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乾燥やハリ不足など肌老化も【女性ホルモンを学ぶ 中編】

イディア [東京都 中野坂上]  島田 有子 先生

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女性ホルモンが「女性らしさ」を司っていることは、前回の記事でご紹介しました。ツヤツヤしたお肌や、キラキラした雰囲気は、女性ホルモンが源です。女性ホルモンが減少したり、バランスが乱れたりしてしまうと、お肌にも影響が表れてしまいます。今回は、その影響について、みていきたいと思います。

前編の記事はこちら

女性ホルモンの基本のき【女性ホルモンを学ぶ 前編】

お肌の老化現象が表れやすくなる

女性ホルモンが減少したり、バランスが乱れたりすると、お肌の老化といわれる現象が表れやすくなります。女性ホルモンは加齢によって減少しますから、お年寄りのお肌がしわしわで乾燥しているのは、女性ホルモンの減少も一因です。では、具体的にどんな影響が表れるのか、みていきましょう。

乾燥

女性ホルモンは、お肌の水分を保持するように働きかけると考えられています。女性ホルモンが減少すると、お肌は乾燥しやすくなってしまいます。

ハリ不足

同じように、女性ホルモンは、コラーゲンの生成を働きかけるされています。コラーゲンは、お肌の弾力成分です。そのため、女性ホルモンが減少すると、お肌にハリがなくなってきます。

その他のお肌の老化現象

その他にも、下記のようなお肌の老化につながりやすくなります。

・皮膚のざらつき

・お肌が水を弾かない

・くすみ

・血色が悪くなる

・ターンオーバーの乱れ

・かゆみ

・血管が膨張し赤味が出る

・皮脂分泌が低下して、バリア機能が低下

女性ホルモンの乱れが肌トラブルに

女性ホルモンによって肌トラブルが起きるメカニズムを、女性ホルモンのバランスが崩れたときを例にとって、考えてみたいと思います。

エストロゲンとプロゲステロンの働き

まずは、前回の記事の復習ですが、女性ホルモンは「エストロゲン」と「プロゲステロン」の大きく二つに分けられます。それぞれのホルモンの分泌量は、下記のように変動します。

■ エストロゲン
[生理の後から]増える
[排卵期の後から]減少する

■ プロゲステロン
[排卵期の後から]増える
[生理の後から]減少する

そして、今回注目したいのは、「プロゲステロン」の特性です。

プロゲステロンは、男性ホルモンに近い働きがあるとされています。具体的には、角質(お肌の表面にある古い肌細胞の層)を厚くしたり、皮脂分泌を活性化したりする、働きがあると考えられています。

生理不順が女性ホルモンの乱れに

女性ホルモンは、生理や排卵期と合わせ分泌量が変動します。生理の周期が乱れてしまうと、エストロゲンとプロゲステロンのバランスも乱れてしまいます。

例えば、生理の時期が遅くなると、プロゲステロンの分泌量が多くなってしまいます(プロゲステロンは、排卵期の後から生理までの間に、分泌量が増えるため)。すると、角質が厚くなって、ターンオーバーの乱れにつながります。

その結果、乾燥やシミの原因になるかもしれません。また、皮脂分泌が活性化されて、ニキビにつながるかもしれません。

上記は、女性ホルモンが乱れて、プロゲステロンの分泌量が増加してしまった場合の一例です。ただ、生理不順などで女性ホルモンが乱れると、肌トラブルにつながってしまうことは、お分かりいただけたかと思います。

女性ホルモンのバランスが重要

女性ホルモンで大切なのは、バランスです。バランスが乱れると、お肌にも悪影響が表れてしまいます。

では、日常のどんな行いが女性ホルモンのバランスを乱してしまうでしょうか? それはまた次回にご紹介します。

※次回の後編は2015年8月26日に更新予定です。

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