。すると、平均では、45歳から更年期に入っていることになり、そのころから女性ホルモンの分泌量が急激に減少する女性が多いといえます。

 女性ホルモンが乱れる原因

女性ホルモンが乱れてしまう原因としては、下記のようなことが挙げられます。

ストレス

ホルモン(女性ホルモンも含む)の分泌を指示しているのは、脳の一部の「視床下部」という部位です。この視床下部は、ストレスの影響を受けやすい部位です。そのため、ストレスを受けると、視床下部がホルモンの生成をうまく指示できなくなってしまい、女性ホルモンの分泌が乱れてしまうことがあります。

ダイエット(生理が止まる)

女性ホルモンの分泌は生理や排卵期のタイミングと合わせて変動します。そして、生理は下記のように、体脂肪率によって、周期が乱れるとされています。

■ 体脂肪率が20%以下
・生理の周期が乱れる。
・つまり、女性ホルモンも乱れる。

■ 体脂肪率が15%以下
・生理が止まる。
・つまり、女性ホルモンの分泌も減少する。

生理は、妊娠のための身体の働きです。

しかし、体脂肪率が低すぎると、妊娠の以前に、身体は生命の危機と判断します。そして、生命を守る(維持する)ため、生理を止めるのです。

私もこれまでたくさんのお客様と接してきましたが、ふくよかな人の方が、女性らしいボディラインだったり、お肌もきめ細やかだったりする印象があります。

それは、女性ホルモンも大きく関わっているのかもしれません。

ダイエット(タンパク質不足)

女性ホルモンの原料は「コレステロール」です。コレステロールというと、体に悪いイメージが強いかもしれませんが、女性ホルモンの生成には必要な成分です。

そのため、タンパク質や脂分の食材をまったく食べないと、女性ホルモンの減少につながってしまいます。

「ダイエットのために」と、お肉や油ものをまったく食べないのは、美容には良くないといえます。

冷え

身体が冷えていると、血行も悪くなります。

女性ホルモンは、卵巣で分泌され、血液を通じて全身に運ばれます。血行が悪くなると、女性ホルモンも全身に行き届きにくくなってしまいます。

女性ホルモンを活性化させるには 

つまり、女性ホルモンのバランスを乱さないためには、以下のことを心がけることが大切です。

食事

タンパク質の食材をしっかりと食べるようにしましょう。女性ホルモンの原料にもなります。

また、「イソフラボン」を多く含む、大豆が原料の食品(味噌、豆腐、納豆など)もお勧めです。イソフラボンは、女性ホルモンの「エストロゲン」と近い働きがあるとされています。

内臓を温める

女性ホルモンは卵巣で分泌されますから、卵巣を温めて、働きを活性化させてあげましょう。

腰のあたりにある「仙骨」の部分をさすってあげると、卵巣を温めることができます。

また、卵巣の「反射区(それぞれの器官や内臓につながっているとされる神経が集中している部位)」は、足のかかとの部分です。かかとをさすって、刺激を与えてあげるのも良いです。

リラックス

ストレスが女性ホルモンの乱れの原因にもなりますから、リラックスすることを心がけてください。

幸せや充実感を感じていることも大切です。恋愛するときれいになるのは、女性ホルモンも大きく関係しています。

女性ホルモンで輝く毎日を

みなさんも女性ホルモンについて、多少はご理解いただけたでしょうか?

女性ホルモンは「美のホルモン」といわれるように、女性の美しさを司っています。みなさんの周りで「イキイキと輝いていて素敵だな」と思う人は、女性ホルモンがしっかり働いているからかもしれません。

みなさんにも、女性ホルモンとうまく付き合って、輝いた毎日を送ってほしいと思います。

本日のキレイの先生