パソコンに、スマートフォン、現代社会は目が疲れやすい環境にあります。目の疲れから肩こりになるひとも多いでしょう。みなさんは肩のこりをとるために、どうされているでしょうか? 私はソフトマッサージを勧めています。そして、肩のこりをとってあげると、美肌・美顔につながります。まずは、肩こりとお顔との関係性を理解した上で、ソフトマッサージについて参考にしてもらえればと思います。
肩こりとお顔の関係
肩こりがたるみ・くすみの原因に
肩こりは現代病のひとつです。お悩みになっている方も少なくないと思います。
実は、肩こりは体への負担だけではなく、お顔にも良くありません。肩こりがお顔に、どのような影響を与えるのか、みていきましょう。
- 目の疲れなどから肩がこる。
- すると、お顔から皮膚が肩の方に引っ張られ、リンパの流れが滞って老け顔になる。
- 結果、たるみ・くすみが出やすくなる。
このように、肩のこりが、たるみにつながることもあり、お肌の老化の始まりとなってしまう場合もあります。
肩こりをとってリフトアップ・美顔に
つまり、肩のこりをとってあげると、お顔やお肌にも良い影響があります。具体的にはふたつのことが期待できます。
■ リフトアップ(お顔を持ち上げる)
肩のこりがとれると、お顔のお肌が引っ張られることもなくなります。そのため、自然とお顔が持ち上げられやすくなり、リフトアップにつながります。
■リンパの流れが良くなり美顔に
肩がこっていると、首もこりやすくなっています。肩のこりがとれると、首もすっきりして、リンパの流れが良くなります。リンパは、ニキビなどのお肌の悩みと深く関わっていますから、美顔・美肌にもつながります。
ソフトマッサージとは
では、肩のこりをとるには、なにが良いのでしょうか?
私はソフトマッサージをお勧めします。ソフトマッサージとは、強くもむのではなく、優しく触れるようにマッサージしていく方法です。
ソフトマッサージとはなにか、背骨に歪みがあった場合を例にすると、イメージがつきやすいかもしれません。
整体とは真逆
背骨に歪みがあると、整体では、歪みの場所を元に戻すように力をかけていきます。
ソフトマッサージは、それと真逆のことをおこなうと考えてください。歪みの場所を触って、動かしやすい方向を探ります。そして、そちらの方向(動かしやすい方向)に優しく圧をかけます。強く圧をかけることはありません。
その反動で、元の場所にもどろうとする力が働くため、体本来のその力を借りて、歪みを治すことを目指します。
肩の筋肉に圧をかけない
肩こりでも、ソフトマッサージが効果的です。例えば、筋トレするときのことを考えてみてください。筋トレは、筋肉に負荷をかけていきますね。すると、筋肉は固くなります。
肩こりは、肩の筋肉がかちかちに固くなっている状態です。そこに、さらに強く圧をかけて、負荷をかけてしまうと、一時的には筋肉が柔らかくなるかもしれませんが、そのあとに固くなってしまう場合もあります。
そのため、肩こりには、強く圧をかけず、優しく触れてあげるソフトマッサージが良いと思います。
第三者の手でソフトマッサージをおこなうタッチング法
人間の体には、微弱電流が流れています。
肩がこっている人や、疲れている人は、その流れやバランスを整えることによって、血液やリンパ液の流れを促進し、こりや張りを緩和します。
微弱電流の流れをひとりで整えるよりも、第三者の手で触れて他人の微弱電流も一緒に使って、流れを整えることが、いちばんの近道です。
そのため、肩がこってしまったときも、第三者の手でソフトマッサージするのが良いと思います。