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女性ホルモンの基本のき【女性ホルモンを学ぶ 前編】

イディア  島田 有子 先生

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同じ年齢の女性でも、「お姉さん」という雰囲気の人、「おばさん」という雰囲気の人がいると思います。それはなにが違うのだろう、と考えたとき、お肌がツヤツヤしているか、ということもそうですし、目の輝きなども、あると思います。そして、それを司っているのが、「女性ホルモン」です。

女性ホルモンとは

女性ホルモンとは、妊娠の準備を手助けするホルモンで、生理にも深く関わっています。思春期から更年期にかけて卵巣で分泌され(作られ)ます(ちなみに、男性の場合、男性ホルモンは死ぬまで睾丸で分泌されます)。

エストロゲンとプロゲステロン

女性ホルモンは大きく二つに分けて、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」に分けられます。この二つのホルモンは、生理や排卵期のタイミングと合わせて分泌量が変動しています。では、それぞれのホルモンの分泌量がどのように変動し、どのような働きがあるのか、みていきましょう。

・エストロゲン(卵胞ホルモン)
[生理の後から]増える
[排卵期の後から]減少する
[働きのイメージ]妊娠しやすい身体を作る

・プロゲステロン(黄体ホルモン)
[排卵期の後から]増える
[生理の後から]減少する
[働きのイメージ]妊娠に備えた身体を作る

つまり、女性ホルモンの分泌は、下記のようなサイクルを繰り返しています。

妊娠していないと(生理になると)、エストロゲンが分泌されて、妊娠しやすい状態を作る。

排卵期になると、プロゲステロンが分泌され、妊娠の準備が行われる。

妊娠していないと(生理になると)、またエストロゲンが分泌される。

女性は、このサイクルが、28日の周期で回っています。

女性ホルモンは「美のホルモン」

女性ホルモンが関与するのは、妊娠だけではありません。卵巣で分泌された女性ホルモンは、血液を通じて全身をめぐります。そして、お肌や身体に以下のような作用があるとされています。

・きめ細やかなお肌

・女性らしいふくよかなボディライン

・つややかな髪

・イキイキ(キラキラ)した雰囲気

このように、女性ホルモンは、女性らしさを司るホルモンともいえます。「美のホルモン」といわれる所以でもあります。

水分保持やコラーゲン生成を働きかける

きめ細やかなお肌にする作用があるといっても、女性ホルモン自体に、保水力などはなく、お肌を実際に構成している成分ではありません。女性ホルモンは、お肌の働きを手助けしています。例えば、「水分を保持するように」や「コラーゲンを生成するように」と、お肌に働きかけていると考えられています。女性ホルモンは、生理を活性化させるものです。肌細胞の活性化も手助けしているのかもしれません。

一生でスプーン一杯の量

女性ホルモンは一生で、わずかスプーン一杯の量しか、分泌されません。そのわずかな女性ホルモンが、妊娠や生理に大きく関わっており、美しさの源でもあります。そのため、女性ホルモンのバランスが乱れてしまうと、お肌や身体にも影響が表れてしまいます。それは、次回にご紹介します。

※次回の中編は2015年8月17日に更新予定です。

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