美容のスペシャリストが教えるキレイ

ソフトマッサージで首と肩のハリをとって美顔・美肌になる

本日のキレイの先生

三宅 由美 先生

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パソコンに、スマートフォン、現代社会は目が疲れやすい環境にあります。目の疲れから肩こりになるひとも多いでしょう。みなさんは肩のこりをとるために、どうされているでしょうか? 私はソフトマッサージを勧めています。そして、肩のこりをとってあげると、美肌・美顔につながります。まずは、肩こりとお顔との関係性を理解した上で、ソフトマッサージについて参考にしてもらえればと思います。

肩こりとお顔の関係

肩こりがたるみ・くすみの原因に

肩こりは現代病のひとつです。お悩みになっている方も少なくないと思います。

実は、肩こりは体への負担だけではなく、お顔にも良くありません。肩こりがお顔に、どのような影響を与えるのか、みていきましょう。

  1. 目の疲れなどから肩がこる。
  2. すると、お顔から皮膚が肩の方に引っ張られ、リンパの流れが滞って老け顔になる。
  3. 結果、たるみ・くすみが出やすくなる。

このように、肩のこりが、たるみにつながることもあり、お肌の老化の始まりとなってしまう場合もあります。

肩こりをとってリフトアップ・美顔に

つまり、肩のこりをとってあげると、お顔やお肌にも良い影響があります。具体的にはふたつのことが期待できます。

■ リフトアップ(お顔を持ち上げる)
肩のこりがとれると、お顔のお肌が引っ張られることもなくなります。そのため、自然とお顔が持ち上げられやすくなり、リフトアップにつながります。

■リンパの流れが良くなり美顔に
肩がこっていると、首もこりやすくなっています。肩のこりがとれると、首もすっきりして、リンパの流れが良くなります。リンパは、ニキビなどのお肌の悩みと深く関わっていますから、美顔・美肌にもつながります。

ソフトマッサージとは

では、肩のこりをとるには、なにが良いのでしょうか?

私はソフトマッサージをお勧めします。ソフトマッサージとは、強くもむのではなく、優しく触れるようにマッサージしていく方法です。

ソフトマッサージとはなにか、背骨に歪みがあった場合を例にすると、イメージがつきやすいかもしれません。

整体とは真逆

背骨に歪みがあると、整体では、歪みの場所を元に戻すように力をかけていきます。

ソフトマッサージは、それと真逆のことをおこなうと考えてください。歪みの場所を触って、動かしやすい方向を探ります。そして、そちらの方向(動かしやすい方向)に優しく圧をかけます。強く圧をかけることはありません。

その反動で、元の場所にもどろうとする力が働くため、体本来のその力を借りて、歪みを治すことを目指します。

肩の筋肉に圧をかけない

肩こりでも、ソフトマッサージが効果的です。例えば、筋トレするときのことを考えてみてください。筋トレは、筋肉に負荷をかけていきますね。すると、筋肉は固くなります。

肩こりは、肩の筋肉がかちかちに固くなっている状態です。そこに、さらに強く圧をかけて、負荷をかけてしまうと、一時的には筋肉が柔らかくなるかもしれませんが、そのあとに固くなってしまう場合もあります。

そのため、肩こりには、強く圧をかけず、優しく触れてあげるソフトマッサージが良いと思います。

第三者の手でソフトマッサージをおこなうタッチング法

人間の体には、微弱電流が流れています。

肩がこっている人や、疲れている人は、その流れやバランスを整えることによって、血液やリンパ液の流れを促進し、こりや張りを緩和します。

微弱電流の流れをひとりで整えるよりも、第三者の手で触れて他人の微弱電流も一緒に使って、流れを整えることが、いちばんの近道です。

そのため、肩がこってしまったときも、第三者の手でソフトマッサージするのが良いと思います。